本日の記録
関東地方、入梅しました。当地も朝から雨で、井戸掘りはお休みです。
砂回収器の改造を目指して、図面を描き、資材を調達しました。
資材の購入
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の改造用の資材を、ホームセンターで調達しました。
・ステンレス板 0.8×100×200
逆止弁用のステンレス板です、 厚さ0.8mmまでしか無かった |
・丁番 25mm×21mm
・小ねじ M4×10mm 2個
・小ねじ 2.6×各種
砂回収器の交換ヘッド用と逆止弁の資材です。
丁番はSUSを探しましたが、カラーしか置いてありませんでした。錆が心配です。
逆止弁の接続用、STK鋼管コネクタの締め付け用に 各種サイズの小ねじも購入しました |
・鉄鋼用六角軸ドリル 11mm
・鉄鋼用六角軸ドリル 12mm
手巻きウインチのハンドル加工用です。
鉄鋼用六角軸ドリル 11mmと12mmです、 2本で4千円!! |
道具の製作
SD2は掘削用の爪が磨耗しています。パッチを溶接して修繕するつもりでしたが、交換式の爪に付け替えることにしました。土砂の取り込みを効率化するため、全長200mmの新型機を建造予定ですが、これの試作の意味もあります。
雨天のため、外仕事はできないので、先ずはネットで資材を探して、図面を描きました。
本体材料は、外径76.3mm、肉厚2.8mmのSTK鋼管(一般構造用鋼管、JIS G 3444)、です。内径は70.7mmです。爪を交換式にするため、鋼管内部にコネクタを入れて、皿ねじで締め付ける方式にしました。
コネクタ構造 |
逆止弁は金属製です。丁番で開閉します。丁番のサイズは25mm×21mmです。
逆止弁が円形だと、開閉で本体内部に引っ掛かります。このため、金属板を長方形にしました。全体にゴム板を被せて、隙間を埋める設計です。隙間にゴム弁がダレる可能性がありますが、取り込んだ土砂が流れ出すことはないでしょう。
逆止弁 |
爪は幅広にして、根元にRを付けました。これで強度がアップするでしょう。
旧型は幅が3/16φ、改は6/16φです。展開図を掲載します。
旧型の細い爪 |
2号改の爪、交換式です |
感想と構想
図面は完成しました。材料の手配に入ります。丁番やねじは、地元のホームセンターで調達しました。
問題は、コネクタ用の外径70.7mmの鋼管です。いつもお世話になっているネットショップでは、以下の鋼管を扱っていますが、サイズが適当なのがないです。
- STK鋼管(一般構造用鋼管、JIS G 3444)
- STKM鋼管(機械構造用鋼管、JIS G 3445)
- SGP鋼管(配管用鋼管、JIS G 3452)
むきになってネット検索してやっと以下を見つけました。この規格に外径70mm、肉厚2.0mm、3.0mm、4.0mm等の製品があることがわかりました。しかし、カット販売しているショップがありません。定尺で何万円も出す余裕はありません。
- 機械構造用継目無ステンレス鋼管(JIS G 3445)、SUS304、SUS316
どうしましょ…。
外径76.3mmのSTK鋼管を溝切りして、径を狭めるしかないですね。でも、真円に加工する自信がないです。(笑)
アルバム
2016年6月5日 |
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