道具の検討
ウレタンフォームのフロート製作
は中止です。日和りました。笑
材料費が割高だし、型枠の製作も面倒くさいです。ウレタンフォームの充填・硬化待ちを何回も繰り返すのも気に入らない。
1週間前に戻って、使える材料を朝の通勤途中でネット検索しています。単なる検索だと情報が多過ぎて消化不良になるので、Amazonの商品検索に限定することにしました。ここがダメなら次はMonotaROです。
発泡合成ゴムの保温材が見つかりました。プールチューブは外れでしたが、これは良さそうです。サイズも各種あり、穴のサイズも表記されています。持ち手パイプの径25.4mmに合う資材も販売しています。
合成ゴムなら強度も十分でしょう。井戸壁と擦れても耐えられるはずです。でも、価格が高過ぎる。長さ1mで比較すると、自作した場合の3倍です。重量も重過ぎで浮力が期待できません。
却下。
結露防止、凍結防止、保温用の発泡合成ゴムチューブです。 長さ(m):2 内径(mm):25 厚み:25mm 商品重量:531g 材質:EPDM合成ゴム系断熱材エアロフレックス 価格:3,078円 配送料:込み | |
エアロフレックスチューブM25025 25mm厚×内径25mm 長さ2M
日商エアロ(Nissho Aero) | |
https://www.amazon.co.jp |
検索を続けると今度はこれが見つかりました。
発泡ポリエチレン製の水道の保温材です。強度が低く養生する材料も手配できず、一度は諦めた材料です。しかしこれは最初から保護材が巻いてあり、取り付け用のテープも付いています。VP20(外径26mm)の水道管用なので、持ち手パイプのE-25(外径25.4)ともぴったり合います。厚みは10mmで薄いのですが、外径は46mmになります。これはVP40 (外径48mm)とほぼ同じです。この外側にVP40用の保温材を巻けば厚み20mmになります。これで全体の外径は69mm、径76.3mmの井戸穴とはギリですが何とか収まります。いや、井戸の最深部以外は井戸壁が削れて、径76.3mmより拡がっているはずです。フロートの設置場所を配慮すれば問題ないはず!!(希望的観測)
VP20の水道管の保温材です、ワンタッチ式、テープ付き。 長さ(m):2 内径(mm):26 適合パイプ:塩ビ管VP20 厚み:10mm 材質:電子線架橋発泡ポリエチレン 商品重量: 価格:470円 配送料:1,080円 | |
エスロン 保温チューブ STQ20 内径26mm 2.0m
積水化学工業 | |
https://www.amazon.co.jp |
VP40の水道管の保温材です、ワンタッチ式、テープ付き。 長さ(m):2 内径(mm):49 適合パイプ:塩ビ管VP40 厚み:10mm 材質:電子線架橋発泡ポリエチレン 商品重量:127g 価格:770円 配送料:1,250円 | |
エスロン 保温チューブ 40 内径49mm 2.0m STQ40
積水化学工業 | |
https://www.amazon.co.jp |
ちょっと待て待て、内側のVP20用保温材にテープはいらないです。外側のVP40用保温材で固定すれば良いはずです。テープなしだともっと安いです。内側はこっちを手配しましょう。
ただし、掘鑿道具を井戸に沈下させた際に、内側の保温材がすっぽ抜けないように考慮が必要です。針金で結束すれば良いかな…。
内側の保温材をテープなしにするのは、価格だけではありません。フロートを後で分解できるメリットもあります。
VP20の水道管の保温材です、背割り 外径(mm):46 長さ(m):2 適合パイプ:塩ビ管VP20 内径(mm):26 材質:電子線架橋発泡ポリエチレン 商品重量:68g 価格:213円 配送料:1,200円 。 | |
エスロン 保温チューブ STN 20 2.0m (保温10mm) STN20 配管保護材
積水化学工業 | |
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浮力を計算してみましょう。検算できるように丁寧に。笑
VP20用です。
・外径46mm長さ2mの円筒形の体積A1(r2πh):3,323,805mm3=3.3cm3
・外径26mm長さ2mの円筒形の体積A2(r2πh):1,061,858mm3=1.0cm3
・バームクーヘン形の体積(A1-A2)=2.3cm3
・重量:80g
・密度(重量/体積):35.4kg/t
・浮力(水重量-物質重量)=2.2kg重/2m
VP40用です。
・外径69mm長さ2mの円筒形の体積B1(r2πh):7,478,561mm3=7.5cm3
・外径49mm長さ2mの円筒形の体積B2(r2πh):3,771,482mm3=3.8cm3
・バームクーヘン形の体積(B1-B2)=3.7cm3
・重量:127g
・密度(重量/体積):34.3kg/t、VP20とは若干誤差がありますね。
・浮力(水重量-物質重量)=3.6kg重/2m
重ね合わせると、浮力は5.9kg重/2mです。1mだと3.0kg重/m弱になります。
今まで検討していたウレタンフォームより重い素材ですが、外径を大きく内径を小さくして体積を稼いだので、大きな浮力を得ることが出来ます。
・ウレタンフォームの密度:25kg/t
・計画していたフロート浮力:1.95kg重/m
材料はこれに決めた!!
感想と構想
2年半前には見つからなかった材料が見つかりました。なんといってもお安いです。ただ配送料が割高です。ネット注文ではなく、近所のホームセンターで注文することにします。メーカー品なので取り寄せは難しくないでしょう。
次はフロート設置の組み合わせを考えます。
材料は2mですが、電線管は1.8mです。両端にボルトを設置しているので、フロートを被せられるのは1.7m分しかありません。これで浮力は5.6kg重になります。
水密化の要否も合わせて検討です。水密化で得られる浮力は14.4kg重でした。フロート3本で代替できます。水密化には3本組6セットで18本の電線管の両端、計36ヶ所にウレタンフォームの充填が必要です。労力に見合わない気がします。検討の続きは来週にします。
明日から週末です。エンジン草刈機をちゃっちゃと修理して草刈り再開。マルチの廃ビニール収容所を作って、やっと井戸掘り現場の整理です。
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