本日の記録
作業時間 9:00〜17:30
掘削記録 70cm(深度2,910cm)
開始水位 540cm(水深2,300cm)
昨夜は木枯し一号が吹いたそうです。今日は当地も風が強いです。しかし井戸掘り現場は山陰で、北風を遮ってくれます。お陰で穏やかな一日でした。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×16=2,970cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×14=2,970cm
・ポンプ式井戸掘り器
掘削の状況
何時もの様に沈殿した土砂を浚います。ポンプ式井戸掘り器2号のリトルドラゴンを使ってみます。昨日はゴム弁がずっこけましたが、焦って急激に引き上げたのが悪かったのかもしれません。
リトルドラゴンを井戸底に降ろすと、昨日マーキングした赤テープの高さは32cmです。昨日は高さ5cmまで浚渫しましたが、地下水に拡散していた粘土や細砂が沈殿したのでしょう。
リトルドラゴンを井戸底に押し込むと、赤テープの位置が10cmまで下りました。昨日より5cmほど高いです。これはDVソケットとTSソケットの高さの違いですね。
リトルドラゴンを引き上げると、細砂と粗砂が揚がりました。
ポンプ式井戸掘り器2号が着底しました、 赤テープの位置は32cmです |
沈殿した細砂と粗砂が揚がりました |
昨日、修理した径50mmオーガの初投入です。ブレードを修理したことで掘削効率が上がることを期待しています、
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは80cmです。昨日はハンドル高さ65cmまで掘り下げましたので、15cm分の掘りクズが溜まっていることになります。昨日、散々掘りクズを浚ったのにしつこく残っています。まー良いか、このまま続行です。
ハンドルを回すと、砂利の衝突は僅かです。パイプ延長の都合もあり、ハンドル高さ40cmまで、25cm分を掘り下げました。掛かった時間は40分弱です。先週は45cm分を掘り下げるのに、約2時間掛かりましたので約1.7倍の効率アップです。動力源が機械ではないので、効率だけでなく肉体疲労低減が大いに助かります。
溶接の強度も充分です。良かった。
修理した径50mmオーガで下穴を開けます |
ブレードを修理した径50mmオーガに期待です |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは80cmです |
径50mmオーガで25cm分の下穴を開けました、 ハンドル高さは40cmです |
径50mmオーガの修理した溶接は無事です |
オーガの引き上げ時は持ち手パイプを、ウインチの単管に保持ロープで引っ掛けて、パイプの切り離しを行います。ボルトの緩みをチェックしながら、パイプを上げ下げしていますが、保持ロープが不味い感じ。3本編みのポリロープの内、2本が擦り切れています。事故発生前に予防交換です。
オーガの引き上げ作業中です、 保持ロープが磨耗しています |
3本編みの5mmのポリロープの2本が切れていました、予防交換しました |
下穴を径75mmオーガで拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは90cmです。10cm分、掘りクズの嵩が増しました。
ハンドルを回すと、最初は掘りクズを解しているはずですが、砂利がガリガリ衝突します。井戸壁の掃除が足らなかったのでしょうか?
ハンドル高さが65cmまで下りました。ここからは下穴の拡張です。下穴を開けているときは、あまり砂利は感じませんでしたが、下穴の拡張では砂利が度々衝突します。
以前はガムシャラに下穴を拡張していましたが、先週今週と井戸壁に取り残した砂利に苦労させられています。今回はハンドルを左回転で戻したり、いったん掘り下げたオーガを引き上げて掘り直したり、ハンドルを煽ったり、井戸壁の掃除を心掛けて掘り進めました。
20分掛けて25cm分の下穴を拡張しました。ハンドル高さは40cmです。
径75mmオーガを引き上げる際も、もう一度、ハンドルを煽って井戸壁を掃除しました。
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは90cmです |
径75mmオーガで下穴を拡張しました、 ハンドル高さは40cmです |
径75mmオーガが帰還しました |
掘りクズを浚います。掘りクズは50cm以上溜まっているはずです。信頼性の高い旧型のポンプ式井戸掘り器1号を投入します。
ポンプ式井戸掘り器を井戸底に降ろすと、マーキングの赤テープの位置は高さ16cmです。朝のリトルドラゴンとは先端のソケットの種類が違うので、高さの換算が微妙ですが、掘りクズは10cmほど嵩が増しています。
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に押し込みます。マーキングは16cmの高さから、排水枡の下に入り込み、高さは-7cmになりました。23cm分の掘りクズを取り込みました。しかし、掘りクズは50cm以上溜まっているはずです。もっと下がっても良いはずです。ポンプ式井戸掘り器の径50mmのパイプが満杯なのでしょうか?
いったん、ポンプ式井戸掘り器を引き上げて確認します。圧力抜き孔に指を挿し込んで確認しましたが、余裕があります。揚がってきたのは粗砂と砂利です。
もう一度、井戸底にポンプ式井戸掘り器1号を降ろして、土砂を浚います。マーキングの赤テープの位置は高さ-6cmです。先程より1cm戻っています。更に井戸底を突いても、持ち手パイプが下がりません。
うーん、また井戸壁に引っ掛かっているとしか思えない。あれほど丁寧に井戸壁を掃除したのに。(泣)
信頼性の高いポンプ式井戸掘り器1号で 掘りクズを浚います |
ポンプ式井戸掘り器1号が着底しました、 赤テープ位置は16cmです |
ポンプ式井戸掘り器1号が中々下がりません、 赤テープ位置は-7cmです |
揚がってきたのは粗砂と砂利です |
2回目も粗砂が揚がりましたが、 量が少ないです |
こんなことでは挫けません。
径75mmオーガで再度、井戸壁を掃除すれば良いんです。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは72cmです。掘り下げた井戸底まで30cm以上も掘りクズが残っています。いや、先程はハンドル高さが90cmだったから、20cm近く掘りクズを除去出来ているという事です。プラス思考〜♪
ハンドルを回すと、いきなり砂利がガリガリと当たります。井戸壁の砂利か、掘りクズに沈下した砂利が詰まっているのかは区別できません。
オーガのサイドブレードで、壁をなぞる事で掃除ができるはずです。あまりハンドルを押し込まずにハンドルをクルクル回転させて掘り下げていきます。
10分強でハンドル高さ40cmまで、掘りクズを掘り下げました。
径75mmオーガで井戸壁を掃除します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは72cmです、 32cm分の掘りクズが溜まっています |
径75mmオーガで井戸壁を掃除しました、 ハンドル高さは40cmです |
今度こそ井戸壁はキレイになったはずです。それより、沈下した砂利が溜まっているのがポンプ式井戸掘り器が突っ掛かる原因では? もしかして、もしかしたら、今度こそ「大きな石」が邪魔をしているのかも?
ならば、ドラゴンジョーの投入です!!
ドラゴンジョーを井戸底に降ろすと、マーキングの赤テープ位置は-5cmです。余り変わりがない。
ドラゴンジョーを井戸底に押し込むと、マーキングが-16cmまで、下がりました。10cmちょっとしか下がりません。ぐぬぬ。こんな事でも挫けません!!
ドラゴンジョーを引き上げましたが、細砂と粗砂しか揚がりません。「大きな石」は何処だよ!!(怒)
砂利が溜まっている様です、 ポンプ式井戸掘り器2号に ドラゴンジョーを装着しました |
ドラゴンジョーが着底しました、 赤テープ位置は-5cmです |
細砂と粗砂が揚がってきました、 砂利は大して揚がりません |
三度、径75mmオーガで井戸壁を掃除します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは55cmです。掘り下げた井戸底まで、まだ15cm分の掘りクズが残っています。いや、先程はハンドル高さが72cmだったから…。止めておきましょう。段々虚しくなってきた。そうそう、自分を騙せません。
ハンドル高さ40cmまで、15cm分の掘りクズを掘り下げて井戸壁を掃除します。確かにガリガリと砂利が当たりますが、固くはありません。これがポンプ式井戸掘り器を邪魔しているとは思えないのですが…。
掘りクズを相手にするのも飽きました。掘り進めることが出来ないと、精神衛生上も宜しくない。
径75mmオーガで、このままちょいと掘り進めてみます。10分ほどで10cmを掘り下げました。ハンドル高さは30cmまで下りました。ハンドルが低くて、ぎっくり腰が危ない。それに下穴無しだとハンドルが重いです。10分で10cmの掘り下げなら、掘削効率は非常に良好ですが、動力源のパワーが続きません。単気筒、ショートストロークですし。
径75mmオーガで三度、井戸壁を掃除します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは55cmです |
径75mmオーガで井戸壁を掃除しました、 ハンドル高さは40cmです |
径75mmオーガで10cm分を掘り下げました、 ハンドル高さは30cmです |
また掘りクズを浚います。ドラゴンジョーです。
ドラゴンジョーを井戸底に降ろすとマーキングの位置は高さ-5cmです。掘りクズの嵩が増して10cmほど戻っています。
ドラゴンジョーを井戸底に押し込むと、マーキングは-19cmまでしか下がりません。前回から、3cm深くなっただけです。
止めだ、止め止め!!
掘りクズ浚いなど、やってられるか!!!
ちーとも、進まん。
怒り心頭で、写真撮影を忘れました。
ドラゴンジョーを引き上げましたが、粗砂と砂利が少々です。
本日掘り揚げた砂利は 笊1杯分になりました |
掘りクズ処理は飽きました。
新たに井戸底を掘削します。径50mmオーガで下穴を穿ちます。先程、ハンドル高さ30cmまで掘り下げましたので、持ち手パイプの高さが足りません。45cmと90cmの短尺パイプを外して、180cmの定尺パイプに交換します。これで45cmの延長です。径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは97cmです。先程、ハンドル高さ30cmまで掘り下げて、持ち手パイプを45cm延長したので、75cmのはずです。残りは掘りクズが22cm分、溜まっていることになります。んー、掘りクズはもう良い。知らんわ!!
径50mmオーガのハンドルを回して、下穴を穿ちます。
あー、井戸掘りは楽しいなっと。
ブレードを修理した径50mmオーガは着実に下がっていきます。でも、ぐいぐい下がっていく感触ではありません。下がることは下がりますが、まどろっこしい。修理したのにダメじゃん!!
20分で15cmほどハンドルが下がりましたが、どうも伸びが悪いです。ここで、井戸底への噛み付き防止で、いったんオーガを引き抜きました。そして再度、掘り下げ始めると具合が良いです。数cm分を掘り下げるのに1分も掛かりません。径25mmオーガで掘り抜いたときもそうでしたが、オーガを引き上げて掘削部に水を流し込むと、楽に掘り下げられるようです。
10分で20cm分を掘り下げました。気持ちがスカッとします。こうでなくっちゃ。
計算してみると、深度29m10cmに到達です。
径50mmオーガで新たに下穴を開けます |
径50mmオーガで35cm分の下穴を開けました、 ハンドル高さは40cm、 深度29m10cmに到達です |
掘りクズ浚いは、来週の宿題です。それまでに、良いアイデアが出ることを期待しています。
感想と構想
掘りクズに苦労していますが、深度29mを突破しました。深度30mまで、残り90cmです。来週には到達できるでしょう。
修理した径50mオーガですが、掘削効率が良くなりました。
もっと掘れます。
それって、どれ位い?
うん、50mかな。(笑)
アルバム
2015年10月25日 |
0 件のコメント:
コメントを投稿