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投稿日 2015年10月28日水曜日

掘りクズ浚いの新アイデア

道具の検討


掘りクズ浚いが失敗するのは、井戸穴の形状だと推定しました。井戸穴が径75mmギリギリなのか、または真直ぐ掘れていないかのどちらかです。何れにせよ、井戸穴の矯正が必要です。そのためには掘りクズを除去する必要があります。

対策は…。
今のポンプ式井戸掘り器より、細いモノが必要です。

ポンプ式井戸掘り器1号、2号共にVP50の塩ビパイプとソケットで製作しています。これより細いパイプとなると、VP40です。VP40なら井戸壁に凸凹があっても引っ掛かることはないでしょう。容量がVP50より小さくなりますが、これは仕方ないです。
でも、製作には40×25のインクリーザ、パイプ本体、ソケット、排水皿の購入が必要です。製作自体も面倒です。もっと、簡単に細いポンプ式井戸掘り器を手配できないものか…。

塩ビパイプ規格表

ピコーン!! 閃きました。

ポンプ式井戸掘り器1号を製作するときに購入したVU50×200の塩ビパイプのストックがあります。当初の予定では、これで外筒部を作るつもりでしたが、お蔵入りしていた材料です。
VU50を50cmほどの長さに切断して、割りを入れたTSソケットでポンプ式井戸掘り器2号に接続すればよろし。VU50の先端にはタップビスを台座にしてゴム弁でスイコを付けます。ドラゴンジョーの応用です。ソケット部が無いので、外径はVP50パイプの60mmです。VP40のTSソケットは外径57mmなのでほぼ同じです。容量も変わりません。イイね!!

ポンプ式井戸掘り器2号は先端のソケットを付け替えることができます。そのバリエーションの一つとして製作すれば良いのです。新規購入はTSソケットだけで済みます。
名付けて、長い角「ロングホーン」です。
ポンプ式井戸掘り器2号なら、
ソケットを交換して用途を切り替えられます
(撮影:2015/10/24)

オーガヘッドの接続部のブレも、補修しておきましょう。


感想と構想


今でも径75mmオーガを上げ下げすれば、井戸穴の形状は矯正出来ます。しかし、掘りクズが溜まったままだと、掘り下げるのに時間が掛かるし、引き上げるにも腕力が必要です。楽じゃない。
掘りクズさえ無くなれば何とかなります。ロングホーンのアイデアはイケてる気がします。

気になる点も一つ。
長さ50cmのロングホーンではバケツに入りません。地上に引き上げて土砂を排出するのが難しい気がします。泥水が周囲に飛び散りそうです。
うーん、ソケット部に排水用の穴を開けておけば良いかな? もう少しアイデアを揉んでみます。

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