本日の記録
作業時間 10:30〜19:30
掘削記録 35cm(深度3,505cm) 8cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,910cm)
もう、すっかり春ですね。井戸掘りには絶好なのですが、…。
でも、昨日は呑み過ぎました。朝起きたら、宿酔どころかまだ酔っぱらっています。朝食は何とか押し込んで井戸掘りに出動しましたが、気持ち悪くて昼食は食べられなかった。
身体が重くて動きません。(笑) でも、頑張る!!
先週、深度35mを越えた下穴の拡張が本日の目標です。出来れば新たに掘り下げたい。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
遅くなりましたが、井戸掘りに出動です。
いつものように、掘りクズと一週間で崩落した土砂を、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)
SD2を井戸底に押し込みます。
掘り始めの土砂は締まっています。溜まっている土砂の上部は、新たに井戸壁から崩落した土砂のはずですが、塊のまま崩落したのでしょうか。ハンドル高さ103cmあたりで砂利が当たる手応えがありました。
ハンドル高さが70まで下ると、ここからは土砂が緩くなりました。そしてハンドル高さが40cmまで下りました。これで100cm以上の土砂を取り込んだことになります。
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)が 着底しました、 45cm短尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは149cmです |
SD2がハンドル高さ40cmまで下りました |
SD2を引上げました。
SD2の中身は空っぽです。がーん、ゴム弁がずっこけたようです。1時間近く掛けた作業が無駄になりました。とほほ。酔が回ります。
SD2を引上げました、SD2の中身は空っぽです、 ゴム弁がずっこけたようです |
確かに、ゴム弁がずっこけています。フランジはしっかりゴム板を銜えており、異常ありません。土砂を取り込み過ぎて、重量オーバを起こしたのでしょうか?
取り敢えず、ボルトを4×10mmから4×15mmに交換しました。取り込める石のサイズが制限されますが仕方ありません。
ゴム弁がずっこけています、フランジは異常ありません |
ボルト台座を長さ10mmから15mmに交換しました |
SD2でもう一度、土砂を浚い直します。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは90cmほどでした。しかし、トラックロープを手繰っていると、ストンとハンドル高さ66cmまで落下しました。先ほど土砂を浚ったため堀クズがトロトロになっているようです。最初はSD2が井戸壁の石にでも引っ掛かっていたのでしょう。
SD2を井戸底に押し込みます。
ところがSD2が、何故か下りません。ハンドル高さ60cmあたりで、砂利が当たってる訳でもないのにハンドルが下りません。SD2の砂収容部が満杯になったのかな?
良く判らないので、全体重をハンドルに掛けて、SD2を押し込みます。その内、ハンドルが下り始めました。うーん、何だったんだろう。後で考えることにして、このまま続行です。
SD2のハンドルをグイグイ押し込んでいると、何時の間にかハンドル高さ37cmまで下っていました。
SD2で土砂を浚い直します |
SD2が着底しました、 45cm短尺パイプを挿げています、 ハンドル高さは最初は90cmほどでしたが、 高さ66cmまで落下しました |
SD2がハンドル高さ37cmまで下りました、 最深部には7cm足りませんが、 砂利が突っ掛かって下りません |
SD2を引上げました。今回は成功です。
SD2の中身は泥水が見えますが、土砂の頂上は3cm下です。100cm以上、掘りクズを取り込んだにしては、土砂の量が少なめです。
SD2を引上げました、今回は成功です、 SD2の中身は泥水が見えますが、 頂上は3cm下です |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂利が少なめです。
SD2で浚い揚げた土砂です、砂利は少なめです |
SD2で残りの土砂を浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)
これではハンドルが高くて回せません。仕方ないので持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました。SD2のハンドル高さは118cmになりました。
ところが、SD2を井戸底に押し込もうとしたら、ハンドル高さ36cmまでストンと落下しました。また井戸壁から飛び出た石に引っ掛かっていたようです。
SD2が着底しました、 45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに 挿げ替えましたが、高過ぎました |
SD2の持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました、 ハンドル高さは118cmです |
SD2を井戸底に押し込もうとしたら、 ハンドル高さ36cmまで落下しました |
SD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプを、90cm短尺パイプに挿げ替えました。時間の無駄です。SD2のハンドル高さは119cmになりました。
SD2を井戸底に押し込みます。
土砂は緩いままです。SD2がグイグイ下っていきます。そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました。連結部が地上にある内に延長します
SD2をいったん引き上げ、 90cm短尺パイプに挿げ替えました、 ハンドル高さは119cmになりました |
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、 連結部が地上にある内に延長します |
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
更にSD2を井戸底に押し込みます。
そして、SD2がハンドル高さ33cmまで下りました。ハンドル高さ30cmが最深部ですが、後3cmが砂利に突っ掛かって下りません。無理をすると、先端の爪が曲がってしまいます。いったんここで引上げましょう。
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは105cmです |
SD2がハンドル高さ33cmまで下りました、 後3cmが下りません |
SD2を30cmほど引き上げると、井戸底で噛んでしまいました。
ハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。しかし2~3cm引上げると、また噛んでしまいます。またハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。
途中で45cm短尺パイプを取り外して、ハンドル高さ123cmまで引上げて、やっと抜き取ることができました。100cm近く引き抜くのに、30分以上掛かりました。疲れたー。
SD2を引上げると噛んでしまいました |
SD2から45cm短尺パイプを外して、 ハンドル高さ123cmまで引上げて、 やっと抜けました |
SD2を引上げました。
SD2の中身は土砂が盛り盛りでした。130cm以上、掘りクズを取り込んだはずなので、掘り過ぎでしたかね。
後述:3/6のトラブルを予見できたはずなのに、気が付いていませんでした。
SD2を引上げました、 SD2の中身は土砂が盛り盛りでした |
SD2から土砂を排出しました |
SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。今回は砂利が多量に上がりました。
SD2で浚い揚げた土砂です、今回は砂利が多量に上がりました |
SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは108cmです。
SD2を井戸底に押し込みます。
先ほど土砂を浚った箇所ですが、何故か土砂が締まっています。なんだこれ?
締まった土砂ですが、SD2は何とか下っていきます。そして先ほど砂利が噛んだ、ハンドル高さ30cmまで下りました。最深部です。
SD2で残りの土砂を浚います |
SD2が着底しました、 45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは108cmです |
SD2がハンドル高さ30cmまで下りました、 最深部です |
SD2を引上げました。
今回は引上げ時にSD2は噛みませんでした。SD2の中身は土砂が目一杯です。
時間がないので、浚った土砂の始末は明日送りです。
SD2を引上げました、SD2の中身は土砂がいっぱいでした |
もう17時半を過ぎています。陽は長くなりましたが、もう暗いです。いつもなら道具を片付けて、引き上げタイミングです。しかし、まだ掘りクズを浚ったのみで、井戸穴の拡張に手を付けていません。このまま、明日に伸ばすと、またヤマで井戸穴が埋まってしまうでしょう。
酒も抜けてきましたので、もう一頑張りします。
径75mmオーガで、55cm分の下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろしました。19本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは145cmです。土砂が浚いきれていません。ハンドル高さ40cmより下が、下穴部分なので、100cm以上の掘りクズが浚い残っています。
うーん、この時間でもう一度、SD2で掘りクズを浚うのは無理です。径75mmオーガでやれる所まで、やってみましょう。続行です。
径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。掘りクズは緩く、オーガがグイグイ下っていきます。
そして、ハンドル高さが60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
径75mmオーガで下穴を拡張します |
径75mmオーガが着底しました、 19本目の180cm定尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは145cmです |
径75mmオーガがハンドル高さ60cmまで下りました、 連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します |
径75mmオーガに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さはは110cmです。(延長した所の撮影は忘れました)
更に径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドル高さ85cmからが新たに井戸穴を拡張する部分です。しかし、土層が緩くて気が付かないうちに通過していました。
そして、径75mmオーガのハンドルが高さ38cmまで下りました。砂利層です。オーガが砂利に衝突して回りません。下穴の最深部まで残り8cmですが、体力が尽きました。時間も既に18時半近い。今日はここで撤収です。
径75mmオーガがハンドル高さ38cmまで下りました、 残り8cmが砂利層で下りません |
径75mmオーガを20cmほど引上げると、井戸底で噛んでしまいました。まただよー!!
梃子を掛けても上がりません。ぐぬぬ。
径75mmオーガを複合滑車で引き上げられるところまで引き上げ、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。そこで複合滑車で引上げると2~3cm上がります。また、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。
径75mmオーガをハンドル高さ125cmまで引上げると、井戸底に噛む事はなくなりましたが、まだ抜けません。複合滑車で引上げても途中で止まってしまいます。複合滑車のパワーが足りません。その度にオーガを回転させて、緩めていきます。
途中で45cm短尺パイプを取り外して、やっと抜き取ることができました。180cm近く引き抜くのに、30分ほど掛かりました。
径75mmオーガを引上げる途中で噛んでしまいました |
径75mmオーガから45cm短尺パイプを外して、 高さ185cmまで持ち上げてやっと抜けました |
時間は19時半で真っ暗です。
周囲では動物(イノシシ?)が動き回っています。とっとと、撤収しましょう。
感想と構想
オーガもSD2も井戸底で噛んでしまい苦労しています。たぶん、掘り下げているうちにヤマが起きて、道具の上に井戸壁の土砂が崩落しているのが原因だと思います。
崩落した土砂はグズグズのはずなので、複合滑車にもう少しパワーがあれば、ズルズルと引き上げられたかもしれません。明日は新兵器を試して見ます。
アルバム
2016年3月5日 |
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