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投稿日 2016年5月14日土曜日

頑張っても、崩れるときは崩れるのです

本日の記録


作業時間 10:30〜18:30
掘削記録 0cm(深度3,720cm)
開始水位 564cm(水深3,156cm)

本日は晴天、気温は25度まで上がりましたが、井戸掘り現場は爽やかでした。
何時ものことですが、昨日は週末で呑み過ぎました。朝起きたのは8時半過ぎでしたが、お目目が真っ赤です。ちょっと遅くなりましたが、井戸掘りへ出動です。

今日の目標は先週掘り下げた45cmの掘りクズを浚います。出来れば新たな掘り下げをしたい。でも、世の中、そんなに甘くない。井戸壁が散々崩れて、手を焼きました。
掘りクズは浚えましたが、最後にまた大崩れです。(泣)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ=3,780cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況



砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは140​cmです。前回(5/8)、径75mmで井戸穴を拡張した際の掘りクズと、井戸壁から崩れ落ちた土砂が、120cm以上溜まっています。でも、SD2で2~3回浚えば、片付くでしょう。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは140​cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りはゆるいです。ジャリの感触はありません。
チョイあげ作戦でSD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました。これで高さ70cm分の土砂を取り込みました。最深部に石の感触があります。石を始末したいけど、これ以上は土砂を取り込めません。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました、
これで高さ70cm分の土砂を取り込みました、
最深部に石の感触があります

SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。
SD2から排出した土砂はトロトロです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は3cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は少なめです

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは90cmです。先ほどから高さ20cm分浅くなっています。

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは90cmです

SD2を更に井戸底に押し込みます。今回も土層の締りはゆるいです。ジャリの感触はありません。
チョイあげ作戦でSD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ70cmまで下った所で、石と衝突しました。ハンドルを左右に回して、石を突破します。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmになりました。
SD2を更に井戸底に押し込みます。まだ土層の締りはゆるいです。

ハンドル高さ100cmで石と衝突です。ハンドルを左右に回して、突破を試みますがダメです。吊下げ回転作戦を決行です。

SD2を噛まない位置まで複合滑車(ダブルタイフーン)で引上げて固定します。このままSD2を回転させながら徐々にロープを緩めていきます。これで突っ掛かる石を取り込めるはず。

SD2のハンドルが高さ100cmを過ぎて、突っ掛かりが無くなりました。突破できたようです。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmになりました
SD2がハンドル高さ100cmで石と衝突しました、
吊下げ回転作戦で突破します

SD2を更に押し込みます。ハンドル高さが90cmまで下ると、今度は砂利の感触です。土層のしまりは強く変わりました。
SD2がハンドル高さ70cmまで下りました。これで高さ65cm分の土砂を取り込みました。
拡張済みの最深部まで、残りは10cm分ですが、ここまでにします。土砂を取り込み過ぎると、SD2の後部から砂利が零れて、井戸壁と噛む原因となります。

井戸底からSD2を引上げ始めると、ちょっときついです。噛む程ではありませんが、ロープを上下に煽らない上がりません。井戸壁にダメージを与えなければ良いのですが…。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました、
これで高さ65cm分の土砂を取り込みました、
残りは10cm分ですがここまでにします

SD2を引上げました。SD2の中身は1cmほど下です。ほぼ満杯です。引上げるタイミングはばっちりでした。

SD2を引上げました、
SD2の中身は1cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。今回も粒は大きいが砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
今回も粒は大きいが砂利は少なめです

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは126​cmです。
一気に井戸壁が崩れて、100cm以上浅くなりました。うーん、先ほどの引き上げで、井戸壁が傷付いたっぽいです。ショックです。

まー、頑張りましょう!!

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは126​cmです、
井戸壁が崩れて100cm以上浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。ここで、SD2のハンドルを回すと、ゴリゴリした感触がします。石?
そして、10回転ほどハンドルを回すと、ズルリと高さ50cmまで一気に下りました。

  • 崩れた土砂の締りが緩い? いやー、もっと手応えが軽かった。
  • 井戸壁の障害物に引っ掛かっていた? いやー、もう少し手応えがあった。

謎です。

SD2のハンドルを回すとゴリゴリした
感触がします、
10回転ほど回すとハンドル高さ50cmまで
一気に下りました

ハンドルが低すぎます。連結部は排水枡の中ですが、レンチとプライヤーを使ってSD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは95cmになりました。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは95cmになりました

SD2をまた井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。井戸壁から崩れた直後ですからね。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました。先ほどズルリと下がったのが落下なのか、溜まった緩い土砂だったのかが判別できないため、取り込んだ土砂の量が判りません。安全策で、ここで引上げます。

SD2がハンドル高さ70cmまで下りました、
取り込んだ土砂の量が判りません、
ここで引上げます

ダブルタイフーンでSD2を引き上げると、ハンドル高さ102cmで噛んでしまいました。噛みは弱く、
ハンドルを回すと引き抜けました。
でも、また井戸壁にダメージを与えたかも…。

SD2を引き上げると、
ハンドル高さ102cmで噛んでしまいました、
噛みは弱く、
ハンドルを回すと引き抜けました

SD2を引上げました、SD2の中身は7cmほど下です。
まだ余裕があるのに、引き上げ時に噛んだのは、井戸壁から石が落ちたのですかね。

SD2を引上げました、
SD2の中身は7cmほど下です、
まだ余裕があるのに噛んだのは、
井戸壁から石が落ちたのですかね
SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は少なめです

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは117​cmです。やはり、井戸壁が崩れて、高さ50cm分近く浅くなっています。
辛いのう。

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは117​cmです、
50cm分近く浅くなっています

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは強くなりました。
SD2がハンドル高さ100cmまで下ると、石と衝突しました。これはハンドルを左右に回して突破しました。SD2が更にハンドル高さ90cmまで下ると、今度は砂利の感触です。土層の締りが強く、砂利を取り込むのに、汗をかきます。

そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。掘り下げている最深部です。取り込んだ土砂は57cm分、もう少しいけそうです。浚い残しを確保しましょう。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
掘り下げている最深部です

浚い残しを井戸底に落とすため、SD2をいったん引き上げます。そして、ロープを緩めてSD2 を下げると、ハンドル高さは130cmです。一気に高さ70cmも浅くなりました。

これだけの量は浚い残しではないですね。井戸底で井戸壁が崩れています。粘土混じり層は通過して、崩れ易い砂層になっているとしか思えません。

SD2を井戸底に押し込みます。崩れたばかりなので土層の締りは緩いです。
SD2は結構土砂を取り込んでいるので、余裕はあまりありません。

SD2がハンドル高さ100cmまで下りました。まだ最深部まで高さ40cm分の土砂が残っていますが、
ここまでにします。

SD2をいったん引き上げ、
ロープを緩めてSD2 を下げると、
ハンドル高さは130cmです、
高さ70cmも浅くなりました
SD2がハンドル高さ100cmまで下りました、
まだ高さ40cm分の土砂が残っていますが、
ここまでにします

SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は3cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめですが、大き目の石がゴロゴロ上がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
砂利は少なめですが、
大き目の石が上がりました
最後のSD2の土砂浚いで、
一度にこれだけの石が上がりました

土砂浚いが中途半端ですが、タイムアップです。
本日はここまで!!


感想と構想


砂回収器を2回、井戸底に下ろしたところまでは、調子が良かったのですが…。その後、どっさりと井戸壁が崩れてました。終日、土砂浚いです。

深度35〜36m付近から、粘土混じりの砂層に変わって、井戸壁が崩れなくなったのですが、また崩れ易い砂層に突入したようです。


アルバム


2016年5月14日


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