本日の記録
作業時間 11:00〜19:30
掘削記録 35cm(深度3,820cm)
開始水位 574cm(水深3,211cm)
昨日から梅雨前線が活発で、早朝は豪雨でした。昨日は歓送会で呑み過ぎて宿酔です。二度寝して雨が上がるのを待ちました。9時過ぎには小雨になり空が明るくなりました。10時半で雨は止みました。井戸掘りへGo!!
今日は改造した砂回収器だけで井戸底を掘削しました。砂層はもちろん多少の砂利層なら打ち抜くことができました。井戸壁の崩落が無ければ、グイグイ掘り進められるのですがね。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,825cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)
掘削の状況
改造した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。先週(6/19)と同じ現象です。深度30.7m地点の砂利層で石に引っ掛かっています。
持ち手パイプを手で上げ下げして、更に回転させたらズゴッと下りました。
SD2が着底しました。20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは125cmです。
先端の爪部を交換式に改造した 砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で 掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは125cmです |
SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。最初の20cmほどは堀クズに砂利の感触がしました。ハンドル高さ103cmで石に衝突しましたが、ハンドルを左右に回して突破しました。これより下は砂だけのようです。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、これで高さ65cm分の土砂を取り込みました。引き上げましょう。
SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、 これで高さ65cm分の土砂を取り込みました |
SD2を引上げました。SD2の中身は10cmほど下です。
土砂を排出しましたが、トロトロです。
SD2を引上げました、 SD2の中身は10cmほど下です |
SD2から土砂を排出しました、トロトロです |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。ハンドル高さ103cmで突っ掛ったのは、この茶色の石でしょうか。
SD2で浚い揚げた土砂です、 ハンドル高さ103㎝で突っ掛ったのは この茶色の石でしょうか |
2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、また持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。先ほどと同じです。井戸壁の石のサイズが判りませんが、除去します。もし、大型の石だと引上げに失敗するかもしれませんが、いずれ井戸穴の径を拡張しなければならないのです。勝負勝負!!
持ち手パイプを30cmほど引き上げて、手を緩めて打ち込みます。ガキッと石に当たる感触が伝わります。4~5回繰り返したら、ズボッとSD2が下りました。突破したようです。
SD2が着底しました。20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは128cmです。掘り下げが、進捗していません。井戸壁が崩れて浅くなっています。
2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います |
SD2が着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは128cmです |
SD2を井戸底に押し込みます。ところが、ハンドルを数回回すとガクガクと、ハンドル高さ62cmまで落下しました。一気に落ちるというより、井戸壁に引っ掛かりながら下がっていく感じでした。井戸穴に余裕がなく、SD2が引っ掛かりながら井戸底に落ちていっていたようです。
もしかしたら、先ほど打ち抜いた井戸壁の石が、井戸穴に詰まったのかもしれません。
ハンドルを数回回すとガクガクと、 高さ62cmまで落下しました |
ここから更にSD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。先ほど打ち抜いた石の感触はありません。
そして、SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました。掘削済の最深部まで掘りクズを始末できました。ここから新たな掘り下げですが、ハンドルが低過ぎます。45cm短尺パイプを挿げ足しましょう。
SD2がハンドル高さ40cmまで下がりました、 45cm短尺パイプを挿げ足します |
SD2に45㎝短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは96cmになりました。
更にSD2を井戸底に押し込みます。
SD2がハンドル高さ85cmまで下がりました。掘り下げた最深部です。ここからやっと新たな掘り下げです。土層は砂と豆砂利のようです。
SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは96㎝になりました、 井戸壁が若干崩れています |
SD2がハンドル高さ85㎝まで下がりました、 ここから新たな掘り下げです |
更にSD2を井戸底に押し込みます。
何とかSD2が数cm下りました。ハンドル高さは82cmです。ここで砂利と衝突しました。1個ではありません。砂利層です。手強い…。!!
SD2だけで砂利層を突破するのは厳しいです。幸い砂利層は数cmで、砂利も小粒でした。もう少し、鍛錬しないとダメですね。
SD2を更に押し込みます。ハンドル高さ75cmまで下がりました。土層は砂層か粘土層です。土層が粘るので粘土層だと思います。
さらにSD2を井戸底に押し込み、ハンドル高さが70cmまで下りました。これで高さ48㎝分の土砂を取り込みました。新たに掘り下げた15cm分は土砂が解れて、倍の容量になっていると思います。引き上げましょう。
SD2がハンドル高さ70cmまで下りました、 これで高さ48㎝分の土砂を取り込みました |
SD2を引き上げると、ハンドル高さ90cmで噛んでしまいました。やっぱりなー。計算ではまだ余裕があるはずなのに…。
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、ハンドル高さ130cmまで引き上げて、引き抜くことができました。これで、また井戸壁を傷付けてしまいましたね。
SD2を引き上げるとハンドル高さ90cmで 噛んでしまいました |
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、 ハンドル高さ130cmまで引き上げて、 引き抜くことができました |
SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。やはりまだ余裕があるのに、何で噛んだんだろ?
SD2から土砂を排出すると、トロトロ泥水が噴出しました。現場はビジャビジャです。
SD2を引上げました、 SD2の中身は5cmほど下です |
SD2から土砂を排出すると、トロトロ泥水が噴出しました |
SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が少し揚がりました。
深度30.7m地点で引っ掛かって、打ち抜いた石が揚がりません。引き上げ損ねたようです。
SD2で浚い揚げた土砂です、豆砂利が少し揚がりました |
3回目、SD2で新たに井戸底を穿ちます。今回は井戸壁の石には引っ掛かかりません。石は打ち抜けたようです。
SD2を井戸底に降ろすと、先ほどより持ち手パイプが下がりません。掘りクズが井戸底に溜まっているようです。ハンドルを取り付けるには高過ぎるため、算段していると、また50cm以上井戸底にガクッと落下しました。ハンドルを取り付けてみましょう。
20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは77cmです。(この時点で落下した高さ50cm分の土砂を取り込んでいたのですが、作業中は気が付かなかったです。)
3回目、SD2で新たに井戸底を穿ちます |
SD2が着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを 挿げ足して、ハンドル高さは77cmです |
SD2を井戸底に押し込みます。砂利がまとまって沈下しているようです。ハンドルにガリガリと砂利の感触が伝わりります。
SD2がハンドル高さ70cmまで下りました。先ほど掘り下げた最深部です。土層は粘る粘土で、締まっています。根性を入れないとハンドルが回りません。
新たな土層を掘り下げています。ハンドルが固いです。息を止め、腰を入れないとハンドルを回せません。当然、長続きしません。1回3分の作業で、1cm下がるかどうかです。体力が急激に消耗します。
そんな締まった土層ですがハンドル高さ60cmまで下ると、締りが緩くなった気がします。その替り、砂の中にチラホラと豆砂利が混じり始めました。
SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。これで高さ20cm分を新たに掘り下げました。取り込んだ土砂は高さ27㎝分です。(本当はSD2を降ろした時に落下した、高さ50cmの土砂がオンされています。)
SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、 これで高さ27㎝分の土砂を取り込みました |
SD2を引き上げるとハンドル高さ64cmで噛んでしまいました。ハンドルを回して噛みを解そうとしましたが、ガチガチに噛んでハンドルが回りません。
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、引き上げますが、やはり固くてダメです。完全に噛んでしまいました。ダブルタイフーンのロープを緩めて、SD2を下げると何とかハンドルが回りました。しかし、引き上げるとガッチリ噛んでしまいます。重症です。
ダブルタイフーンのロープを煽るように上げ下げして、騙し騙し引き上げます。うー、1cm位しか上がりません。ピンチです。
派手にロープを煽ると井戸壁が崩れるのでやりたくはないのですが、上げ下げする範囲を広げます。SD2の上に覆い被っている掘りクズを解す作戦です。
SD2がジリジリと上がり始めました。行けそうです。でも中々引き抜けない。そして、ハンドル高さ183cmまで引き上げて、やっと引き抜くことができました。引き抜くのに約45分掛かりました。体力を消耗しました。
SD2を引き上げるとハンドル高さ64cmで 噛んでしまいました |
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、 ハンドル高さ183cmまで引き上げて、 引き抜くことができました |
噛んで苦労しましたが、やっとSD2を引上げました。SD2の中身は盛り盛りです。幾つか砂利が見えます。これでは噛むはずです。
SD2から土砂を排出しました。今回もトロトロです。
SD2を引上げました、 SD2の中身は盛り盛りです |
SD2から土砂を排出しました、 今回もトロトロです |
締まった土層の掘り下げと、噛んだSD2の引き上げでフラフラです。最後に浚い揚げた土砂の始末は明日にします。
疲れましたわ。
感想と構想
深度38mをやっと突破しました。ブログを確認すると、深度37m突破は5/8です。この1mを掘り下げるのに1ヶ月半以上掛かりました。手強かった。
課題と対策は判りました。新しい砂回収器を建造しましょう。
アルバム
2016年6月25日 |
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