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投稿日 2016年6月19日日曜日

砂回収器で穴を掘るぜ

本日の記録


作業時間 9:00〜18:00
掘削記録 20cm(深度3,785cm) 
開始水位 579cm(水深3,186cm)

本日は曇り、昨日ほど気温が上がらなくて助かりますが、湿度が高く不快です。
朝起きると、久し振りに体調が良い。数週間振りかも。昨日の井戸掘りの効果でしょうか。もしかして、運動不足が原因か?

改造した砂回収器だけで井戸底を掘削する方法を試しました。今の砂層なら掘り下げられます。ただ、井戸壁の崩落が止まらず、効率が悪いです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=3,825cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


改造した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。

SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは115cmです。一晩で高さ55cm浅くなりました。

先端の爪部を交換式に改造した
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは115cmです、
一晩で高さ55cm浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。土層は締まっています。昨日、土砂を浚った後で井戸壁が崩れた土砂なのに、なぜこんなに締まっているのでしょうか。
ハンドルが重く、SD2は中々下りません。

SD2がハンドル高さ99cmまで下った所で、石と衝突しました。昨日と同じように、SD2の爪先で石を動かします。SD2がハンドル高さ95cmまで下がり、石を突破できました。コツを掴んだようです。

更にSD2を井戸底に押し込み、ハンドル高さ60cmまで下りました。掘削済の最深部です。ここまでに土砂を55cm取り込んでいます。もう少しなら掘り下げられるでしょう。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
掘削済の最深部です

新たに掘り下げる土層は完全な砂層です。砂利の手応えはありません。しかし、砂層は粘りがあり、フルパワーを掛けないと掘り下げられません。腰を入れてハンドルを回しますが、息が直ぐに上がってしまいます。掘り下げられるのは1回で1~2cmです。休憩を入れながら、汗をかいています。

30分ちょっと掛けて、SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました。ハンドル高さは50cmです。これで取り込んだ土砂は高さ65cm分です。

SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは50cmです

SD2を引上げました。SD2の中身は目一杯、砂が詰まっていました。

SD2を引上げました、
SD2の中身は目一杯、
砂が詰まっていました
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。どでかい石が揚がりました。
ハンドル高さ99cmで衝突した石です。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
どでかい石が揚がりました

石のサイズは7.0×4.0×4.0cmでした。昨日の石より一回り大きい。
大きな石は縦方向でないと取り込めないサイズでした。

石のサイズは7.0×4.0×4.0cmでした
大きな石は縦方向でないと取り込めないサイズでした

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ替えて​、ハンドル高さは111cmです。井戸壁が崩落しています。高さ60cmほど浅くなっています。65cm掘り下げて、60cm浅くなる。賽の河原ですな。

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ替えて​、
ハンドル高さは111cmです、
井戸壁が崩落しています

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきます。砂利は感じません。砂だけのようです。

昼食を挟んで40分ほどで、SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。実質は30分以下ですね。これで高さ60cm以上の土砂を取り込みました。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
これで高さ60cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は少なめです

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは101cmです。井戸壁の崩れが止まりません。

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは101cmです、
井戸壁の崩れが止まりません

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。同じ場所を浚うのは3回目です。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきます。最初は砂層、途中から砂利の感触が伝わります。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。1回目に掘り下げた地点です。現時点の最深部です。取り込んだ土砂は51cm分です。もう少しだけ取り込めそうです。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
1回目に掘り下げた地点です

新たに掘り下げる土層はやはり砂層です。粘りがあり、フルパワーを掛けないと掘り下げられません。体力が失われて、一度に掘り下げられる時間は3分もありません。腰が…。

1時間ほど掛けて、SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました。ハンドル高さは40cmです。この位置の土層は豆砂利混じりです。これで取り込んだ土砂は高さ61cm分のはずです。引上げます。

SD2で新たに高さ10cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは40cmです

SD2を引上げたら、ハンドル高さ55cmで噛んでしまいました。とほほ…。

ハンドルを回して、噛みを解そうとしましたがガッチリ固まっていて動きません。ヤバイ、重症かも!!
複合滑車(ダブルタイフーン)で、小刻みにロープを引き上げる作戦に変更です。ハンドル高さを巻尺で測りながら作業を進めます。ジリジリと上がってきました。
15分程でハンドル高さ121cmまで引上げて、SD2を引き抜くことができました。大事にならなくて良かったのですが、これで井戸壁を傷つけてしまったはずです。盛大に井戸壁が崩落しなければ良いのですが。

SD2を引上げたら、ハンドル高さ55cmで
噛んでしまいました
複合滑車(ダブルタイフーン)で
ハンドル高さ121cmまで引上げて、
引き抜くことができました

SD2を引上げました。SD2の中身は盛り盛りです。これでは噛むはずです。

SD2を引上げました、S
D2の中身は盛り盛りです、
これでは噛むはずです
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が多く揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
豆砂利が多く揚がりました

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは138cmです。井戸底で噛んだことで、井戸壁が崩落して高さ100cm近く、一気に浅くなりました。やっちまいました。

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは138cmです、
井戸底で噛んだことで高さ100cm近く
一気に浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。
ハンドルを回すと、SD2がグイグイ下っていきますと、言いたいところですが体力が続きません。一休み一休み。

休み休みの作業で、SD2がハンドル高さ65cmまで下りました。これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました。

SD2がハンドル高さ65cmまで下りました、
これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少ししか揚がりません。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
砂利は少ししか揚がりません

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、持ち手パイプの6組目の途中で止まりました。残り1本半です。SD2が長さ1m、ねじなし電線管1.8m×16.5本で、深度30.7m地点です。手巻きウインチを操作して、持ち手パイプを上下させても下りません。
「えー、ここまで一気に井戸壁が崩れて、浅くなったの?」、焦ります。

持ち手パイプを手で上げ下げして、更に回転させたらズゴッと下りました。井戸壁の出っ張りに引っ掛かっていたようです。
※スマホでブログの柱状図を確認すると、該当地点は礫混じり砂層でした。井戸壁の石が邪魔をしていたようです。


SD2が着底しました。20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは131cmです。井戸壁の崩落が止まりません。

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは131cmです、
井戸壁の崩落が止まりません

SD2を井戸底に押し込みます。今回も土層の締りは緩いです。
天候が崩れてきました。時間がありません。根性を入れてハンドルを回すと、SD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました。
最深部まで残り20cm分の土砂が溜まっていますが、手が届きません。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
これで高さ70cm以上の土砂を取り込みました

SD2を引上げました。SD2の中身は7cmほど下です。もう少し余裕がありました。

SD2を引上げました、
SD2の中身は7cmほど下です、
もう少し余裕がありました
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が少し揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、豆砂利が少し揚がりました

砂回収器単独で井戸底を掘り下げるにはパワーが必要です。腰がフラフラになりました。
天候が崩れて17時過ぎから薄暗くなり、雨も降り出しました。本日はここまで!!


感想と構想


砂回収器で新たな井戸穴を、高さ20cm分掘り下げることができました。やったやった!!
しかし、掘り下げ位置まで下る前に、砂回収器が一杯になってしまいます。新たな掘り下げは10cm毎の作業です。効率悪し。

砂回収器の容量(=長さ)を大きくできれば、掘りクズの回収と掘削を同時にできるはずです。
やはり、革命を起こすしかないです。

2016年6月2日木曜日


鑿井方法に革命を!!


ねじなし電線管の持ち手パイプを4本用意しましたが、中々登場する機会がありません。


アルバム


2016年6月19日

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