本日の記録
作業時間 10:00〜17:00
掘削記録 45cm(深度3,910cm)
開始水位 579cm(水深3,286cm)
本日は晴れ、真夏日の予感でしたが午後からは高曇りで助かりました。
それでも、昨日の大雨の影響で、湿度が高くて肉体労働は辛い。
朝一で選挙、その後に砂回収器3号の吊り上げ用治具を製作してから、井戸掘りに出動です。
今日は井戸壁から崩落した土砂が多く、砂回収器3号を2回投入しました。新たな掘削は高さ45cmでした。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×21=3,870cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)
掘削の状況
砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して、パイプ頭は157cmです。前回は高さ50cmのハンドルを付けて、ハンドル高さ50cmまで掘り下げています。つまり、157cm分が丸々、井戸壁から崩れた土砂です。
ここで、持ち手パイプを上げ下げしたら、パイプ頭が高さ118cmまで下がりました。90cm短尺パイプを取り外して、45cm短尺パイプに挿げ替えて、ハンドル高さは103cmです。
砂収納状況:39cm | 残り:141cm |
砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します |
BFが着底しました、 20本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプを挿げ足して、 パイプ頭は157cmです |
持ち手パイプを上げ下げしたら、 パイプ頭が118cmまで下がりました、 90cm短尺パイプを取り外して、 45cm短尺パイプに挿げ替えて、 ハンドル高さは103cmです |
BFを井戸底に押し込みます。
ハンドルを回すと、いきなり砂利が当たります。締りは中位ですが、10数回ハンドルを回したら、ハンドル高さ15cmまで一気に下がりました。粘土か細砂が緩く沈澱していたようです。
砂収納状況:127cm(+88cm) | 残り:53cm |
ハンドルを回したら砂利が当たります、 締りは中位ですが、 10数回ハンドルを回したら、 ハンドル高さ15cmまで一気に下がりました |
BFをいったん引き上げ、45cm短尺パイプを取り外して、90cm短尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは95cmです。
ハンドル高さ15cmに45cm短尺パイプを挿げたので、ハンドル高さは60cmのはずです。差分の高さ35cmの土砂はパイプ連結中に、井戸壁から崩れた土砂です。
BFをいったん引き上げ、 45cm短尺パイプを取り外して、 90cm短尺パイプに挿げ替えました、 ハンドル高さは95cmです |
BFを井戸底に押し込みます。直ぐに石に衝突しました。手応えでは大きめの石です。井戸壁から落ちた石ですね。BFを引き上げた範囲に砂利層は無いはずですが、変です。
掬い上げ作戦でも中々突破できません。BFがハンドル高さ75cmまで下がるまで格闘して、やっと石を突破できました。
そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。掘削済みの最深部、深度38.65mです。ここまで、所要時間は10分です。
砂収納状況:162cm(+35cm) | 残り:18cm |
BFは残り18cmで満杯です。
BFを上げ下げして、浚い残しの土砂を始末するか、それとも新たに掘り下げるか判断に悩みます。
えいっ、前進あるのみ。掘り下げましょう。
BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、 掘削済みの最深部、深度38.65mです |
BFを井戸底に捩じ込みます。粘土層で締りは中位です。
BFは中々下がりません。ワンストローク3分間で、下るのは高さ1〜2cmです。5分休憩して息を整え再開です。
そして、ハンドル高さ54cmで豆砂利を含む土層に到達しました。豆砂利に当たる度に、ハンドルを引き上げてて、豆砂利を引き剥がします。
そして、ハンドル高さ52cmでまた粘土層に戻りました。土層が目紛しく変化します。
BFがハンドル高さ50cmまで下がりました。高さ10cmを新たに掘り下げ、深度38.75m位置に到達です。ここまで、所要時間は50分ほどです。
砂収納状況:182cm(+10cm×2) | 残り:-2cm |
※新たな土層を掘り下げると土砂が解れて体積が増すため、
砂の収納状況は2倍に見込んでいます。
BFは満杯です。と言うか溢れてるわ。(笑)
BFで新たに井戸底を掘り下げました、 ハンドル高さ50cmまで下がりました |
BFを引き上げたら、ハンドル高さ84cmで噛んでしまいました。容量オーバーです。ショック!!
でも、複合滑車(ダフルタイフーン)を掛けてロープを煽るように上下したら、直ぐにズルリと引き抜けました。軽症で助かりました。
BFを引き上げたら、 ハンドル高さ84cmで噛んでしまいました |
BFを引き上げました。BFの中身は7cmほど下です。
これぐらい余裕があった方が良いです。噛んだのは、上部の井戸壁から小石が転がり落ちて、隙間に入り込んだようです。
BFを引き上げました、 BFの中身は7cmほど下です、 これぐらい余裕があった方が良いです |
BFを逆様にして、吊バンドの治具を装着して引き上げました。
午前中に製作した治具です。引き上げロープにはスリングを編み込んでいます。良い感じです。
BFを逆様にして治具を装着して 引き上げました |
午前中に製作した治具です、 引き上げロープにはスリングを編み込んでいます |
ヤグラに登ってBFの先端を確認しました。逆止弁はしっかり動作してます。コネクタの内側は地下水に洗われて、キレイです。
ヤグラに登ってBFの先端を確認しました、 逆止弁はしっかり動作してます |
BFから土砂を排出しました。砂排出孔の土砂を掻き出すと、自重で全て流れ出ました。
この作業ですが、引き上げ用ロープが泥で汚れるのが気に入らない。BFを逆様に引き上げる際に、ナスカンを外せば良いのですが、ロープの付け外しをすると、作業ミスを誘引して事故を起こすのが怖い。何か上手い手段は無いものか…。
BFから土砂を排出しました |
BFで浚い揚げた土砂を、笊で篩分けました。砂利もそこそこ揚がりました。
砂利は中位の石が、まとまって揚がりました。大きめの石だと思っていましたが、複数の石が同じ位置に沈下していたようです。
BFの1回の投入で浚い揚げた土砂です、 砂利もそこそこ揚がりました |
砂利は中位の石がまとまって揚がりました |
2回目、BFを再度降ろして、新たに井戸底を掘り下げます。
20本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げていますが、持ち手パイプが100cm以上残っていました。高過ぎます。試しに揺さぶったら、残り15cmまで一気に下がりました。
砂収納状況:100cm | 残り:80cm |
BFの容量が、取り込んだ土砂で半分以下になってしまいました。ぐぬぬ。
BFを再度降ろして、 新たに井戸底を掘り下げます |
持ち手パイプが100cm以上残っていましたが、 揺さぶったら一気に下がりました |
持ち手パイプが低く過ぎます。20本目の180cm定尺パイプと90cm短尺パイプに、45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
BFが着底しました、 20本目の180定尺パイプに90cm短尺パイプと 45cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは105cmです |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは中位ですが、いきなり石に当たりました。掬い上げ作戦を敢行します。
BFがハンドル高さ95cmまで下がり、石は突破できました。ここまで、所要時間は15分です。
そして、ここから新たな掘り下げです。
砂収納状況:110cm(+10cm) | 残り:70cm |
BFがハンドル高さ95cmまで下がりました、 ここから新たな掘り下げです |
BFで新たな土層を掘り下げています。土質は粘土層で、締りは中位です。
土層が粘り、中々ハンドルは下がりません。何とかハンドル高さが85cmまで下がりました。ここで試しに掘削部に水を流し込むと、締りが緩くなり掘り易くなった気がします。頑張れ俺!!
相変わらず、ワンストローク3分間で、下るのは高さ1〜2cmです。5分休憩して息を整え再開です。
だんだん、掘り下げるスピードが落ちてきました。体力の消耗もありますが、土層も変化しているようです。そして、ハンドル高さ67cmで、全く下がらなくなりました。
爪部が砂で詰まったのでしようか?BFを引き上げたタイミングで、井戸底にえいやっと押し下げ、詰まった砂を押し込んでみました。数回繰り返すと改善したようです。
BFのハンドルが高さ64cmまで下ると、今度は砂利に当たりました。1つ2つではない、砂利層に突入したようです。
掬い上げ作戦で砂利を1つ1つ突破しますが、体力が…。ゼイゼイ言いながら、ハンドルを回します。
砂利を引き剥がしたことで、井戸底はボコボコになっています。ハンドルを逆回転させて、井戸底を均して再度掘り進めます。
そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。深度39.1mです。ここまで、所要時間は2時間40分です。
砂収納状況:180cm(+35cm×2)
|
残り:0cm
|
BFがハンドル高さ60cmまで下がりました |
BFを引き上げたら、ハンドル高さ80cmでやはり噛んでしまいました。判っていたのに、またやってしまいました。
複合滑車でロープを煽るように上下したら、ハンドル高さ111cmで引き抜くことができました。これ位なら軽症です。
BFを引き上げたら、 ハンドル高さ80cmで噛んでしまいました |
複合滑車でBFを引き上げ、 ハンドル高さ111cmで引き抜くことができました |
BFを引き上げました。BFの中身は5cmほど下です。
BFを引き上げました、 BFの中身は5cmほど下です |
ヤグラに登ってBFの先端を確認しました。今回も逆止弁はしっかり動作してます。でも、コネクタの内部が粘土で汚れています。これが何を示すのか? んー、判りません。(笑)
ヤグラに登ってBFの先端を確認しました、 今回も逆止弁はしっかり動作してます |
BFから土砂を排出しました。砂排出孔の土砂を掻き出すと、自重で全て流れ出ました。
BFから土砂を排出しました |
BFで浚い揚げた土砂を、笊で篩い分けしました。豆砂利が少ししか揚がりません。最下部の砂利層の砂利は取りこぼしたようです。
BFので浚い揚げた土砂です、 豆砂利が少ししか揚がりません |
深度39mを突破しました。
まだ17時過ぎで時間は早いですが、体力の限界です。今日はここまで!!
感想と構想
逆止弁を鉄製に換装した砂回収器2号に続き、全長を2倍に延長したBFで、確実に掘り下げられるようになりました。
6/25に深度38mに到達して、早くも深度39mを突破です。BFを2日間稼働させて、合わせて高さ90cm分を掘り下げています。来週には深度40mに到達できそうです。
もう少し、BFの掘り下げがスピードアップできれば、深度50mも数ヶ月で到達できそうです。やるしかないか。(笑)
それには、スピードアップのために、BFの爪部の形状の見直しが必要です。アイデアはあります。
帰宅して、燃料補給していると、よっちゃんがオミヤを持って来てくれました。
儂 「来るの遅いよー!!」 よっちゃん 「早く来ると、働かせるでしょ?」 儂 「当たり前やん。」(マジ顔) |
アルバム
2016年7月10日 |
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