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投稿日 2016年7月30日土曜日

梅雨明けました

本日の記録


作業時間 9:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度3,988cm) 55cmは下穴です。
開始水位 580cm(水深3,408cm)

梅雨明けました。本日は快晴、気温は上がりましたが湿度が低く作業は楽でした。

先週、砂利層に穿った下穴を拡張しましたが、手強いです。中々進みません。
砂利層に開けた井戸穴に砂回収器を挿入すると、直ぐに噛んでしまいます。複合滑車で引上げていますが、ヤグラが傾いてきました。ヤバイす。


作業の準備


先週、井戸底の砂利層に径50mmオーガで下穴を穿ちました。この下穴を砂回収器で拡張に挑みましたが、撥ね付けられました。固いです。おまけに爪がまた曲がりました。
ロッキングプライヤーで曲がった刃先を直しました。

爪を良く観察すると、刃先部分は砂利に擦られて、肉が薄くなっています。おまけに、長爪が短くなって、短爪と区別がつかなくなり始めています。何か対策が必要ですが、思い付きません。

砂回収器を点検すると爪が曲がっています、
修理要です

砂回収器3号の爪を修理して、
ヤスリで刃を砥ぎ出しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21=3,980cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。

BFを井戸底に降ろすと、持ち手パイプの5組目、180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました。7/23から発生している事象ですが、解消されません。たぶん、井戸壁から飛び出た石に引っ掛かっているのでしょう。持ち手パイプを手で引上げて打ち込むと、通過できました。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します

BFを井戸底に降ろすと、
持ち手パイプの5組目、
180cm定尺パイプ15本目で
引っ掛かりました

BFを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは89cmです。

BFが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは89cmです

BFを井戸底に押し込みます。いきなり石に突っ掛かりました。BFを降ろす際引っ掛かった部分を打ち抜きましたが、引っ掛かっていた井戸壁の石が大物だったのかもしれません。掬い上げ作戦で突破を試みますが、突破できません。ハンドルが突っ掛かって回りません。BFの刃先で石を持ち上げるとハンドルが少し動きますが厳しい。
掬い揚げ作戦を続行します。ハンドルが徐々に下がっていきますが、突破できません。そしてハンドルが高さ64cmまで下ったところで、ハンドルがズルリと回転しました。石を取り込めたようです。良かった。ここから下の土層の締まりは中位です。チョイ揚げ作戦でBFが下っていきます。

BFがハンドル高さ43cmまで下りました。拡張済のほぼ最深部です。後1cmで深度39.33mですが、砂利に突っ掛かってこれ以上進みません。ここまでの所要時間は10分です。

砂収納状況:45cm(+45cm)残り:135cm

やはり、BFでは砂利層を打ち抜くことはできません。径75mmオーガを投入するしかないです。そのためには、堀クズを始末する必要があります。

BFは井戸壁の砂利層とSTK鋼管の間に土砂が詰まって、回転がキツイです。詰まった土砂を落とします。

BFがハンドル高さ43cmまで下りました、
拡張済の最深部です、
後1cmで深度39.33mです

BFを複合滑車(ダブルタイフーン)で引き上げます。砂利層からBFを引き抜くのは超渋いです。ロープに全体重を掛けないと引き抜けません。ハンドル高さ67cmまで引上げると、何とか抜けました。

5分後にBFを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは66cmです。高さ20cm以上の土砂が溜まりました。
ここから再度、BFを井戸底に押し込み、ハンドル高さが40cmまで下りました。ここまでの所要時間は20分です。

砂収納状況:71cm(+26cm)残り:109cm

BFを引き上げて、再度ハンドル高さ40cmまで押し込みました

もっと、ガッツリ土砂を落としましょう。BFを3mまで引き上げて井戸壁の土砂を落とします。
40分後、BFを降ろすとハンドル高さは66cmです。ガッツリとは行きませんでした。井戸壁の崩落は少なくなっているようです。

BFを3mまで引き上げて
井戸壁の土砂を落とします

40分後、BFを降ろすと
ハンドル高さは66cmです

BFを井戸底に押し込み、ハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は5分です。

砂収納状況:97cm(+26cm)残り:83cm

BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました

BFを引き上げて5分後に降ろすと、ハンドル高さ57cmです。崩れる土砂が少し減りました。

BFを引き上げて5分後に降ろすと、
ハンドル高さ57cmです、
崩れる土砂が少し減りました

BFを更に井戸底に押し込み、ハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は5分です。

砂収納状況:114cm(+17cm)残り:64cm

BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました

BFを引き上げて、またハンドル高さ40cmまで押し込みました。ここまでの所要時間は15分です。

砂収納状況:127cm(+13cm)残り:53cm

ここまでしつこく土砂を浚えば、井戸底はきれいになったでしょう。井戸底の掃除は終了です。

BFを引き上げて、
またハンドル高さ40cmまで押し込みました

BFを引き上げました。BFの中身は73cmほど下です。
BFの逆止弁は正常に動作しています。爪はまた曲がっています。ぐぬぬ!!

BFを引き上げました、
BFの中身は73cmほど下です

BFの逆止弁は正常に動作しています

BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。巨大な石が揚がりました。BFを押し込む際に、手を焼いた石です。石のサイズは8.0×5.0×4.0cmです。過去最大級です。


BFで浚い揚げた土砂です、巨大な石が揚がりました、
手を焼いた石です

石のサイズは8.0×5.0×4.0cmです、過去最大級です

久々の登場です。径75cmオーガで井戸底の砂利層に挑みます。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは66cmです。深度の計算はほぼ合っています。

久々の登場です、
径75cmオーガで井戸底の砂利層に挑みます

径75mmオーガが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは66cmです

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドルに砂利の感触が伝わります。確かに砂利は固いのですが、BFで打ち抜けないほど固い訳ではありません。

10分も掛からず、径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました。ハンドルが低すぎます。持ち手パイプを延長します。ここまでで、高さ65cm分の下穴を拡張しました。

径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで
下がりました

径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、ダブルタイフーンで煽るようにロープを引いて引き抜きました。

径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、
複合滑車(ダブルタイフーン)で煽るように
ロープを引いて引き抜きました

径75mmオーガから90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外して、180cm定尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは118cmです。最初に径75mmオーガを投入した際のハンドル高さは66cmでした。45cm分を延長して高さ111cmのはずです。誤差8cmが井戸壁から崩れた土砂ですが、ほとんど崩れていません。良い兆候です。

径75mmオーガから90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを取り外して、
180cm定尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは118cmです

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。先ずは先ほど拡張した25cm分の掘りクズ部分です。
5分ほどで、径75mmオーガがハンドル高さ85cmまで下がりました。ここから新たな拡張です。

径75mmオーガがハンドル高さ85cmまで
下がりました、
ここから新たな拡張です

ハンドル高さ85cmからは砂利が少々多めになりました。手強いです。
3分後、径75mmオーガがハンドル高さ83cmまで下がったところで、噛んでしまいました。フルパワーを掛けても突破できません。持ち手パイプを延長したのに、高さ2cm分しか進捗していません。ぐぬぬ!!

ジタバタしましたが、突破できません。無理です。オーガの引上げも固くなり始めました。いったん土砂を浚ってから、再挑戦しましょう。

径75mmオーガがハンドル高さ83cmまで
下がったところで
噛んでしまいました

今回も径75mmオーガの引き上げで噛みましたが、ダブルタイフーンで煽るようにロープを引いて引き抜きました。

径75mmオーガが帰還しました。サイドブレードに砂利が挟まっていました。やはり、砂利層です

径75mmオーガが帰還しました

径75mmオーガのサイドブレードに
砂利が挟まっていました

BFで堀クズを浚います。
BFを井戸底に降ろすと、また持ち手パイプの5組目、180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました。朝一で引っ掛かる箇所を打ち抜きましたが、突破できていなかったです。ならもう一度、打ち抜きます!!

…て事は、あの大石は打ち抜いた石ではなかったようです。

BFで堀クズを浚います

BFを井戸底に降ろすと、
また持ち手パイプの5組目、
180cm定尺パイプ15本目で引っ掛かりました

引っ掛りを打ち抜いたら、噛んでしまいました。あたた!!
ダブルタイフーンで引き抜きました。単に井戸壁から石が飛び出ているのではないようです。井戸壁がどうなっているのか、想像が付きません。

引っ掛りを打ち抜いたら、
噛んでしまいました、
ダブルタイフーンで引き抜きます

BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは147cmです。60cm以上の土砂が溜まっています。

BFが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを
挿げ足して​、
ハンドル高さは147cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中くらい、所々に砂利を感じます。
BFがハンドル高さ85cmまで下がりました。ここから下が径75mmオーガで拡張した砂利層です。

BFがハンドル高さ85cmまで下がりました、
ここから下が拡張した砂利層です

BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは超固い。
拡張済なのにBFに砂利が突っ掛かります。チョイ上げ作戦で砂利を剥がしていきますがキツイです。本当に拡張できているのかな? 計算間違えてない? ちっともBFが下らず、心が折れそうです。全然、下がりませーん!!

泣きそうになりながら、BFのハンドルを回している内に、少しずつ下がり始めました。そして5cm下って、ハンドル高さが80cmを下ると、急に楽になりました。砂利層を突破したようです。
ハンドルを3分回すと1~2cm下ります。以前のペースで掘り進められるようになりました。

BFがハンドル高さ65cmまで下がりました。径75mmオーガで拡張した高さ20cm分まで下がりました。とうとう、砂利層を打ち抜きました。

BFがハンドル高さ65cmまで下がりました、
径75mmオーガで拡張した高さ20cm分まで
下がりました

ここから下は、また径75mmオーガで拡張しましょう。そのために、堀クズを始末します。

BFを3mまで引き上げで、井戸壁の土砂を落とします。
5分後にBFを降ろすとハンドル高さは128cmです。高さ60cmほど土砂が溜まりました。また井戸壁が崩れ始めたようです。

BFを3mまで引き上げで井戸壁の
土砂を落とします

5分後にBFを降ろすと
ハンドル高さは128cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層のしまりは中位です。
BFがハンドル高さ114cmで石に突っ掛かりました。掬い上げ作戦で突破します。

BFがハンドル高さ95cmまで下ると、回転はするのですが下らなくなりました。BFの爪に土砂が詰まったか? ハンドルを引上げて井戸底に、エイッと押し込みます。爪に詰まった土砂を内部に押し込むピストン作戦です。もう一度、エイッ!!

BFが下り始めましたが、10cm下ってハンドル高さ85cmでまた下らなくなりました。また、ピストン作戦を敢行です。エイッ!!

BFが下り始めましたが、ハンドル高さ78cmでまた下らなくなりました。何ですかねこれは???

もう一度、ピストン作戦です。ハンドルを引上げて、エイッ!!
ダメです。ピストン作戦でも下らなくなりました。ハンドル高さは80cmに出戻っています。先ほどはハンドル高さ65cmまで下ったのに、15cm分、後退しています。厳しいねー!!
ハンドルが下った際の撮影は忘れました。


BFを引き上げました。BFの中身は41cmほど下です。
BFの逆止弁は正常動作しています。爪も曲がっていません。何で下らないんだろう?

BFを引き上げました、
BFの中身は41cmほど下です

BFの逆止弁は正常動作しています、
爪も曲がっていません

BFから土砂を排出しました、
水が多くて土砂が見えません

体力を消耗しました。浚い揚げた土砂の始末は明日にします。疲れたー!!


感想と構想


ちょっと前から気がついていましたが、ヤグラの柱が曲がっています。単管をジョイントで接続した部分です。このまま負荷を掛けると、ジョイントが破損しそうです。
そもそもの原因は、ヤグラの南東、南西の柱が沈下して、全体が南側に傾いていること。それに何故か、北東の柱が西側に倒れ込んでいます。

重大事故が起きる前に修繕したほうが得策です。明日はジャッキを持ち込んで、ヤグラの修繕です。

ヤグラの北東の柱が西方向に
倒れ込んでいます、
2本目の柱の連結部が曲がっています


アルバム


2016年7月30日


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