本日の記録
作業時間 10:00〜18:00
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 74cmは下穴です。
開始水位 569cm(水深3,419cm)
本日は快晴、夏日で気温は30度を超えました。現場は日陰で涼しいのですが、フルパワーで作業しているため、作業着はビショビショです。
まだ下穴だけですが、やっと深度40mを突破しました。昨年11月に深度30mに到達してから、9ヶ月も掛かりました。でも、やり遂げたぜ!!
しかし、7cm下ったらまた砂利層のようです。厳しいのう。
作業の準備
昨日浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。大きめの砂利がゴロゴロ揚がりました。
昨日浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、 大きめの砂利がゴロゴロ揚がりました |
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21=3,980cm
掘削の状況
砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは139cmです
砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します |
BFが着底しました、 21本目の180cm定尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは139cmです |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中位ですが、砂利がまとまって沈下しています。
BFがハンドル高さ70cmまで下ると石に衝突しました。掘りクズの中の石ですが手強い。掬い上げ作戦で突破を試みます。
BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。石も突破できたようです。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、 連結部が地上にある内に持ち手パイプを 延長します |
BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは105cmです |
BFを更に井戸底に押し込みます。ですが直ぐにBFが下らなくなりました。先ほどと同様、まとまって沈下した砂利が邪魔をしているようです。BFのハンドルを逆回転させたり、チョイ上げ作戦で挑みます。ハンドルに伝わる感触では、砂利だけではないですね。また石があるようです。頑張ってハンドルを回して、ハンドルが高さ95cmまで下ると何とか突破できたようです。ハンドルがスムーズに回転するようになりました。
しかし、BFがハンドル高さ92cmで下らなくなりました。回転しても下りません。なぜなぜ?
爪に土砂が詰まったのでしょうか?
BFを少し引上げて、掘削面に給水してみましょう。土砂の流動性が向上して、掘り下げ易くなるはず。
BFがハンドル高さ92cmで下らなくなりました、 爪に土砂が詰まったのでしょうか? |
BFを20cmほど引き上げ降ろします。ハンドルの高さは変わらず。
ハンドルを回します。おー、下り始めました!! 一気にハンドル高さ85cmまで下りました。
そして、BFがハンドル高さ84cmまで下りましたが、これ以上は掘り下げられません。
もう一度、給水してみましたが、今度はダメです。次の作戦は…。
砂収納状況:54cm(+54cm) | 残り:126cm |
ここまでの所要時間は3時間です。
BFがハンドル高さ84cmまで下りましたが、 これ以上は掘り下げられません |
次の作戦が思い付きません。取り合えず、井戸壁から崩れる土砂を始末しますか。
BFを1mほど引き上げて、井戸壁の土砂を落とします。
20分後、BFを降ろすとハンドル高さは144cmです。高さ60cm分の土砂が溜まりました。崩れ過ぎだよ~。ちょっとショック!!
BFを1mほど引き上げて、 井戸壁の土砂を落とします |
20分後、BFを降ろすと ハンドル高さは144cmです、 高さ60cm分の土砂が溜まりました |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中位です。BFは下がっていきますので、爪部の詰りは解消されたようです。
しかし、BFがハンドル高さ102cmまで下ると、これ以上はハンドルを回しても下らなくなりました。
ひー!! 後退しています。
砂収納状況:96cm(+42cm) | 残り:138cm |
今度はBFを2mほど引き上げて、井戸壁の土砂を落とします。
10分後、BFを降ろすとハンドル高さは115cmです、高さ10cm分しか土砂が溜まりません。
今度はBFを2mほど引き上げて 井戸壁の土砂を落とします |
10分後、 BFを降ろすとハンドル高さは115cmです、 高さ10cm分しか土砂が溜まりません |
BFをもう一度、井戸底に押し込みます。
しかし、BFがハンドル高さ104cmまでしか下りません。BFが機能不全です。
砂収納状況:105cm(+9cm) | 残り:75cm |
ダメだー、掘り下げられません。何が悪いんだろう???
BFがハンドル高さ104cmまでしか下りません、 BFが機能不全です |
BFを引上げました。BFの中身は7cmほど下です。ほぼ満杯です。計算では高さ70cm以上の余裕があるはずです。たぶん、チョイ揚げ作戦や掬い揚げ作戦でBFを上げ下げした際に、計算外の土砂を取り込んでいたようです。
BFを引上げました、 BFの中身は7cmほど下です、 ほぼ満杯です |
観察すると、BFがお漏らししています。逆止弁の作動不良のようです。
BFの逆止弁の片方(左側)が浮き上がって隙間ができています。土砂はここから漏れたようです。
BFがお漏らししています、逆止弁の作動不良のようです |
BFの逆止弁の片方(左側)が浮き上がって 隙間ができています、 土砂はここから漏れたようです |
浚い揚げた土砂の始末は、次回にします。
BFから土砂を排出しました |
何故か、掘りクズが浚えなくなりました。BFで堀クズを押し固めてしまったのかもしれません。なら、オーガで解してやりましょう。
径50mmオーガで堀クズを解して、ついでに下穴を穿って、深度40mへ挑戦です。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、22本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは81cmです。前回(7/24)に径50mmオーガでハンドル高さ52cmまで下穴を穿ちましたので、31cm分の土砂が溜まっています。
径50mmオーガで下穴を穿ちます |
径50mmオーガが着底しました、 22本目の180cm定尺パイプを挿げて、 ハンドル高さは81cmです |
径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。砂利がガリガリ当たりますが、径50mmオーガは順調に下っていきます。高さ5~6cmほど下る度にハンドルを上げ下げして、径50mmオーガが噛まないように操作します。
径50mmオーガがハンドル高さ60cmまで下りました。ここはまだ掘りクズです。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。
径50mmオーガがハンドル高さ60cmまで 下りました、 連結部が地上にある内に 持ち手パイプを延長します |
持ち手パイプに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
持ち手パイプに45cm短尺パイプを 挿げ足しました、 ハンドル高さは105cmです |
径50mmオーガを更に井戸底に捩じ込みます。
いつの間にか、径50mmオーガがハンドル高さ90cmまで下りました。前回突っ掛かった位置(ハンドル高さ52cm+45cm)は通過してました。しかしここで空回りを始めました。ハンドルを回しても径50mmオーガが下りません。たぶんオーガ先端の三角錐の下に石があります。オーガはこれが弱点なんですよね。ハンドルを引き上げ、径50mmオーガを井戸底に打ち込み、真下の石を動かしました。うん、下り始めた。
そして、径50mmオーガがハンドル高さ85cmまで下りました。深度40mに到達です。感涙!!
径50mmオーガがハンドル高さ90cmまで 下りました、 前回突っ掛かった位置 (ハンドル高さ52cm+45cm)は 通過してました |
径50mmオーガがハンドル高さ85cmまで 下りました、 深度40mに到達です、感涙!! |
径50mmオーガを更に井戸底に捩じ込みます。せっかく径50mmオーガを投入したので、新たに下穴を深く深く穿ってやりましょう。
でも、2cm下ってハンドル高さ83cmで、径50mmオーガがまた砂利層に突入しました。砂利をバキバキと引き剥がす感触がハンドルから伝わります。そして、高さ78cmで石に突っ掛かりました。深度40mから7cm分の下穴でギブです。悲涙!!
径50mmオーガがまた砂利層に突入しました、 ハンドル高さ78cmで石に突っ掛かりギブです、 悲涙!! |
径50mmオーガが帰還しました。
径50mmオーガが帰還しました |
感想と構想
BFが機能不全です。土砂が浚えなくなりました。BFを引上げて爪部を観察して、原因が判りました。長爪は長さ7cmでしたが、6cmまで磨耗しています。短爪は長さ6cmでしたが3mmほど短くなっています。
長爪と短爪がほぼ同じ長さになっています。これでは長爪が井戸底に喰い付きません。爪のカエシ部分も浅くなっているので、石を掬い上げるのも難しくなっています。
短爪を削り落として、カエシも砥ぎ直す必要があります。来週ですな。
長爪は長さ7cmでしたが、6cmまで磨耗しています |
短爪は長さ6cmでしたが3mmほど短くなっています |
アルバム
2016年8月7日 |
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