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投稿日 2020年1月21日火曜日

上総掘りの用具

調査と研究



国指定文化財等データベース から引用します。

名称:上総掘りの用具

ふりがな:かずさぼりのようぐ

上総掘りの用具
(出典:国指定文化財等データベース)

上総掘りの用具
(出典:国指定文化財等データベース)

員数:258点

種別:生産、生業に用いられるもの

年代:

その他参考となるべき事項:内訳:掘削用具145点(78+67点) 井戸仕上げ・管理用具32点(0+32点) 非常用具34点(10+24点) 工作用具41点(11+30点) 水神講関係用具6点(0+6点)    合計258点(99+159点) ※この井戸掘り技術は、平成18年3月15日に「上総掘りの技術」として重要無形民俗文化財に指定されている。

指定番号:00200

指定年月日:1960.06.09(昭和35.06.09)

追加年月日:1995.12.26(平成7.12.26)

指定基準1:(二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等

指定基準2:(一)衣食住に用いられるもの 例えば、衣服、装身具、飲食用具、光熱用具、家具調度、住居等

指定基準3:(五)生活様式の特色を示すもの

所在都道府県:千葉県

所在地:木更津市太田2-16-2

保管施設の名称:木更津市郷土資料館金のすず

所有者名:木更津市

管理団体・管理責任者名:

解説文:
詳細解説
 この資料は、我が国の掘抜き井戸工法の代表的なものとされる上総の井戸掘り技術の用具を取りまとめたものである。
 上総掘りは、上総で明治中期に考案された掘抜き井戸掘削技術で、道具立てが簡単で、操業安全性にも富んでおり、技術の習得が容易なことから短期間に普及した。いわゆる人力による鉄管のボーリング技術の改良であるが、第二次大戦前後には手突きから動力へと変化した。
 この資料は、手突き段階の用具一式(昭和35年指定)と機械掘り段階の用具一式・水神講関係用具(平成7年追加指定)からなる。
 昭和35年指定「上総の井戸掘用具」は、特に旧君津地方で使用された上総の井戸掘り技術の用具をまとめた手突き段階の用具一式である。
 平成7年追加指定は、袖ヶ浦市阿部で上総掘り職人として活躍した故近藤晴次氏の遺族から寄贈された機械掘り段階の用具一式と水神講関係用具である。
 この資料は、上総掘り発祥の地であるこの地方の技術の変遷をよく示している。追加指定は、既指定の内容をさらに補強・充実するものである。

詳細解説:
 この資料は、我が国の掘抜き井戸工法の代表的なものとされる上総の井戸掘り技術の用具を取りまとめたものである。
 上総掘りは、上総で明治中期に考案された掘抜き井戸掘削技術で、道具立てが簡単で、操業安全性にも富んでおり、技術の習得が容易なことから短期間に普及した。いわゆる人力による鉄管のボーリング技術の改良であるが、第二次大戦前後には手突きから動力へと変化した。
 この資料は、手突き段階の用具一式(昭和35年指定)と機械掘り段階の用具一式・水神講関係用具(平成7年追加指定)からなる。
 昭和35年指定「上総の井戸掘用具」は、特に旧君津地方で使用された上総の井戸掘り技術の用具をまとめた手突き段階の用具一式である。
 平成7年追加指定は、袖ヶ浦市阿部で上総掘り職人として活躍した故近藤晴次氏の遺族から寄贈された機械掘り段階の用具一式と水神講関係用具である。
 この資料は、上総掘り発祥の地であるこの地方の技術の変遷をよく示している。追加指定は、既指定の内容をさらに補強・充実するものである。



国指定文化財等データベース への追加がありました。
元記事と合わせて、ご利用ください。

2015年5月13日水曜日


上総掘り、研究中


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