本日の記録
作業時間 9:30〜17:30
掘削記録 0cm(深度930cm)
開始水位 測定せず
作業の準備
一昨日購入したアンテナマストにボルト穴を開けました。カップリングもボルト穴を開けて調整しました。
引上げ用のワイヤーロープは20mを半分に切ってダブルで掛けることにしました。昨日、ベットに入って寝ながら引上げをシミュレーションしました。最初は、ワイヤーロープを9m下のオーガ本体の接続部に掛ける予定でした。脱落した手持ちパイプに負荷を掛けて、別の箇所での再破断も心配だからです。
さて、オーガの接続部ってどうなってたっけ?写真がブログに残ってました。
2014年12月21日日曜日
ポンプ式井戸掘り器、解決しました
トラックロープを接続したオーガ本体 (撮影:2014/12/21) |
撮影の後に井戸穴に投入してみると、ロープの編込み部が井戸壁と擦れるため、針金で留めています。つまり、パイプにワイヤーロープをかけても、針金で留めたトラックロープが邪魔して、接続部のボルトに引掛けることができません。またボルトも先日、短いものに交換しています。
トラックロープの外側からワイヤーロープを掛けることも考えました。しかし、もしパイプにワイヤーロープが掛からずにトラックロープだけをウィンチで持ち上げてしまうと、トラックロープが破断してしまうでしょう。パイプにワイヤーロープが掛かったか否かは、地上からは判断できません
また、ワイヤーロープを掛けられる有効範囲は、接続ボルトとアイボルトの間で5cmほどです。9m下の井戸底で手探りでやりきる自信がありません。切れかかっているトラックロープですが、井戸底と地上を繋ぐ最後の手段です。何とか温存したいです。
と、言う事で昨日のアンテナ止め具と同じく、脱落したコネクターの直下にワイヤーロープを掛けることにしました。ワイヤーロープ1本の懸架荷重は0.55トンですが、径3mmのワイヤーロープよりアンテナマストが弱いとも思えません。ダブルで掛けて1トンで引き上げることにしました。
1トンまで持ち上げられる装備です |
掘削の状況
ワイヤーを半分に切断して投げ縄を二本作成しました。しかし、ウインチのフックを下げる機材がありません。ワイヤーロープやウインチを扱うのは初めてです。シャックルとか色々な機材があるようですが、購入時には判りませんでした。とりあえずワイヤーロープを切って支持用のリングを作りました。スリーブを二重に締めて、リングも二重にしました。これを単管の横棒に掛けて、1トンの過重に耐えることを期待します。
スリーブで支持部と投げ縄を作成しました |
持ち手パイプに投げ縄を装着しました |
アンテナマストに装着した投げ縄を井戸穴に落とします。昨日のアンテナ留め具と同様にアンテナマストを操作して、脱落した手持ちパイプを投げ縄で掴みます。一発で確保できました。二本目の投げ縄は一本目に被せる様にして井戸穴に落とします。井戸穴内ではトラックロープとパイプが二本入ってますので結構窮屈です。何とか二本目の投げ縄も設置することができました。
投げ縄が一発でパイプを掴みました |
1本目の吊りロープと持ち手パイプの救出ロープ に被せて井戸穴に落とします |
吊りロープの準備完了!! |
吊りロープの懸架重量はダブルで1tです |
作戦7:ウインチで持上げ作戦
ウインチで引き上げを開始しました。二本のアンテナマストが上がってきました。いい調子です。ですが、途中でウインチが重くなります。1トン用のウインチでもダメなのか。汗汗
更に力を掛けてウインチを持ち上げると、「バシン!!」、片方のワイヤーロープが破断しました。
投げ縄を掛けた持ち手パイプと一緒に 持ち上がってきました |
片方の吊りロープが破断しました |
吊りロープの長さには注意したつもりでしたが不均衡だったのでしょうか。破断した側のアンテナマストを引き上げようとすると、二本共に井戸穴内でがっちり噛んでいます。なんとかアンテナマストを引き上げました。他方のアンテナマストは井戸穴内に余裕ができたため、ガチャガチャ動かすと投げ縄を接続した針金が緩んで引き上げることができました。
アルバム
2014年12月30日 |
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