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投稿日 2015年1月20日火曜日

突き棒3号、アースクラッシャーを検討中

道具の検討


井戸底の礫を突破する方法を検討しています。
今まではオーガで引っ掛けて、梃子で引き上げて石を砕いていました。現在はオーガに石が引っかかりません。井戸穴全体を複数の石が塞いでいて、オーガ自体が下に潜り込めないようです。下から引き上げられないなら上から砕くしかありません。しかし、単管で作成した突き棒では威力が足らないようです。また尖らせた刃先が丸石で滑って、力を伝えきれないようでもあります。うーん…。

突き棒3号を検討しましょう。2mから切出した1.5mの単管は既に用意してあります。
単管の先に鋼製の削岩用のビットを取り付ければ良いのです。しかし、ネット検索してもエアハンマーのチゼルしか見つかりません。太さが足らないです。それにリーマ型や平ノミ型だと、丸石に正確にヒットしないと効果がないかもしれません。
では、単管自体を槌にしましょう。単管に鉄板を溶接して蓋をして丸くグラインダーを掛ければいいかな。

ピコーン、思いつきました。

ヤグラの杭として単管を打ち込んだ際に、打撃面の保護用の座金を使いました。これを溶接して使いましょう。

ハンマーで叩いても大丈夫な素材です。これを突き棒の下に溶接します。
管打ち兄弟 ヘッド(兄)のみ
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単管の重量も強化しましょう。滑車で引き上げてドッスンドッスン落すイメージです。名付けて、

突き棒3号、アースクラッシャー!!!

単管の中に砂を詰めましょうか。コンクリートで固めるのも良さげです。
もっと重く、例えば鉛を溶かして流し込むのはどうでしょう。「いいね!!」
水道の鉛管を廃材屋で探して、鉄鍋で溶かせばいいかな? 単管自体も加熱しておかないと、上手く充填できないかも。結構大掛かりになります。うーん…。

ピコーン、思いつきました。

砂鉄を詰めましょう。子供が小さいときは海岸の砂浜で砂鉄集めをしたものです。場所を選べば、2〜3時間でバケツ一杯ぐらいは集められます。単管に砂鉄を詰めて、塩ビのタフボンドで蓋をすればよろし。

突き棒3号の単管のスペックです
 長さ:1.5m
 径:48.6mm
 厚さ:2.4mm
 重さ:4.1kg

砂鉄を詰めても隙間がありますが、単管の径の鉄棒だとすれば重さはいかほど?
体積はπr^2hから、2,782.6cm^3です。鉄の比重が7.85ですから、重さは22kg弱です。この重さを1mほど持上げて、井戸底に叩き込みます。
水中ですから抵抗があります。引上げ用のトラックロープは、細いポリエチレンロープに変更しましょう。
砂鉄は2リットル程度集めれば良い計算です。砂鉄集めの磁石はフック用の強力磁石がありました。これで、砂鉄収集器を作ります。


感想と構想


先週末、井戸掘りの見学者が「この長さ(ヤグラ4m)の単管でガンガンやれば掘れるだろう」と感想を漏らしていました。単管4mの重さは11kgです。アースクラッシャーは、その2本分の重さです。期待大です。

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