本日の記録
作業時間 9:30〜13:30
掘削記録 全然掘れませぬ、0cm(深度1,070cm)
開始水位 測定せず
道具と材料
・オーガ本体+エクステンション×2+延長パイプ×5=1,192cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×6=1,360cm
掘削の状況
今日はお昼までの作業でした。
先ずは昨日の堀屑を浚います。一回目は砕けた砂利と泥水、二回目は粗砂が少し揚がりました。堀屑を浚うと、井戸底に井戸掘り器が当たってコンコンと硬い感触がします。昨日も頑張りましたが、礫層を突破できていません。
泥水と砕けた砂利が揚がってきました |
粗砂が揚がってきましたが、掘れているのかな? |
昨日は突き棒1号で井戸底の石と直接闘いましたが、今日は突き棒2号を使って石の周りを解す作戦です。井戸底を突いた感触で井戸底の形状を想像して対処を考えていますが、どうなっているか良くわかりません。複数の石が井戸底を塞いでいます。隙間を突き棒2号で解しますが、その隙間の下にも石があるような…。どうしたらいいのでしょう。
オーガのサイドブレードがまたやられています |
井戸掘り器で粗砂、砂利、泥水が揚がってきます。礫層になってから、泥水が結構ネットリしているのが気になります。粗砂の中に礫が混じっているにしては濃すぎます。
もしかしたら、粗砂の帯水層は過ぎて、不透水層の粘土に礫が混じっているのかもしれません。今々、掘っているのが不透水層だとしたら、これを突破すると溜まっている地下水は水落ちしてしまうのでしょうか? うーん、不安不安。
ネットリ泥水の正体が、パイプの出し入れで井戸穴の上部から剥がれて落下している粘土なら良いのですが…。
砂利は揚がってきますが、井戸底には大物が潜んでいます |
感想と構想
自転車を漕いで現場に向かう際に、農地入り口のお宅を通り過ぎました。ご主人が庭先でどなたかと会話しています。声は聞こえませんが、両手の親指と人差し指で輪を作っています。多分、「これぐらいの穴で」。次に両手を握って上下に動かしています。多分、「手でドンドン突いて」。そして、現場を指差しています。多分「あそこの奥で掘ってる」。
どうやら、井戸掘りの話をしているようです。
現場に入って作業を始めると、やはり先ほどのお二人がやって来ました。ご主人が友人の方に、井戸掘りの方法と状況を説明しています。一度説明しただけですが大したものです。笑
友人の方は、「単管の先を尖らせて掘ってるんだよ」と言われると、「どれどれ」。
更に、「ゴム弁のポンプみたいので、吸い上げるんだよ」と言われると、「どれどれ」。
そして二人して、「大工とか職人の作業を見てると飽きないんだよなー」、「そうそう、俺なら自分がやるときはこうするなって考えてるよ」。お二人ともDIYがお好きなようです。
井戸掘り器を落として、ジャボーンと音がすると、「おー、水が溜まってるよ」
井戸掘り器を上げると、「おー、あんなにパイプが濡れている。深いなー」
井戸掘り器の中から粗砂を掻き出すと、「おー、掘れてる掘れてる」、「でも気が短いヤツはダメだな」
ヤグラの単管を指差して、二人で井戸談義をしています。「この長さの単管でガンガンやれば、掘れるだろ」、「いやー、重くてダメだな」、「エンジンで巻き上げられないかな」、楽しそうです。
ご主人の携帯電話に鳴り、お二人は帰られました。電話が掛からなければ、ずっと見学していたかも。邪魔ではありませんが、試行錯誤を見られるのは気恥ずかしいです。
最後に友人の方は「いい遊びを見つけたね」と。笑
本当です。掘れればですが…。
アルバム
2015年1月18日 |
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