道具の検討
救出用のワイヤーロープ関連の資材をネット注文しました。いつもはホームセンター等で、有り合わせの資材を組合せて作業するのを得意としてます。(滑車の作成とかですね。パイプ分離接続では大失敗でしたが。笑)
でも今回はトン単位の重量を扱うことと、地下の10mも先の相手です。慎重にやらないと、二ヶ月間近い努力が不意になります。
カタログで使用荷重等を入念にチェックして、資材を決めました。
オーガに締め込んでいるアイボルトも、ブログ写真の刻印を元にメーカーを調べました。
◆難波鉄工株式会社 商品情報 > 製品一覧 > アイボルト・アイナット・鍛造蝶ナット > アイボルト
http://naniwa-iron.com/item/aiboruto/
アイボルトのサイズは実測していませんでしたが、パイプの接続ボルトW5/16とほぼ同じでした。5/16in=7.9mmです。接続ボルトはインチネジ、アイボルトはJISネジです。ネジの呼び径から、利用しているアイボルトは、M8と判明しました。
規格表を見ると、なんとM8の使用荷重は80kgです。えー、全然弱っちい…。
使用荷重の「垂直づり 45度づり(2個につき)」もよく判らないです。2個で80kgなの???
M24かM27に交換しないと、安心して使えません。よく考えると、アイボルトを締め込んだオーガの鋼板自体も、1トン荷重に耐えられるだっけか?
うーん、アイボルトも含めて強度試験です。
カタログによると、アイボルトは使用荷重の三倍の負荷を掛けても破断しないことがJIS規格の条件だそうです。それでも240kgです。強度試験の本来の目的は、径3mmワイヤーロープの荷重0.5トンですが、その半分です。ぐぬぬ。
アイボルトがダメなら、オーガ本体のパイプ部分に、ワイヤーロープを接続する方法を考えるしかないです。
感想と構想
年末の様なオーガ脱落事故はもう御免です。きちんとやりましょう。
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