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投稿日 2015年7月25日土曜日

粗砂層に変わったようです

本日の記録


作業時間 11:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度2,250cm) 
開始水位 480cm(水深1,770cm)

朝一でホームセンターへ資材の購入。
帰宅して、この時期恒例のウメボシの天日干しです。本当はパイプ類の加工を予定してましたが、時間がありません。加工は明日に廻して、井戸掘りへGo!!

今年は要望があり、ウメボシを二樽漬けました。ウメボシの干し台も2箇所に増設で、組み立て作業に時間を取られて大汗です。


資材の購入


・アンテナマスト 2本
・HIVP25×200 2本
・SGP 15A×200 10本(ネット注文)
・トラック用ゴムバンド 4本
・5mmポリロープ
・50m巻尺(ネット注文)

アンテナマストが2本しか入荷してません。深度30mまでには4本必要です。今日の2本は1日のノルマ40〜50cmから、8日分=4週間分=1ヶ月の材料になります。残りは1ヶ月待てば、また入荷するでしょう。待ちます。
ソケットとボルトは、現場のストックを再確認してみます。材料が無駄になるのは嫌ですから。


作業の準備


ロープが弛んで調子の悪い井戸穴のソケットを、ゴムバンドで排水枡に結束しました。

トラック用ゴムバンドを購入しました 
排水枡にゴムバンドでソケットを固定しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×12+90㎝短尺パイプ=2,340cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×11=2,370cm
・ポンプ式井戸掘り器
・チゼル型アースクラッシャー


掘削の状況


前回(7/20)1日掛けて堀クズを浚いました。その浚い残しの沈殿した粘土を掃除します。細砂も揚がってきました。
掃除をした後で、50m巻尺で井戸の深度を実測しました。報告は別稿で。

沈殿した粘土を浚います
細砂も少し揚がりました

径25mmオーガで下穴を開けます。
井戸底にオーガを降ろすと、ハンドル高さ80cmです。前々回(7/18)にハンドル高さ25cmまで掘下げて、パイプを45cm延長したので、70cmのはず。まだ10cm分の堀クズが溜まっています。
体重を掛けてハンドルをガシガシ回したら、堀クズの10cm分は下りました。しかし、ここからが下がらない。1時間以上頑張りましたが、ダメです。そういえば、前々回も固くて掘り下げに苦労しました。もう少し掘り下げたかったけど、諦めていたんですよね。

径25mmオーガで下穴を開けます
径25mmオーガ着底しました、ハンドル高さ80cmです
径25mmオーガ、10cm下がりましたがこれ以上は無理

前回の井戸浚いの後半から、細砂・粗砂が大量に揚がってくる様になりました。砂層に変化しています。突き棒で井戸底を突いた感触も砂でした。径25mmオーガでは締まった砂層では空回りしてしまうのかも?
じゃあ、突き棒で井戸底を突いて砂層を解してみましょう。突き棒の持ち手パイプの地上部は140cmで前回と変わりません。ここから井戸底を突くと、パイプが下り始めました。
井戸底には凹凸を感じます。凸部を突くと解れる様な…、砂層? でも、カツンと固い感触がする様な…、砂利? うーん、良く判らん。

突き棒で粗砂層を解してみましょう
突き棒が着底しました、パイプの残りは140cmです
突き棒が10cm下がりました、井戸底に凸凹を感じます

井戸底に砂や砂利で凹凸があるなら、オーガで剥ぎ取ればよろし。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは75cmです。堀クズは残り5cmかな?
ハンドルを回転させて、5cm下がると井戸底に突っ掛かりました。右回し・左回しと力任せに回転させますが、進展ありません。
ハンドルを持ち上げると、スッと上がります。噛みはしないので梃子も使えません。30分程繰り返しましたが、飽きました。井戸底の石なら、久し振りのアースクラッシャー投入です。

径75cmオーガで井戸底を剥ぎ取ります
径75mmオーガ着底しました、ハンドル高さは75cmです
径75mmオーガが5cm下った所で、石に突っ掛かりました

投入するアースクラッシャーは75mmチゼルです。首が短いので、事前に堀クズを掃除しました。しつこい堀クズですが、これで取り切ったかな?

しつこい堀クズを浚います
パイプ下部には豆砂利が詰まっています

75mmチゼル型アースクラッシャーを投入しました。井戸底に落として手打ちしてみます。確かに石があります。井戸底に段差がある。5cm位だけど判り易い。
段差の上にチゼルを手で打ち込みますが、ビクともしません。動滑車を使って高い位置から落とさないとダメかしらん。今回、体力が着いてきたので、動滑車は使わず固定滑車のみのつもりでした…。

ピコーン、思い付きました。
井戸底は明確な段差があります。石に直接打ち込んでも砕けませんが、石が乗っている段を砕けは、石は転がり落ちるはず。
石の周りに手探りでチゼルを打ち込み、最後に石に打ち込むと…、石が外れた様な気がします。
これって凄くないすか? 22m以上も地下の、直径10cmもない井戸穴の中で、段差5cmの石を始末するなんて!!

久し振りのアースクラッシャーの投入です。動滑車を使わずに固定滑車のみで稼動させました。まあ、何とかなりましたが、引き上げはやはり重くて辛いです。1日1回が限度ですね。

75mmチゼルが着底しました
75mmチゼルが5cm下がりました
アースクラッシャー 75mmチゼルが帰還しました

石が外れたようなので、径75mmオーガで井戸底を整えましょう。
再度、径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは75cmです。高さ変わってない。でも、オーガで掘削できません。オーガは回転しますが、空回り。オーガ先端の三角錐の真下に石がある様です。チゼルで井戸壁から剥ぎ取った石が穴の中心に落ち込んだのでしょう。
体重を掛けても、オーガを持ち上げてガンガン突いても変化ありません。

再度、径75mmオーガで井戸底を剥ぎ取ります
ハンドル高さは75cmです
先端の三角錐の真下に石があります、オーガは空回りするだけです

本日はここ迄。アースクラッシャーで剥がした石の始末は明日にします。心が折れました。


感想と構想


1日のノルマ50cmの予定が、全く進捗しません。土質が変わり、今は粗砂だと思いますが、砂利としつこい堀クズに手こずっています。まさか、井戸底の壁が崩れているんじゃないよね? ヤマが来ている? 勘弁して!!



体力と気力の限界で、フラフラ帰宅。
それでも、天日干しのウメボシを取り込まないと。震える手で菜箸を使って、ウメを樽の梅酢に漬け直しみす。これと天日干しを、干し具合いを見ながら繰り返します。後、2〜3日です。
まだ干しが足りませんが、幾つか試食してみると、良い出来です。

確か、よっちゃんは毎朝ウメボシを食べてるって言ってたな〜。来週、来た時に持って帰って貰いましょう。粗塩と赤紫蘇だけで漬けた、本物のウメボシは旨いよ!!


アルバム


2015年7月25日


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