感想と構想
今回(7/20)、丸一日掛けて井戸底の堀クズを浚いました。色々数字が合わなくて、納得できません。検算してみます。
溜まっていた堀クズの高さは?
前回(7/18)、径25mmオーガを降ろしたときにハンドルが余分に高かった分=前々回(7/12)の堀クズが40cm。そして前回掘り下げた深さが50cm。前々回の堀クズ40cm+前回の掘り下げ50cm=今回の堀クズ90cmと計算しましたが、実際は70cmしか堀クズはありませんでした。突き棒で井戸底を突いて、これ以上堀クズが無い事も確認しました。
突き棒で井戸底を突くと締まった砂層です(撮影:2015/7/20) |
前々回の堀クズ40cmは実際計測したので間違いは無し。前回の掘り下げ50cmが間違えた様です。掘り下げた50cm分の土砂がそのまま堀クズにはなっていないのでしょう。砂利や粗砂は堀クズとして井戸底に溜まりますが、細砂や粘土は地下水に溶け込んでしまいます。掘り下げた50cmのうち、20cm分は堀クズから分離していたと思われます。最初の沈殿した粘土や粘土水として掬い揚げた分です。多分、次回も地下水に舞い上がった粘土や細砂が沈殿しているでしょう。
【結論】溜まっていた堀クズは70cm分が正解です。
オーガで掘り下げた25cm分の堀クズは何処へいった?
確かにオーガのハンドルは、前回掘削位置に比べて25cm分だけ高かった。そして、25cm分をオーガで掘り下げることができました。しかし、ポンプ式井戸掘り器は下がりませんでした。そもそも、堀クズとして砂も揚がりません。
井戸底まで再度掘り下げました(撮影:2015/7/20) |
多分、25cm分の堀クズが溜まっていたのではなく、井戸壁に掘り残しがあってオーガが途中で引っ掛かっていたのでしょう。オーガを回転させて掘り下げましたが、井戸壁を少々掃除しただけなので、砂が少ししか揚がらなかった訳です。深さが変わらないため、ポンプ式井戸掘り器も下がらない。
【結論】25cm分の堀クズなどなかった。井戸底まで綺麗に堀クズを除去できています。
井戸穴の深さが突き棒の測定値と違う理由は?
オーガのアンテナマストを繋ぎながら計算した深度は22.50m。突き棒で計測し直した深度は22.30m。20cm分ズレています。
最後に突き棒で測定したのは、6/20の掘り始め、深度20m到達直前のタイミングでした。
7/11からは、パイプ交換を意識して50cmずつ掘り下げているので誤差はないはず。
つまり、6/20、6/21、6/27、7/4のどこかで測定ミスをしたか、記録ミスをしたのでしょう。でも、一度に20cmも間違えると、ブログ記事を投稿する際に気が付いたはず。例えば、5〜6cmずつ4回間違えるとか、そんな所ですかね。だとしたら、アホですね。
突き棒の長さも1/4に深度10mを突破した際に、実測しただけです。以降は繋いだパイプの長さを机上で加算していました。地上で10m以上のパイプの長さを測定するスペースはありませんからね。現在の井戸の深度を実測する必要があります。
【結論】井戸の深さは、突き棒やオーガの長さで間接的に測定しても、良く判らん。実測すべし。
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