道具の検討
よっちゃんアイデアの、内部ソケットとやらを探してみました。
商品名は「インスリーブソケット」でした。ISSです。
◆東栄管機株式会社
http://toeikanki.jp
インスリーブソケット(VU特殊継手:ISS) (引用:東栄管機株式会社) |
寸法図もありました。色々チェックしてみます。
よっちゃん曰く、「内部ソケットはゴミが引っ掛かるので、普通は使わない。」とのことでした。ISSも縦引き配管用です。ゴミのせいですね。
気になるのはDVソケットと比較した場合の接続強度と、ソケット自体の物理強度です。材料は塩ビで同じですから、厚さと接続長を比較してみます。
給排水用の塩ビ製品はJIS規格がありますが、VUパイプとDVソケットのスペックは、メーカーのカタログから引いてみました。許容誤差は無視してます。
◆クボタシーアイ株式会社
https://www.kubota-ci.co.jp
硬質ポリ塩化ビニル系製品 - クボタシーアイ
◆株式会社クボタケミックス
https://www.kubota-chemix.co.jp/
下水道用硬質塩化ビニル管
クボタシーアイ株式会社の完全子会社化と社名変更について
https://www.kubota.co.jp/new/2016/16-07j.html
(1)VU100のスペック
外径D:114mm
概略内径d:107mm
厚さt:3.1mm
(2)DVソケットのスペック
外径D:124mm
内径d:100mm 口側内径d1:114.55mm
底側内径d2:113.20mm
厚さt:(D-d1,2)/2=4.725mm〜5.4mm
長さL: 104mm
接続長l:50mm
(3)VU ISS100のスペック
外径D:114mm
内径d:100mm
口側内外径d1:107.7mm
底側内外径d2:106.6mm
厚さt:(D-d1,2)/2=3.15mm〜3.70mm
長さL:100mm
接続長l:45mm
ISSの外径は、VU100と同じ114mmです。ソケット分、井戸穴の径を拡げる必要はありません。イイね。
ISSの肉厚はDVソケットより1.5mm以上薄いです。イケてない。その分、物理強度が低いと思われます。でもVU100と同じ程度の厚さです。
ISSの接続長はDVソケットより5mm短いです。当然、接続強度もその分、低いはずです。
総論
ISSはDVソケットより薄手なので、剪断強度は低いと思います。例えば、VU100を繋いで横倒しした場合等ですね。しかし、井戸のケーシングパイプは井戸底に真っ直ぐ下げますので、剪断強度は気にしなくても良いでしょう。
次に引張強度です。ISSの肉厚がVU100と同じですので、ソケット自体の強度は問題無し。パイプが無事で、ソケットだけがが引き千切れることはありません。
最後に問題なのが、ボンドで接着した部分の引張強度です。DVソケットが接続長50mm、ISSが45mm、10%の差異がどれだけ影響するのかが見えません。
いけるかな? いけそうな気がする。強度が心配なら、それこそダクトテープで補強すればよろし。「怪しい伝説」みたいにね。
VUパイプは排水用です。圧力の掛かる給水用や、土圧の掛かる埋設排水用には強度の高いVPパイプを使います。因みに電設用にはもっと薄いVEパイプの規格があります。
VPパイプがどれだけ強度があるか、参考までに同じ様に比較してみましょう。
(4)VP100のスペック
外径D:114mm
概略内径d:100mm
厚さt:6.6mm
(4)TSソケット
外径D:130mm
口側内径d1:114.70mm
厚さt:(D-d1)/2=7.65mm
長さL:200mm
接続長l:84mm
うーん、ゴツい。
平日なので、本業に勤しんでますが、身体がキツイです。土日の力仕事は、よっちゃんメインだったのに…。特に下半身が筋肉痛でダメです。しゃがみ込んで作業してたからかな?
VU ISS 寸法図 (引用:東栄管機株式会社) |
気になるのはDVソケットと比較した場合の接続強度と、ソケット自体の物理強度です。材料は塩ビで同じですから、厚さと接続長を比較してみます。
給排水用の塩ビ製品はJIS規格がありますが、VUパイプとDVソケットのスペックは、メーカーのカタログから引いてみました。許容誤差は無視してます。
◆株式会社クボタケミックス
https://www.kubota-chemix.co.jp/
下水道用硬質塩化ビニル管
クボタシーアイ株式会社の完全子会社化と社名変更について
https://www.kubota.co.jp/new/2016/16-07j.html
(1)VU100のスペック
外径D:114mm
概略内径d:107mm
厚さt:3.1mm
(2)DVソケットのスペック
外径D:124mm
内径d:100mm 口側内径d1:114.55mm
底側内径d2:113.20mm
厚さt:(D-d1,2)/2=4.725mm〜5.4mm
長さL: 104mm
接続長l:50mm
(3)VU ISS100のスペック
外径D:114mm
内径d:100mm
口側内外径d1:107.7mm
底側内外径d2:106.6mm
厚さt:(D-d1,2)/2=3.15mm〜3.70mm
長さL:100mm
接続長l:45mm
ISSの外径は、VU100と同じ114mmです。ソケット分、井戸穴の径を拡げる必要はありません。イイね。
ISSの肉厚はDVソケットより1.5mm以上薄いです。イケてない。その分、物理強度が低いと思われます。でもVU100と同じ程度の厚さです。
ISSの接続長はDVソケットより5mm短いです。当然、接続強度もその分、低いはずです。
総論
ISSはDVソケットより薄手なので、剪断強度は低いと思います。例えば、VU100を繋いで横倒しした場合等ですね。しかし、井戸のケーシングパイプは井戸底に真っ直ぐ下げますので、剪断強度は気にしなくても良いでしょう。
次に引張強度です。ISSの肉厚がVU100と同じですので、ソケット自体の強度は問題無し。パイプが無事で、ソケットだけがが引き千切れることはありません。
最後に問題なのが、ボンドで接着した部分の引張強度です。DVソケットが接続長50mm、ISSが45mm、10%の差異がどれだけ影響するのかが見えません。
いけるかな? いけそうな気がする。強度が心配なら、それこそダクトテープで補強すればよろし。「怪しい伝説」みたいにね。
VUパイプは排水用です。圧力の掛かる給水用や、土圧の掛かる埋設排水用には強度の高いVPパイプを使います。因みに電設用にはもっと薄いVEパイプの規格があります。
VPパイプがどれだけ強度があるか、参考までに同じ様に比較してみましょう。
(4)VP100のスペック
外径D:114mm
概略内径d:100mm
厚さt:6.6mm
(4)TSソケット
外径D:130mm
口側内径d1:114.70mm
厚さt:(D-d1)/2=7.65mm
長さL:200mm
接続長l:84mm
うーん、ゴツい。
感想と構想
平日なので、本業に勤しんでますが、身体がキツイです。土日の力仕事は、よっちゃんメインだったのに…。特に下半身が筋肉痛でダメです。しゃがみ込んで作業してたからかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿