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投稿日 2015年11月1日日曜日

祝、30メートル突破!!!!

本日の記録 


作業時間 9:00〜17:00
掘削記録 95cm(深度3,015cm)
開始水位 550cm(水深2,375cm)

今日もよっちゃんが助働きに来てくれました。助かります。良く働きますからね。♡
でも、どうやら釣り場を偵察しながらの、移動らしい。どうせなら、もっと早く来て下せい。

よっちゃんが助働きに来てくれました


道具と材料 


・オーガ本体+延長パイプ×16+90cm短尺パイプ=3,060cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×15=3,170cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況 


いつもなら沈殿した土砂をそっと浚う所ですが、昨日の掘りクズをとっとと始末したい。まだ、30cm以上の掘りクズが溜まっているはずです。

井戸底には「大きな石」が転がっていかもしれません。大口径のポンプ式井戸掘り器2号:ドラゴンジョーを井戸底に降ろして突きます。20cmほど下がるとフアフアした感触が伝わります。もうポンプ式井戸掘り器がいっぱいになった様です。
ドラゴンジョーを引き上げると、圧力抜き孔まで土砂が詰まっています。
もう一度、ドラゴンジョーを井戸底に降ろしました。しかし、これ以上は下がりません。引き上げると粘土と粗砂です。掘りクズは取り切れたかな?

ポンプ式井戸掘り器2号:ドラゴンジョーで
掘りクズを浚います 
ポンプ式井戸掘り器の圧力抜き孔まで土砂が詰まっています
土砂浚い2回目、粘土と粗砂です

径50mmオーガで新たに下穴を開けましょう。
径50mmオーガを延長して井戸底に降ろします。45cm短尺パイプを接続して延長しました。ハンドル高さは107cmです。昨日のハンドル高さは30cmだったので、32cm分の掘りクズが溜まっています。取り切れたと思っていましたが、計算違いでした。沈殿した土砂しか浚えてなかった。みたいです。

面倒いのでこのまま掘削続行です。(笑)

掘りクズ浚いは気が重いのですが、新たな掘削は楽しいな〜。興が乗って40分ほどで45cm分、ハンドル高さ30cmまで一気に掘り下げました。径50mmオーガのブレードを修理したため、土層への食い込みが良いです。

径50mmオーガで下穴を開けます
径50mmオーガでハンドル高さ107cmから30cmまで掘り下げました

次に径75mmオーガで下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは109cmです。掘りクズの嵩が余り変わりません。先ずは掘りクズ部分を掘り下げますが、砂利が溜まっていてオーガに噛みます。ハンドルが回し辛い。高さ30cmほどの掘りクズを抜けると、新たに下穴を開けた部分です。ここも度々砂利に衝突します。梃子を使って砂利を剥がして掘り進めます。
30分ちょっとで最深部まで井戸穴を拡張しました。ハンドル高さは30cm、深度29m50cmです。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着低しました、
ハンドル高さは109cmです
径75mmオーガで最深部まで下穴を拡張しました、
ハンドル高さは30cmです

掘りクズに砂利が多いです。「大きな石」があるかもしれません。ドラゴンジョーで掘りクズを浚います。
浚渫状況を確認するため、マーキングの赤テープを80cm位置に貼り付けました。
ドラゴンジョーを井戸底に押し込みます。何度か突いて、マーキングが40cmほど下りました。フアフアした感触が伝わります。引き上げ時です。
ドラゴンジョーを引き上げると、圧力抜き孔まで土砂が詰まっています。中身は粗砂です。

ドラゴンジョーで土砂を浚います
ドラゴンジョーが着底しました、
赤テープのマーキングは上が80cm、
下は26cmです
ポンプ式井戸掘り器の圧力抜き孔まで
土砂が詰まっています
上がった土砂は粗砂です

井戸底の掘りクズは突き固められているかもしれません。素直に解し直しましょう。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは98cmです。10cmほどしか下がっていません。ぐぬぬ!!
結構な量の土砂を浚渫したのに変です。
また、掘りクズをハンドル高さ30cmまで掘り下げ、ハンドルを煽って井戸壁を掃除します。掘りクズの上部に砂利が固まっていて、オーガが噛みます。

径75mmオーガで土砂を解し直します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは98cmです
径75mmオーガで最深部まで土砂を解し直しました、
ハンドル高さは30cmです

井戸穴が狭くて、ドラゴンジョーのTSソケットが引っ掛かかっているのかも…。もっとザックリ土砂を引き上げたい。と言う事でポンプ式井戸掘り器2号:ロングホーンの投入です。先端パイプが長い分、取り込める容量も多くなっています。

今回は水栓を外しました。理由は後述。
掘りクズで満杯になるのが判りませんが、ロングホーンを井戸底に押し込みます。ガンガン突くと、ロングホーンが70cm下りました。目論み通りです。
ロングホーンを引き上げると圧力抜き孔まで土砂が詰まっています。
中身は粗砂ですが、砂利と昨日落下したボルトが揚がってきました。

ポンプ式井戸掘り器2号:ロングホーンが帰還しました
今回もポンプ式井戸掘り器の圧力抜き孔まで
土砂が詰まっています
ロングホーンには粗砂が詰まっていました
昨日落下したボルトがピカピカに磨かれて上がってきました

70cmも掘りクズを浚ったらもう充分でしょ。と言うか飽きた。(笑)
径50mmオーガで新たに下穴を開けましょう。このタイミングでよっちゃん登場です。もう15時近くです。

径50mmオーガの45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに交換して、45cm分を延長します。径50mmオーガを井戸底に降ろすとハンドル高さは104cmです。掘りクズが70cm以上溜まっています。ま、良っか!! よっちゃん、お願いします。


よっちゃん、ハンドルを回しながら 「掘りクズを浚ったほうが良いんじゃないの? 相当溜まっているよ」

儂 「良いの良いの(だって飽きたんだもん)」


よっちゃんと交替しながら下穴を開けます。そして、ハンドル高さが40cmまで下りました。深度30mに到達です。パチパチ!!

更に、よっちゃんが10cm分を掘り足しました。深度30.1m。

径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは104cmです、
掘りクズが74cmも溜まっています
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度30mに到達です
径50mmオーガで更に10cm分を掘り進めました、
ハンドル高さは30cm、
深度30m10cmです

径75mmオーガで下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは150cmです。下穴45cmに対して掘りクズが75cm溜まっています。前回分の残りが効いています。こりゃハンドルが高過ぎて回すのが辛いです。ま、良っか!! よっちゃん、お願いします。



よっちゃん、ハンドルを回しながら 「掘りクズを浚ったほうが良いって!! ハンドルが高過ぎて回し難いよ。」

儂 「良いの良いの、このままGo!!(だって飽きたんだもん)」


掘りクズ部分を解し直して掘り下げます。しかし、また砂利がオーガに噛みます。相当砂利が溜まっている様です。
何とか噛んだ砂利を退かしながら掘り進めます。砂利部分を突破すると楽になりました。下穴部分の拡張も砂利に衝突せずに進められました。
そして下穴を開けたハンドル高さ30cmに到達。更に5cm分を追加で掘り下げました。深度30.15mです。

梃子を使ってオーガを引き上げ、ハンドルを煽って井戸壁を掃除します。オーガが重くて2人掛かりでも重労働です。

更にオーガを引き上げると、また砂利が噛みました。砂利が溜まっているだけではない様です。砂利層で井戸壁が出っ張っている?
ここもハンドルを煽って井戸壁を掃除します。しかし、力を抜くとオーガが井戸底に落ち込むし、引き上げると井戸壁の抵抗て持ち上がらない。ハンドルを持ち上げながらオーガを回転させるのに、大の大人2人がヒーヒー言って作業を進めました。暫し休憩。


よっちゃん 「オーガを固定滑車で持ち上げて、ロープに撚り戻しを付ければ、楽になるんじゃない?」

儂 「おー、それ良いね。動滑車に使っていたブロックに、撚り戻しがついてたわ。でも、今日はもう少しなので、人力作戦じゃ!!」


径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは150cmです
径75mmオーガで更に5cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは25cm、
深度30m15cmです

人力作戦で何とか、井戸壁を掃除しました。
17時になり、辺りが暗くなりました。本日はここで終了です。
よっちゃん、ご苦労様です。

今週は文化の日で祝日があります。掘りクズ浚いは、そこで頑張りまぁす。


感想と構想 


昨年の11/14から始めた井戸掘りですが、遂に深度30mに達しました。11ヶ月と半月で、深井戸を掘り下げました。
雨天で掘れない日や、休みがとれなかったりしたので、経過日数では比較ができません。前半は資材購入や井戸道具の製作時間のほうが長かった気がします。作業時間は記録していますので、そのうち所要時間をカウントしてみましょう。
次は40mが目標かな?(笑)

 深度  到達日 備考
 0m11/14井戸掘り開始
10m1/4新年掘り初め
20m6/21
30m11/1開始後11ヶ月と半月
40m



ポンプ式井戸掘り器の持ち手パイプに水栓を付けた所、ウキの様に浮く様になりました。ポンプ式井戸掘り器が軽くなって調子が良いのですが、浮き過ぎです。写真を見ると判りますが、保持ロープが落下防止ではなく、浮き上がり防止になっています。

更に問題が…。ソケットに緩みがあったようでパイプ内に浸水してしまいました。水栓があるので排水できません。最下部の三連パイプが満水で取り回しも大変です。やはり、ポンプ式井戸掘り器側に水栓を付けるべきでした。スタンダードには意味がある。
木製水栓はパイプにガッチリ嵌っていて、外れません。せっかく作った水栓ですが、ドライバーで抉って、崩して外しました。流れ出た水で、周囲はビショビショです。
水栓自体は有効です。別のモノを考えます。

塩ビパイプの下部を水栓で蓋をしたら、
ウキのように浮かびました


アルバム 


2015年11月1日


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