道具の検討
先週の反省をば、一つ。
SD2で掘りクズを効率良く回収出来るようになりました。井戸底では相変わらずヤマ(井戸壁の崩落)が発生しています。井戸壁を保護するため、ケーシングパイプを入れる事も考えていましたが、井戸掘り道具の改善で対処できました。
ヤマで崩落する土砂の量より、井戸底から土砂を浚い揚げる仕事量が多ければ何とかなるようです。
ヤマがもっと大規模だと無理でしたが、あれ程に固い土層です。ドサドサと井戸壁が崩れ続けるとは、考えられません。(希望的観測〜)
SD2をもっと早く考案していれば、倍とは言いませんが、1.5倍位は効率良く井戸掘りが出来たことでしょう。やはり道具は鉄製にすべきです。
3日間で、幾つか失敗もやらかしましが、何とかリカバーできました。
ボケていて、すぐに忘れて同じ事をやらかすので備忘録を残しておきます。(笑)
塩ビのポンプ式井戸掘り器は使用禁止
深度30mを超えた辺りから、土質が変わりました。土砂に粘土分が少なくなってきました。ヤマが起きるのもこれが原因の一つです。別の問題も起きました。
掘りクズが粘土質ならば、ポンプ式井戸掘り器で効率良く土砂を浚うことが出来ます。しかし、粘土質が少ないと、砂と砂利の掘りクズがスライム状にならず、土砂を取り込む効率が悪くなります。しかも悪い事に井戸底に残った掘りクズを突き固めてしまいます。突き固めてしまった掘りクズは、またオーガで解すしかありません。無駄な作業です。
昨年末にこれをやっと理解して、土砂の取り込みがスムーズになるように容量の大きなV3を作成しました。しかし、容量の問題ではない事を、今回、思い知らされました。容量が大きくても、スイコで取り込めないサイズの石があると、それより下の掘りクズを突き固めてしまうのです。
軽いので塩ビのポンプ式井戸掘り器を使いたい所ですが、方向を間違えています。根本対処として、井戸底に降ろす道具の重量対策を考えるべきです。
最後に投入した塩ビの井戸掘り器です、 お蔵入り決定です (撮影:2016/2/11) |
砂回収器の打ち込みは禁止
SD2を井戸底に降ろすと、掘りクズが緩い場合は、SD2の自重だけて掘りクズを取り込みながら下っていくことがあります。これを応用して、複合滑車でSD2を引き上げて離すことで、自重による沈下を促進することにしました。
これって、良く考えるとSD2を井戸底に打ち込んでいるのと同じです。土砂の締りが緩く、スルリと取り込めれば良いですが、締りがキツイ場合は、取り込めない土砂を突き固めてしまいます。そもそも、土砂の締りが緩いなら、井戸底に降ろしただけで自重で沈下しているはずです。
突き固めてしまった土砂は、またヒーヒー言って解す必要があります。
掘りクズなら「吊下回転作戦」は本来は必要無かったはずです。
SD2の打ち込みは害あって益なし、 今後は禁止です (撮影:2016/2/13) |
道具の長さを理解すべし
まだ、井戸穴を掘り下げるオーガの長さと、掘り下げた土砂を回収するSD2の長さを、正しく理解していなかったようです。
わざわざ苦労して、SD2で新たに井戸底を掘り下げていました。
ハンドルが重いので、何か変だとは以前から薄々気が付いてはいたんですけどね。
なぜ困難な道を往く。俺!!(笑)
道具の長さを測り直して、やっと理解しました。10cm、間違えていました。
詳細は別稿で報告します。
感想と構想
平日なので本業に勤しんでいますが、井戸掘りしたい。(笑)
先週は祝日があったので土日と合わせて、3日間、井戸掘りを楽しめました。(半日は雨で潰れましたが)
この間に井戸底で邪魔をしていた石を2個共、除去することも出来て、達成感も得られました。モチベーションアップも著しいですね。
井戸掘りって、ランナーズ・ハイみたいに、アドレナリンが出るのかな?
本業もこれ位、努力と成果が連携すれば、モチベーションも上がるのですが…。(笑)
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