道具の検討
最初に気が付いたのは、ヤグラの内側に立て掛けていた、ねじなし電線管が倒れ込むようになったことです。
最初に気が付いたのは、 立て掛けた持ち手パイプが 倒れるようになったことです (撮影:2016/3/27) |
複合滑車の引き上げ位置がずれて、オーガの持ち手パイプが井戸壁と接触しています。
ヤグラが傾いているため、 ダブルタイフーンで引き上げた ねじなし電線管が片寄りしています (撮影:2016/3/27) |
手巻きウインチの引き上げも、巻き上げるロープがドラムに偏り、上手く巻けません。
持ち手パイプの保持ロープを引っ掛ける位置もズレるため、パイプの分離・連結もやり難くなっています。
特に影響があるのが、持ち手パイプを引き上げる際に、パイプの暴れ防止に通すヤグラの保持パイプです。一部を切り欠いたロの字の単管です。ヤグラの傾きで持ち手パイプを引き上げても、手で思いっ切り誘導しないと、保持パイプの中を通すことが出来ません。左手はウインチのハンドルを握っているので結構な手間です。
どれ位、傾いているかというと、こんな感じ。よっちゃんから教わった簡易水準器です。よっちゃんは指で吊り下げましたが、それだと撮影出来ないので、紐で吊り下げました。
ヤグラは北東、南東、南西の各方向に柱を立てた3本足です。撮影は北東の柱に水準器を下げました。傾きは北西方向に10cm、南方向に5cmでした。
90cm短尺パイプの簡易水準器で、 南西方向に10cm以上倒れています (撮影:2016/3/27) |
90cm短尺パイプの簡易水準器で、 南方向に5cm以上倒れています (撮影:2016/3/27) |
ヤグラの足を確認しました。
北東の単管柱は南西方向に、2cm弱のズレの痕跡があります。
南西の単管柱は西方向に、3cm以上のズレの痕跡があります。
北東の単管柱です、 2cm弱のズレの痕跡があります (撮影:2016/3/27) |
南西の単管柱です、 こちらは3cm以上のズレの痕跡があります (撮影:2016/3/27) |
複合滑車で大人2人がフルパワーを掛けたてめ、ヤグラの足が不等沈下を起こしています。
ヤグラを立てるときは現場を整地して、水平器でレベルを取りました。その後、それぞれ1mの単管を打ち込みました。全て同じ長さだけ、地中に単管を打ち込んであります。
現在の地上の長さを測定しました。
- 北西:59cm
- 南東:50cm
- 南西:44cm
南西の柱が15cm以上も沈下しています。これじゃ傾くはずです。
ヤグラの全景です、 背景に垂直なモノがないので 正確な所は判りませんが 確かに傾いています (撮影:2016/3/27) |
感想と構想
北側は通路で土層が締まっていますが、南側は畑なので締りが緩いという訳です。それに南西側の畑の畝は、長芋を栽培するため、2年ほど前に深さ70cmぐらいまで耕してします。沈下するはずだわな。
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