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投稿日 2016年6月2日木曜日

鑿井方法に革命を!!

道具の検討


井戸壁の崩落が中々止まりません。深く掘り下げたいのですが、崩れた土砂の処置で稼働時間の大半を費やしてしまってます。中々効率が上がらないのが辛いところです。
深さ45cm分の下穴を穿つのに2時間、その後、井戸穴の径を拡げて土砂を浚うまで2~3日ほど掛かっています。痺れます〜。
何か作業をする度に井戸壁から土砂が崩れるため、仕方ないと言えば仕方ないのです。でも、何とかならんかのう。

一度に崩れるのは高さ100cm前後です。一方、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で一度に浚えるのは60〜80cmです。2回、土砂を浚えば片付く勘定です。しかし、この作業中にも井戸壁から土砂が転げ落ちて、SD2が噛んでしまう事があります。噛んだSD2を引き抜くとまた大規模に井戸壁が崩れる事になります。(泣)

もう一つの問題の方が重大かも知れません。下穴を穿つ際や、井戸穴を拡張する際にはオーガを使っています。この作業中にも井戸壁が崩れています。オーガが崩れた土砂に埋まってしまうため、引き抜きに苦労しています。崩れ込む土砂はやはり100cm前後です。

径75mmオーガが帰還しました、
井戸底で土砂に埋まり、
引き抜くのに1時間掛かりました
(撮影:2016/5/22)

土砂が大量に崩れて、オーガの引抜きが不能になるのを恐れています。今はたまたま、埋もれたオーガの引抜きに成功していますが、次回は保証できません。ヤバイヨー、ヤバイヨー。

掘り方を見直すべきです。キリッ!!
画期的な掘り方、従来の掘り方ではない革命的な掘り方を検討すべきです。(笑)

鑿井方法に革命を!!
ラ・マルセイエーズ



土砂浚いの効率は、塩ビ管のポンプ式井戸掘り器(VP50 長さ1m)から、STK鋼管(径76.3mm、長さ1m)の砂回収器に換装することで、飛躍的に向上しました。これが無ければ、深度32m付近の井戸壁崩落を突破する事はできなかったでしょう。
現在、また井戸壁崩落に悩んでいますが、アプローチは間違っていないはず。SD2の性能改善ができれば良いのです。

一度に浚える土砂の量を増やす方向で行きましょう。長さを2mに延長すればよろし。

取り込む土砂の量が倍になるので、逆止弁の見直しが必要です。ゴム弁では耐え切れないはずです。金属弁に設計変更しましょう。図面を描いてみます。

長さ2mだと、引き上げた際の取り外しも簡単にはできません。土砂の排出方法も見直した方が良いですな。でも、アイデア切れです。




もう一つの問題、オーガの埋没はどうしましょうか?

オーガが埋まる前に、素早く掘り下げて引き抜けばよいのですが、土砂が崩れるときは一瞬です。
何か、オーガをどうこうしても改善しそうにないです。

でも、ヒントはありました。一ヶ月以上前の記事ですが、これです。

2016年4月9日土曜日
祝、深度36メートル突破

径75mmオーガを使わずに、SD2だけで下穴を拡張しています。同時に土砂浚いも完了です。エクセレント!!

この掘り方は、ゴム弁にダメージを与えますので、お勧めではないです。でも、金属弁に変更すれば恐くない。
後は爪の強度ですな。爪の形状を見直すか、爪に補強板を当てるか、鋼管自体をもっと肉厚な材料に変えるか。もしくは全てか。


感想と構想


この記事は、5/25頃から仕込んでいました。砂回収器で井戸底を掘り下げるアイデアです。これを先日(5/29)、先行して試してみました。

径75mmオーガの替りに、SD2で井戸底を拡張しましたが、爪が大破しました。爪が砂利と砂で研がれて、薄く摩滅したのが原因です。SD2で井戸底を掘り下げるアイデアは良かったのですが、簡単にはいかないようです。

平行だった爪が、内側に折れ曲がってしまいました
(撮影:2016/5/29)

爪を強化するのと同時に、摩滅時に交換できる仕組みが必要です。

アイデア、アイデア、アイデア、…。


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