道具の検討
砂利層の掘削ですが、もう少し今の掘り方で粘ってみる予定です。それでも掘り下げられないようなら、掘り方を見直します。
砂利層を突破するための「単管突き棒」、「径25mmオーガ」、「ハツリ器」等々、実績のある道具があります。
単管突き棒2号、砂利混じりの粘土層なら これで充分でしょう (撮影:2015/7/4) |
径25mmオーガ、ガッチリ団結した砂利層でも 抉じ開けることができます (撮影:2015/7/4) |
ハツリ器(幅75mmチゼル)、固い花崗岩でも 打ち砕きます (撮影:2015/4/17) |
新しく購入した、「千吉穴掘り機」も、試してみる価値があります。
千吉穴掘り機、まだ実力を試していませんが 下穴を穿つのには適していると思います (撮影:2016/6/12) |
でも、これらの道具は井戸底の砂利層を崩すことはできますが、崩した砂利は砂回収器で浚い揚げる必要があります。面倒い。
いっその事、砂回収器を改造して上総掘りのホリテッカンでも作りますか。
砂回収器3号の爪部を、上総掘り用のサキワに交換すれば、ホリテッカンの完成です。砂回収器のコネクタと逆止弁は、コシタそのものです。
7/16に砂回収器を打ち込んで失敗しましたが、この時に使った手巻きウインチを利用した打ち込みで、一人上総掘りができそうです。
手巻きウインチでホリテッカンを引き上げて、何らかの手段で固定する。ウインチのロープを緩めて、井戸底にホリテッカンを落とし込めば良いはず。
安全ピンを引き抜くと分離できるような金具はないかな?
砂回収器のねじなし電線管のまま打ち込むと、自重でボルトやコネクタを破損しそうです。持ち手パイプは衝撃に強い塩ビパイプに交換しましょう。
砂回収器のコネクタは15Aなので、ネジ切りされたニップルで作り直し。塩ビ側は25Aのメタルソケットです。15Aと25Aの異径ソケットを咬ませて、25Aのニップルで繋げられます。
塩ビメタルソケット→25Aニップル→異径ソケット→15Aニップル(コネクタ)の組み合わせです。
タスクスリー 白継手 径違いソケット 1X1/2 https://amazon.co.jp |
amazonで部材を探していたら、良い物を見つけました。25Aを15Aに変換する、ブッシングです。
塩ビメタルソケット→ブッシング→15Aニップル(コネクタ)の組み合わせで、部材点数を削減できます。
タスクスリー 白継手 ブッシング 1X1/2 https://amazon.co.jp |
部材は揃いそうです。でも、塩ビパイプだと、重量が足らないかな? その分、衝撃力が落ちます。どうすっかなー。
もう一つ不安が…。ホリテッカンを打ち込むと、また掘りクズを突き固めてしまうんでない? 前々回(7/16)の失敗の繰り返しです。
では、突き固めてしまった土砂を解すように、サキワはイチモンジにするか。これなら打ち込む度に土砂を切り裂いてくれます。
んー、待て待て。イチモンジを取り付けると、取り込める石のサイズが制限されてしまいます。大きな石は取り込めなくなるやん。
井戸底からはSTK76.3鋼管の内径ギリギリのサイズの 石が転がっています (撮影:2016/6/19) |
ダメです。そのままでは、上総掘りは応用できません。
感想と構想
今回の記事の「ホリテッカン」や「サキワ」って判りますか? これらは上総掘りの道具の名称です。
道具の説明と、写真は別記事で投稿しました。(2019年6月7日)
2016年7月20日水曜日
上総掘りの道具の紹介
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