調査と研究
ネット検索で神奈川の土地分類図のpdfファイルを見つけました。
でも大縮尺で画像のピクセル数も低くさっぱりわかりません。
◆20万分の1土地分類基本調査及び土地保全基本調査(神奈川県)
http://nrb-www.mlit.go.jp/kokjo/inspect/landclassification/land/20-1/14.html
◆土壌分類図
http://nrb-www.mlit.go.jp/kokjo/tochimizu/F2/MAP/214001.jpg
20万分の1 土壌分類図 |
探すと土壌情報はシステム化されていました。あの山砂は農業の土壌分類では細粒黄色土、丘陵・台地に分布するものだそうです。
◆国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 日本土壌インベントリー
https://soil-inventory.dc.affrc.go.jp/figure.html
耕地の土壌
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◆中粗粒灰色低地土、灰褐系(13E)
https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_13E.phtml (リンク先に画像あり)
https://web.archive.org/web/20160404133813/https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_13E.phtml (キャッシュです)
地表から35cm〜60cmにある層の土性(下図)が 砂質〜壌質(SiL、L、SL、LS、S)で土色が灰褐色を呈する灰色低地土である。 沖積堆積物からなり、河成こ沖積平野、旧河床、扇状地などに分布する土壌である。 自然肥沃度としての保肥力が小〜中で、土壌の養分肥沃度は低中位。 地下水位は低く、排水は良好である。
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参考
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◆黄色土
https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_10.phtml (リンク先に画像あり)
https://web.archive.org/web/20121211045826/https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_10.phtml (キャッシュです)
本土壌は丘陵、台地に分布し、多くは腐植含量が低く暗色を呈しないA層下に彩度・明度ともに高いB層をもつ。黄色土はB層の色が5YRより黄色味が強いことによって赤色土と区別される。
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◆細粒黄色土
https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_10A.phtml (リンク先に画像あり)
https://web.archive.org/web/20130105184234/https://agrimesh.dc.affrc.go.jp/soil_db/explain_10A.phtml (キャッシュです)
地表から35cm〜60cmにある層の土性(下図)が 粘質〜強粘質(HC、SiC、LiC、SC、SiCL、CL、SCL)な黄色土である。固結堆積岩の残積、非固結堆積岩の洪積堆積物により生成し、有機物含量が低く、砕土に困難性がある。全般的に塩基の溶脱が激しく強酸性を呈する土壌が多く、地力的に劣る土壌である。
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結論:土壌情報は農業のために表土の土質をまとめた地図でした。
地下1メートルぐらいまでの情報しか判らないので、井戸掘りには役に立ちません。
アルバム
2014年11月19日 |
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