調査と研究
近くには既存の井戸もありません。
海に並ぶ丘陵部を四つほど越えた、同じ様な地形の地区にボーリングの記録がありました。
◆かながわ地質情報MAP
http://www.kanagawa-boring.jp/
海岸から約2キロ、標高36メートルです。現在の現場とほぼ同じ条件。
柱状図 メインマップ |
同一地点、一列で50〜60メートルの範囲に合計4本のボーリング記録がありました。各記録を見ましたが、こんな近くでも地下の様子は異なる様です。興味深いです。
今回の現場の標高と地下条件が合うのは、一番奥のボーリング番号0005です。
隣町の柱状図 |
地下の様子がやっとわかりました。今の格闘相手は粘土質細砂層か細砂層のようです。でも、あれで土層の締まりは中ぐらいなのですね。汗
孔内水位は6.50mとのこと。現在のパサパサの土層からは、信じられません。
700~800cmまで掘削すれば礫層に到達できるようです。
深度(m)
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土質区分
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色調
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相対密度
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記事
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1.70~4.20 | 粘土質細砂 | 褐灰 | 中ぐらい | 粗砂~小レキまじる |
4.20~7.40 | 細砂 | 黄褐灰 | 中ぐらい | 粘土まじり細砂状 全体に粒子細かく微細砂状を呈す 色調変化 |
7.40~10.3 | 礫混じリ粗細砂 | 暗緑灰 | 非常に密な | レキ10m/m大 不規則に混入 |
柱状図の見方も勉強しました。
◆土質柱状図におけるN値の目安と土質記号について
http://dk-net.co.jp/tech/yamamoto-petit/27-27
◆土壌分類一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/土壌分類
アルバム
2014年11月21日 |
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