調査と研究
あの山砂の塊は細粒砂岩の一種のようです。
農地脇の砂岩の露頭部(撮影日:2014/12/07) |
耕地脇の露頭とよく似ています。
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◆石ころ図鑑 堆積岩(礫岩・砂岩・泥岩等 2) - 平塚市博物館
http://www.hirahaku.jp/web_yomimono/geomado/isizuk18.html (リンク先に画像あり)
細粒砂岩[足柄層群]
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山北町谷峨鞠子橋・酒匂川 |
ざらついた感じのある褐色の岩石で、細かな砂粒からなっています。小仏山地や丹沢山地の岩石と比べて堆積時期が新しいため軟らかく、まだ硬い岩石とはいえません。従って水の侵食に弱く、下流では急激に小さくなってしまい、分布地域周辺でしか見ることができません。大磯海岸に分布する大磯層や、江ノ島以西の海岸に分布する三浦層群なども同様の硬さの岩石です。 |
更に検索して、正体が判りました。
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◆神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/epacs/museum2/c24.htm (リンク先に画像あり)
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の時代
新生代第四紀更新世中期~後期(50万~10万年前/テフラ層序年代)。
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相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の層厚 240m以上。 |
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の特徴 横浜市南部の戸塚から大船にかけてが模式的な層序地域となる。海成層として堆積し、地域ごと堆積時代や環境に違いがある。横浜・三浦北部地域、大磯丘陵地域、相模平野・相模原台地地域、多摩丘陵地域ごとに数層に区分されている(層序対比表参照)。西丹沢・足柄地域、小仏・東丹沢地域、三浦南部地域にも相模層群に相当する地層が分布している。横浜市南部の長沼層は保存のよいトウキョウホタテガイ、カズウネイタヤガイをはじめ多種多様の貝化石を産し、貝の研究に貴重なフィールドとなっている。 |
地域毎に違いがあるってことは、大雑把な地層分類のようです。
層厚240mって、マジすか!!
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