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投稿日 2016年5月7日土曜日

大の大人2人で15cmですとは…

本日の記録


作業時間 9:00〜18:30
掘削記録 15cm(深度3,690cm) 15cmは下穴です
開始水位 555cm(水深3,120cm)

本日は晴天、後、高曇り。当地を含め神奈川県の海岸沿いは強風波浪警報発令です。でも、井戸掘り現場は山に囲まれているため、微風しか感じません。

井戸掘りは溜まった堀クズに難儀しています。今日は助働きも得て、頑張りました。しかし、新たに掘り下げられたのは僅か15cmでした。
厳しいのう。


作業の準備


最近、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の調子が悪いです。土砂の取り込みがうまくできていない感じです。逆止弁を点検すると、ゴム板が引き伸ばされています。これが影響しているのか、否かは判りませんが、ずっこける前に修繕しておきます。

いったん、逆支弁を取り外して確認すると、ゴム板自体は無事でした。まだ切れたりしていません。フランジをいったん緩めて、締め付け直しました。よっちゃん提供のミニスパナが役に立ちました。
SD2の本体に逆支弁をSUS針金で結束して、取り付け完了です。少しセンターがずれたけど、大きな気持ちでいきます。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の逆止弁です、
ゴム板が引き伸ばされているので修繕します
ゴム板自体は無事でした、
フランジをいったん緩めて締め付けました、
よっちゃん提供のミニスパナが役に立ちました
SD2に逆止弁を付け直しました、
少しセンターがずれたけど、
大きな気持ちでいきます

次に浚い揚げた土砂から分離した、粘土を片付けました。箕に沈殿した分を、土嚢袋に入れて保管します。
これは井戸穴を埋め戻す際に、地上からの雨水の遮蔽に使う予定です。

浚い揚げた土砂から分離した粘土です、
沈殿した分を土嚢袋で保管します


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×20+90cm短尺パイプ=3,780cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、19本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは115cmです。前回(5/5)より、井戸壁が崩れて、高さ40cmほど浅くなっています。これ位なら軽症です。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
19本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは115cmです、
前回より高さ40cmほど浅くなっています、
軽症ですな

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りは中位です。砂利は感じません。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。これで高さ65cm分の土砂を取り込んでいます。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました、
これで65cm分の土砂を取り込んでいます

SD2を引上げました。
SD2の中身は擦切りいっぱいまで、土砂が詰まっています。高さ65cm分の土砂を取り込んだ時点で引上げましたが、どんぴしゃりです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は擦切りいっぱいまで
詰まっています
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。揚がった砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は少なめです

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、90cm短尺パイプを取り外して、20本目の180c​m定尺パイプを挿げていますが​、高過ぎます。一瞬で井戸壁が崩れたようです。

2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
90cm短尺パイプを取り外して、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げましたが​、
高すぎます、
一瞬で井戸壁が崩れたようです

持ち手パイプを元に戻しました。19本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは137cmです。先ほどの投入時より高さ20cm分も浅くなっています。先ほど浚い揚げた65cmと合わせて、高さ80cm以上、井戸壁が崩れたようです。ぐぬぬ!!

ところが、SD2のハンドルを5回転させたら、ハンドル高さ58cmまで一気に下りました。途中で引っ掛かっていただけかな?

元に戻しました、
19本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは137cmです、
前回投入時より20cmも浅くなっています
SD2のハンドルを5回転させたら、
ハンドル高さ58cmまで一気に下りました、
途中で引っ掛かっていたかな?

SD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを取り外し、20本目の180cm定尺パイプに挿げ替えました。これでハンドル高さは120cmになりました。それでも、高さ20cmほど浅くなっています。

SD2をいったん引き上げ、
45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを取り外し、
20本目の180cm定尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは120cmになりました、
20cmほど浅くなっています

SD2を更に井戸底に押し込みます。土層の締りが強くなりました。
SD2がハンドル高さ85cmまで下りました。砂利と衝突してこれ以上は下りません。粘りましたが、ダメです。いったん引上げます。

SD2がハンドル高さ85cmまで下りました、
砂利と衝突してこれ以上下りません、
いったん引上げます

SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は3cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました、
トロトロの土砂です

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利がたくさん揚がりました。
おまけに浚い揚げた土砂にダクトテープの破片がありました。昨年11月末に実戦投入で失敗したスクリュードライバー1号の残骸です。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利がたくさん揚がりました
浚い揚げた土砂にダクトテープの破片がありました、
昨年11月末に実戦投入で失敗した
スクリュードライバー1号の残骸です

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは155cmです。また、70cmも浅くなっています。これではハンドルを回すのに、ちょっと高か過ぎます。

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは155cmです、
ちょっと高か過ぎるかな?

SD2のハンドルを3回転させたら、ハンドル高さ103cmまで一気に下りました。土層の締りが超緩いです。

SD2を更に井戸底に押し込みます。ここからは土層の締りは強くなりました。
SD2がハンドル高さ75cmまで下りました。これで高さ80cm分の土砂を取り込んでいます。残りは高さ15cmですが、ここで引き上げます。(SD2が下った際の撮影は忘れました)

SD2のハンドルを3回転させたら、
ハンドル高さ103cmまで一気に下りました、
土層の締りが超緩いです

SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は3cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。大きめの石がゴロゴロ揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
大きめの石がゴロゴロ揚がりました
SD2で一度に揚がった石です、
SD2を2回目に降ろしたときに衝突したものですね

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。だいぶ、飽きてきました。
SD2を井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは82​cmです。
井戸壁は崩れ止まったようです。残りは高さ22cm分の土砂を浚えば、片付け終了です。

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは82​cmです、
井戸壁は崩れ止まったようです

おーっと、ここで、よっちゃんの乱入です。
前回(3/26)から1ケ月以上のご無沙汰です。頑張って働いてください。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。拡張済みの井戸穴最深部です。
SD2をいったん引上げて、浚い残しの土砂を確保しましょう。

1回目、SD2を引上げて離すと、ハンドル高さは75cmです。SD2をハンドル高さ60cmまで押し込み、15cm分の土砂を確保します。

2回目、SD2を引上げて離すと、ハンドル高さは70cmです。SD2をハンドル高さ60cmまで押し込みますが、ここで石の感触です。SD2を引き上げたタイミングで井戸壁から崩れ落ちたようです。10cm分の土砂と一緒に石を確保しました。

よっちゃんが作業していましたが、何度も上げ下げするとブーブー言うので、ここで引き上げることにします。
よっちゃん、意地悪している訳じゃないよん。(SD2が下った際の撮影は忘れました)

よっちゃん登場、
前回(3/26)から1ケ月以上のご無沙汰です、
頑張って働いてください

SD2を引上げました。SD2の中身は3cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は3cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。また大きめの石が揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、
また大きめの石が揚がりました
SD2で揚がった石です、
最後に井戸底で衝突した石ですね

掘りクズがやっと片付きました。径50mmオーガで新たに下穴を穿ちます。(径50mmオーガ投入前の撮影は忘れました)

径50mmオーガを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは90cmです。掘りクズは5cmしか残っていません。よっちゃん、Good job!!

径50mmオーガが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは90cmです

径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。
ハンドル高さ85cmまでは掘りクズです。ガラガラと砂利を掻き回す手応えがします。
そして、ハンドル高さ85cm以下が新たな掘り下げです。ハンドルに伝わる手応えがなくなりました。粘土混じりの砂層に変わったようです。土層の締まりは中ぐらいですが、喰い込みが悪いです。砂層の表面を撫ぜている感じです。1cm掘り下げるのにも時間が掛かります。

よっちゃんと交代でハンドルを回します。径50mmオーガが噛むのが怖いので、ちょこちょこ、ハンドルを引上げながら、掘り進めます。

やっと、ハンドル高さが70cmまで下りました。これで新たに15cm分を掘り下げることができました。
(オーガが下った際の撮影は忘れました)
径50mmオーガが噛んでいないか確認するため、引上げてみます。高さ20cmほどはハンドルを左回ししながら引き抜けましたが、ここで噛んでしまいました。んー、なんだこりゃ?
複合滑車(ダブルタイフーン)で引上げますが、上がりません。径50mmオーガで僅か15cm掘り下げただけで、噛んでしまいました。ぐぬぬ!!

径50mmオーガのハンドルが100cmまで上がりましたが、まだ引き抜けません。



よっちゃん 「径50mmオーガで掘り始めたところより、ハンドルが高くなってるよ。本当に噛んでるの?」

儂 「うー・・・、そりゃそうなんだけど、引き抜けない。」


ハンドルを回転させオーガを緩めて、ダブルタイフーンで引上げます。その内、ハンドルも回転しないぐらいカチカチに噛んでしまいました。
仕方ないので、ダブルタイフーンのロープを煽るように上下させて、引上げました。これで1回に上がるのは2~3cmです。よっちゃんと交代でロープを引いて、ハンドル高さ180cmでやっと引き抜けました。

※オーガが噛む理由が判りました。オーガが噛むから、井戸壁が崩れるのではありません。井戸壁が崩れるから、オーガが埋まり噛んでしまうのです。深度31m以降で色々と謎の現象が起きたのですが、全て解けました。じっちゃんの名にかけて!!

径50mmオーガで僅か15cm掘り下げただけで
噛んでしまいました、
ハンドル高さ180cmでやっと引き抜けました

5回目、SD2で下穴を穿って出た掘りクズを浚います。径50mmオーガの騒動で、また井戸壁が崩れているはずです。

SD2を井戸底に降ろしました。20本目の180cm定尺パイプは取り外しました。19本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは97​cmです。井戸壁が崩れて、高さ130cm以上浅くなりました。

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
19本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して、
ハンドル高さは97​cmです、
井戸壁が崩れて高さ130cm以上浅くなりました

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締りはゆるいです。崩れたてですからね。
SD2がぐいぐい下っていきます。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

SD2がハンドル高さ60cmまで下りました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmになりました。
SD2を更に井戸底に押し込みます。ハンドル高さが90cmを過ぎると、土層の締りが強くなってきました。

SD2がハンドル高さ62cmまで下りました。砂利に突っ掛かりこれ以上下りません。ここまでにしておきましょう。これで高さ80cm分の土砂を取り込んでいます。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmになりました
SD2がハンドル高さ62cmまで下りました、
砂利に突っ掛かりこれ以上下りません、
これで高さ80cm分の土砂を取り込んでいます

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は5cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

浚い揚げた土砂の始末は、明日にしましょう。
本日はここまで、よっちゃん、お疲れ様でした。


感想と構想


よっちゃんが1ヶ月振りに助働きに来てくれました。土砂浚いに剛力を発揮してくれています。道具を壊しかねない勢いです。


儂 「いやー、助かるわ!!最近、歳のせいか疲れ易くてね。」

よっちゃん 「違うわ。道具の重さのせいだよ。前回(3/26)手伝ったときより、確実に重くなってる。」

儂 「気のせいじゃないの。たまに来るからそう思うだけ。もっと頻繁に手伝いに来るように!!」

よっちゃん 「・・・」



道具の重量ですが、オーガと定尺パイプだけで30kg超えです。SD2だと5kg位がオンされて、総重量は40kg近いです。確かに重いわな。

部材長さ(cm)重さ(kg)本数計(cm)計(kg)
オーガ一式921.91921.9
アンテナマスト(E25)1801.3203,60026.0
コネクタ(SGP15A)(20)0.32106.3
(計)3,69234.2


アルバム


2016年5月7日


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