本日の記録
図面を描いたのは2017年1月、製作までに1年半も時間が経過してしまいました。砂回収器の爪部の新造です。一日掛けて新兵器を製作しました。
気力・体力の限界です。
とりあえず写真だけアップします。記事はぼちぼちと追記します。
道具の製作
朝9時半に井戸掘り現場に入って、砂回収器を回収してきました。今日は余計な作業は禁止です。梅雨の合間に作業を完了させないと!!
錆々の砂回収器を現場から回収します |
固定滑車を外して幅を採寸したいのですが、 ガマンです |
錆々の持ち手パイプに注油したいのですが、 ガマンガマン |
1年半以上雨晒しの鉄モノは赤錆びで酷い状態です。当地は海に近いため、雨も風も塩気が強いためです。
砂回収器の爪部はネジを多用しているため、気を付けてはいたのですが…。
爪部にペットボトルを被せていたので、錆は弱いです |
STK鋼管の切れ端を引っ張り出して爪部を製作します。
STK鋼管に型紙を巻いて、ポンチを打ちました |
ポンチを見当にマジックで罫描きを入れました |
ドリルで爪部のボルト穴を開けます |
爪部のボルト穴を皿揉みしました |
切断機で爪部を切り出します |
禁断の手持ち切断です、 やってはいけないのですが、 やらなきゃならない作業です |
西日が辛い、 爪部をグラインダーで整形しました |
切断機で爪部を切り落としました |
鋼管は鋼ですが粘りを出すため、焼き鈍しされています。それでは井戸底の砂利に太刀打ちできません。爪部を赤らめ、焼き入れしました。これでいけるはずです。
ガス台で爪部の焼き入れ中です |
2節ジョイントの製作です。
実際の作業は爪部の加工の工具を併用しているため並行作業ですが、説明の都合上分けて掲載します。
建築金具に型紙を貼って、ポンチを打ちました |
ポンチを見当にマジックで罫描きを入れました、 Rは鉄コンパスで罫描くのでポンチは不要でした |
ドリルで2節ジョイントのボルト穴を開けます |
切断機で2節ジョイントを切り出します |
グラインダーで2節ジョイントを整形しました |
2節ジョイントの製作完了です、 本当ならRを手ヤスリで整形したいのですが、 バリ取りだけにしておきます |
電動工具をガーガー回してますが、砂回収器の修繕には細かい作業が必要です。明日に回したいのですが、ダメです。今日中にやり遂げないと!!
砂回収器の爪部に556を掛けました、 最初にやるべき作業を忘れてました |
ワイヤーブラシで爪部の錆取りです、 クロスポイントは掃除出来ません |
ネジのクロスポイントが泥と錆で埋まっています |
ネジのクロスポイントをワイヤーブラシで 掃除しましたがダメです |
ネジのクロスポイントをダイヤモンドポイントで掃除しましたがダメです |
錆びて固着したネジをドリルで揉み落としました |
砂回収器の爪部と逆止弁を分解しました |
道具を駆使して砂回収器の錆を落とします |
逆止弁の丁番をSUSに交換しました、 ネジは2.6×10ですが手持ち切れのため 再利用しました |
砂回収器の修繕完了です、 M4×10のネジも手持ち切れです |
感想と構想
今日は晴れ、梅雨入りしたのに暑過ぎです。昨夜の雨のせいで湿度も高く、外仕事には辛い一日でした。
でもなんとか、電動工具を使う掘鑿道具の修理をやり遂げました。
残念なことにマキタの電動ドリルが逝きました。砂回収器の錆を落とすときにワイヤーブラシに負荷を掛け過ぎたようです。モーターを焼いてしまったかもしれません。
この後、新造の爪部とコネクタのボルト穴の位置合わせがありました。電動ドリルがあぼーんしたらどうしたらいいの?
試しにインパクトドライバーでボルト穴の調整を行いました。いけます!! STK鋼管に簡単に穴を穿ちました。椎茸栽培で生木に穴を穿つときとはパワーが違います。
作業完了は18時半です。道具を片付け終えたのは19時近く。修繕した砂回収器を自動車で現場へ搬入しようかとも思いましたが、体力の限界です。明日は雨の予報です。井戸掘りは出来そうにありません。砂回収器は来週まで、自動車に乗せておきましょう。
アルバム
2018年6月2日 |
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