井戸報告
3連休3日目、掘りクズ浚いの結果です。逆止弁に石が噛んでいました。
逆止弁に石が噛んでいました |
土砂が浚えない理由がこれで判りました。鋼管内に取り込めたのは僅か60cm分の土砂です。でも、この土砂が鋼管の中で締まってしまい、これ以上の土砂を取り込めないのです。今までとは土質が変わったらしい。
対策は…、土砂が締まる前に素早く井戸底に押し込む事です。無理か。
さもなくば、土砂が締まってしまったら砂回収器を引き上げて中身を排出することです。これだな。大汗をかいて取り込めない土砂を相手に頑張るのではなく、さっさと砂回収器を引き上げれば良いのです。多分。
この掘りクズが締まってしまうことは以前経験しています。ブログを遡りましょう。
2015年11月8日日曜日 | |
掘りクズが浚えないのは良い印? |
そうでした。塩ビパイプで作成したポンプ式井戸掘り器で土砂が浚えなくなり、鋼管製の砂回収器を考案したのでした。もう2年半前になるのか。遠い目。
これは掘りクズの土質が変わった事が原因でした。それまでは粘土と砂がスライム状態でポンプ式井戸掘り器に取り込めていたのに、粘土分が少なくなり、流動性が失われたからです。現在浚い上げてる土砂は更に粘土分が減少しているのでしょう。
いったい何時から土質が変わったのか? もう一度、ブログを遡ります。井戸掘り休止前です。
深度40mを越えた2016年8月から井戸掘り休止の10月まで、一通りブログを読み直しました。9/17に深度40.20mで砂混じり粘土から礫混じり細砂に土質が変化していました。しかし、掘りクズが浚い難くなった記録はありません。うーん、予想と違ってました。
待てよ、井戸掘り再開2日目と、この三連休の2日目を比較してみましょう。
7/1:井戸掘り再開2日目
道具長:持ち手パイプ21セット+90cm短尺パイプ=41.17m
深度:41.17m-ハンドル高さ60cm-排水枡15cm=40.42m
7/15:三連休の2日目
道具長:持ち手パイプ21セット+45cm短尺パイプ=40.72m
深度:40.72m-ハンドル高さ35cm-排水枡15cm=40.22m
7/1(井戸掘り再開2日目)の方がより深く砂回収器を挿入できています。それにこのときは長爪なので更に5cm深く挿入していることになります。土質が変わったのは井戸掘り再開からだってこと? 掘りクズを浚っているだけで、新たな掘り下げはできていないのに?
考えろ、考えろ。2週間で何が変わったんだ?????
フロートですわ。井戸壁がフロートと接触して崩れているのです。粒の大きな砂ほど早く井戸底に溜まります。ここに粘土分はありません。流動性が低く締まり易い土砂です。
掘りクズではなく、新たに井戸壁から崩れた砂に悩まされているのです。
感想と構想
井戸底の土質が変わったため、掘りクズ浚いが上手くいかないと想定していました。しかし、予想と違っていました。新たに設置したフロートの副作用だったようです。
原因は別ですが対策は同じです。砂回収器で掘りクズが締まったらとっと引上げるってことです。でも、これでは井戸掘りが進みませんな。やはりフロートはダメかもしれん。
さもなくば、フロートが接触しないように井戸穴を拡張すべきか…。
悩みが多くて、井戸掘りは楽しいな!!
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