本日の記録
作業時間 9:00〜18:00
掘削記録 35cm(深度3,270cm) 35cmは下穴のみです
開始水位 560cm(水深2,675cm)
今日も快晴ですが風が強い一日でした。井戸掘り現場は山陰で普段は風は防いでくれますが、今日は寒風に晒されました。
作業の準備
昨日、掘り揚げた土砂を始末します。笊で篩って砂と砂利を分離します。泥水は一晩で沈殿して、透明な水になっていました。
いったん土砂を浚った位置の掘りクズですが、砂利が多量に含まれていました。井戸壁から新たに崩落した土砂の証拠です。
昨日、ポンプ式井戸掘り器3号:V3で 掘り上げた掘りクズです、 泥水が澄んでいました |
砂利が大量に含まれています、 井戸壁から崩落したものですね |
材料と道具
・オーガ本体+延長パイプ×18=3,330cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・ポンプ式井戸掘り器
掘削の状況
ポンプ式井戸掘り器3号:V3で沈殿した土砂を浚います。
V3を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ92cmです。
V3で井戸底を突いて井戸底に押し込みます。マーキング位置は高さ67cmまでしか下がりません。
V3で沈殿した土砂を浚います |
V3が着底しました、 マーキングの位置は高さ92cmです |
V3を井戸底に押し込みます、 マーキングは高さ67cmまでしか下がりません |
V3を引上げます。
圧力抜き孔から泥水が見えます。
中身は泥水を除けると、揚がってきたのは1.5リットルほどの粗砂と砂利が少々でした。
V3が帰還しました |
圧力抜き孔から泥水が見えます |
揚がってきたのは1.5リットルほどの粗砂と砂利が少々でした |
突き棒2号で突き固めた掘りクズを解します。
突き棒2号を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ82cmです。
突き棒2号で井戸底を突きます。ガシガシ突きましたが高さ76cmまでしか下がりません。井戸底は砂利がガチガチに固まっていて解せません。突き棒では無理!!
突き棒2号で突き固めてしまった堀クズを解します |
突き棒が着底しました、 マーキングの高さは82cmです |
突き棒2号で井戸底を突きました、 ガシガシ突きましたが高さ76cmまでしか下がりません、 井戸底は砂利がガチガチに固まっていて解せません |
久しぶりに砂利層専用の径25mmオーガの登場です。固まった砂利を引き剥がします
径25mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは127cmです。
ハンドルを廻すと砂利ががっちり固まっています。径25mmオーガならバキバキと砂利を剥がして下がっていきます。最初の30cm分が一番砂利が固まっていましたが、掘りクズ全体に砂利の手応えがしました。
30分も掛からず、径25mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました。
久しぶりに径25mmオーガの登場です、 固まった砂利を引き剥がします |
径25mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは127cmです |
径25mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました、 掘りクズ全体に砂利の手応えがしました |
径50mmオーガで掘りクズを掘り下げ直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドルは高さ129cmです。
ハンドルを廻すと、やはり掘りクズ全体に砂利の感触があります
15分ほどで径50mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました。
径50mmオーガで掘りクズを掘り直します |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは129cmです |
径50mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました、 やはり掘りクズ全体に砂利の手応えがしました |
径75mmオーガで掘りクズを掘り直します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは132cmでした。
ハンドル高さ92cmまでは砂利が超固いです。厚さ40cmに砂利が詰まっているようです。それ以下は締まりが緩く、昼食を挟んで1時間弱ハンドル高さ30cmまで掘り下げました。実質、40分ほどの稼働です。
今回も砂利が固まっています。掘りクズをポンプ式井戸掘り器で取り込み易いように、突き棒2号で突いてシェイクします。これで、砂と砂利がスライム状になるはずです。併せて深度も確認します。堀クズが突き固められたときに、どこまで解すのかの目安です。
突き棒2号を井戸底に降ろしました、マーキング位置は高さ97cmです。
突き棒2号で井戸底を突きます、マーキング位置は高さ-9cmまで一気に下がりました。昨日の最深部と同じ深さです。
昨日はこれで喜んでいたら、ポンプ式井戸掘り器を引き抜いたとたん、ヤマが来て崩落した井戸壁の土砂で井戸穴が埋まってしまいました。今日はどうでしょう。
径75mmオーガで掘りクズを掘り直します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは132cmです |
径75mmオーガがハンドル高さ30cmまで下がりました、 ハンドル高さ92cmまでは超固いですが、 それ以下は解れていました |
今回も砂利が固まっています。掘りクズをポンプ式井戸掘り器で取り込み易いように、突き棒2号で突いてシェイクします。これで、砂と砂利がスライム状になるはずです。併せて深度も確認します。堀クズが突き固められたときに、どこまで解すのかの目安です。
突き棒2号を井戸底に降ろしました、マーキング位置は高さ97cmです。
突き棒2号で井戸底を突きます、マーキング位置は高さ-9cmまで一気に下がりました。昨日の最深部と同じ深さです。
突き棒2号で深度を確認して、 堀クズをシェイクします |
突き棒2号が着底しました、 マーキング位置は高さ97cmです |
突き棒2号で井戸底を突きます、 マーキング位置は高さ-9cmまで下がりました |
V3で掘りクズを浚います。
V3を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ97cmです。
V3を井戸底に押し込みます。掘りクズはトロトロのはずですが、簡単には下がりません。昨日と同様に小刻みに持ち手パイプを上下させると、V3が沈み始めました。マーキング位置は一気に高さ15cmまで下がりました。昨日より、9cmほど浅いですが上出来です。
V3で掘りクズを浚います |
V3が着底しました、 マーキング位置は高さ97cmです |
V3を井戸底に押し込みます、 マーキング位置は一気に高さ15cmまで下がりました |
昨日はこれで喜んでいたら、ポンプ式井戸掘り器を引き抜いたとたん、ヤマが来て崩落した井戸壁の土砂で井戸穴が埋まってしまいました。今日はどうでしょう。
掘りクズに埋まったV3をいったん引き抜き、一服します。5分後にV3を井戸底に降ろすと、マーキング位置は高さ38cmです。ここから井戸底に押し込むとマーキングが高さ16cmに下がりました。大規模なヤマは起きていません。
高さ38cmから16cmの掘りクズは、井戸穴の径とV3の本体VU50の外径の隙間に入り込んで取り残した砂でしょう。井戸穴の径は75mm、VU50の径は60mmなので、1.5cm分の隙間がありますから。
確認のため、後3回、V3の上げ下げを繰り返しました。結果は
確認のため、後3回、V3の上げ下げを繰り返しました。結果は
39cm → 17cm
28cm → 19cm
28cm → 20cm
少しずつ掘りクズを取り込んで下って行きますが、井戸底に突き固めてしまう掘りクズも厚くなるようです。最後にV3を引き上げると、マーキングは高さ24cmまで下がりました。
V3を引上げます。
取り込んだ砂は5リットルバケツに七割分ですね。昨日、1m以上掘りクズを取り込んだ時よりは少ないですが、大量です。
V3が帰還しました |
圧力抜き孔から泥水が見えます |
V3の中身です |
泥水を除けると、土砂は5リットルバケツの七割ほどです |
残った掘りクズを始末します。たぶん、砂利が突き固めてられてガチガチになっているはずです。径25mmオーガで固まった砂利を引き剥がします。ハンドルが低くなったので、45cmと90cmの短尺パイプを外して、180cmの定尺パイプに挿し替えます。高さで45cmの延長です。
径25mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは127cmです。持ち手パイプを延長しましたから、朝から45cm下っています。
ハンドルを回すと、空回りします。ハンドルを上げ下げして確認すると、先端の三角錐の真下に石があります。ぐぬぬ!!
ハンドルを30cmほど持ち上げ、自由落下で落とします。これを3回繰り返すと、井戸底の石は砕けたようです。オーガの総重量は30kgほどになります。ブルポイントを付けたアースクラッシャーより強力かもしれません。
掘削を続けます。ハンドルを廻すと砂利が固まっていますが、ハンドルに伝わる感触は少ないです。量が少ないのか小粒なのか…。
10分ほどで径25mmオーガがハンドル高さ75cmまで下がりました。掘りクズはここまで。ここからは新たな掘削になります。
径25mmオーガで、固まった砂利を引き剥がします、 ハンドルが低くなりました、 45cmと90cmの短尺パイプを 180cmの定尺パイプに挿し替えました |
径25mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは127cmです、 三角錐の真下に石があります |
径25mmオーガがハンドル高さ75cmまで下がりました、 こから下は新たな掘り下げになります。 |
新たな土層を掘り下げています。しかし、径25mmオーガは砂利層には強力ですが、ブレードが無いため砂層への攻撃力が弱いんですよね。
何とか5cm分、ハンドル高さ70cmまで掘り下げましたが効率が悪いです。オーガヘッドを換装します。
ここでタイムアップです。真っ暗です。周りで動物がゴソゴソ動きはじめました。猪?
径25mmオーガは砂層への攻撃力が弱いです、 なんとかハンドル高さ70cmまで下がりましが、 オーガヘッドを換装します |
径50mmオーガで掘りクズを掘り下げ直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドルは高さ140cmです。この高さだと、ブロックを3枚重ねてもギリギリです。足場が苦しい。
10分ほどで径50mmオーガがハンドル高さ75cmまで下がりました。ここからは新たな掘削です。
径50mmオーガで掘りクズを掘り直します |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは140cmです、 ブロック3枚でも限界です |
径50mmオーガがハンドル高さ75cmまで下がりました、 ここから下は新たな掘り下げになります。 |
ハンドルをグリグリ回して、新たに井戸底を掘り下げます。
ハンドル高さ50cm付近で石に衝突しました。厚さ5〜10cmほどの砂利層のようです。これを突破して、ハンドル高さ40cmまで掘り下げました。深度32m70cmです。
径50mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました、 ハンドル高さ50cm付近で石と衝突しました |
ここでタイムアップです。真っ暗です。周りで動物がゴソゴソ動きはじめました。猪?
井戸穴の拡張は次回の宿題とします。疲れたー。
感想と構想
ヤマは何とか治まったようです。あれほど固い土層ですから、そうそうヤマは続かないでしょう。(希望的観測)
井戸壁の崩落さえ無ければ、掘削は可能です。
目指せ、深度36m!! けど、年内の到達はもうムリポ。
アルバム
2015年12月27日 |
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