本日の記録
恒例の箱根駅伝往路の応援に行ってきました。午後は井戸掘りについて考えを巡らせています。
アンタもスキね。(笑)
道具の検討
崩れるのは仕方ないとして、崩れるより早く掘りクズを排出できれば、きっと掘り進められるはず。
人生、常に挑戦です。(笑)
ケーシングパイプを入れて、井戸壁を保護しつつ掘り進める方法もありますが、例えば100mmのケーシングパイプを入れたら、パイプに入れられるオーガは100mm以下です。これでケーシングパイプが下がる穴を穿つのは難しいわな。
ポンプ式井戸掘り器は掘りクズを突いて、内部に掘りクズを取り込む方式です。掘りクズが入ってくれないと掘り進められません。掘りクズをスライム状に解すなど手を尽くしていますが、相手任せで能動的でない。進捗も芳しくありません。
ポンプ式井戸掘り器のパイプの長さは1mでした。これに砂を取り込み切ると、井戸底の掘りクズを突き固めてしまっていると考えました。このため、パイプを2mまで延長しましたが、砂を取り込む過程で詰まっているようです。余り良策ではありませんでした。
本体長1mのポンプ式井戸掘り器1号です (撮影:2015/12/19) |
ポンプ式井戸掘り器1号、お腹いっぱいです (撮影:2015/12/19) |
掘りクズを掻き込む、砂回収器:スクリュードライバーも製作しました。先端に爪を付けて能動的に砂を回収できます。しかし、砂を掻き込むのが爪だけのため、内部に取り込んだ砂が詰まってしまいます。本体のSTK鋼管が短いため、塩ビパイプで砂収納容器を接続しましたが、この部分が抵抗になり、砂が余計に詰まり易い。本体をもっと長くしないとダメです。でも、ポンプ式井戸掘り器同様、本体を長くしてもダメかもしれません。発想を変えなければ…。
STK鋼管と塩ビパイプをで、 砂回収器:スクリュードライバーを製作しました (撮影:2015/11/21) |
スクリュードライバの接続部に 砂がぎっしり詰まっています (撮影:2015/11/22) |
昨年末に友人のよっちゃんと、伊豆に釣行&温泉旅行に行ってきました。よっちゃんには井戸掘りの助け働きをしてもらってます。車中で最近の井戸掘りの状況を会話しました。
儂 「掘っても掘っても、掘りクズが無くならないんよね。絶対、ヤマが来ておるわ。ザックリ、掘りクズを浚う手段がないもんかね。」 よっちゃん 「建築では基礎を打つのに、杭打ちドリルってのがあったけど…。」 儂 「杭打ちドリル? 喰ったことないわー」 よっちゃん 「鉄管の中にドリルが入っていて、土砂を排出して現場打ちのコンクリート杭の穴を開ける重機だよ。」 |
よっちゃんは、建築関係の経営者です。今は専ら一般住宅と内装をやってますが、若い時は大手の建設会社でビルや倉庫を建てていたらしいです。個人情報漏洩(笑)
杭打ちドリルね…。
その時は聞き流してましたけど、ちょっと調べて見ましょう。良く判らないので、ネットで画像検索です。杭打ち工法を検索しました。
ほー、なるほ、…。
よっちゃんが教えてくれたのは、「中掘り鋼管杭」でしょうか。
中掘り鋼管杭 (引用:一般社団法人 鋼管杭・鋼矢板技術協会) http://www.jaspp.com/ |
使えそうです。
今の井戸穴は径75mmオーガで掘り下げています。径76.3mmのSTK鋼管で鞘を作り、中に自作のドリルを入れれば、井戸壁を保護しつつ掘り下げられそうです。鞘は砂を収納する部分なので、長さ1mは欲しい。これなら、ドリルのブレードが鞘の中に掘りクズを押し上げてくれます。イイネ。
井戸穴の径を広げる前に、もう少し足掻いてみますか。
鞘はスクリュードライバーと同じ手順で製作すれば良いです。
自作ドリルは、三角錐:マグマライザーと、径50mmオーガのブレード修理で経験を積んでします。
2015年11月15日日曜日砂回収器の製作完了 |
2015年4月10日金曜日マグマライザー製作開始 |
2015年10月24日土曜日宿願の径50mmオーガを修理しました |
図面を描いてみましょう。
感想と構想
両用できるように考慮して、設計してみます。
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