道具の検討
ケーシングパイプの先端に金属製の刃を付ける事にしました。実装方法を検討しています。
塩ビのソケットの替りに金属製のパイプを装着して、鋸刃を付ければOKです。寸法の合う材料さえ入手できれば、比較的簡単でしょう。
塩ビの先端に、↓こんなコアドリルの外径部を装着するイメージです。
SK11 エアコン取付工事用 SDSシャンク 回転振動コアドリル 65mm SKS-65 https://www.amazon.co.jp/ |
先ずは材料探しです。いつものお世話になっているネットショップをチェックです。
VU100は外径114mmです。なので内径114mmの鋼管を探します。
◆ドットジェイ
STKM11A:機械構造用炭素鋼鋼管(JIS3445)
外径60.5mmまでしか扱っていない。
STK400:一般構造用炭素鋼管(JIS3444)
外径114.3mmまでしか扱っていない。
SGP:配管用炭素鋼鋼管(JIS3452)
外径60.5mmまでしか扱っていない。
◆鋼屋
STKM11A:機械構造用炭素鋼鋼管(JIS G 3445)
外径31.8mmの在庫処分品のみ。
STK:一般構造用炭素鋼管(JIS G3444)
外径114.3mmまでしか扱っていない。
ダメです。目的の寸法の鋼管は扱っていません。
別のショップを探しました。
◆磨き鋼材 ・ 一般鋼材の寸法切を一個からネット販売
小西鋼材
STKM13A-SH:機械構造用炭素鋼鋼管(JIS G 3445)
外径27.2mm~298.5mmまで扱っています。SHはシームレスパイプを示す記号です。
STKM11AとSTKM13Aは成分の違いだそうです。
STKM11Aは最も炭素量の少ない低炭素鋼で、主な用途としては、エンジンクレードル、サスペンションメンバー、トーションビーム、プロペラシャフトなどに使われます。機械的性質は、引っ張り強度が低く抑えられている反面、伸びがよく、曲げなどの加工もしやすい部類です。 STKM13Aは中炭素鋼の鋼管で、スタビライザー、ドライブシャフトなどの自動車部品にも使われるポピュラーな機械構造用の鋼材です。13種の中では最も伸びに優れ、引張強度は低いタイプの鋼管となっています。 引用:ダイヤモンドホイール・ダイヤモンド砥石・CBN工具・CBN砥石と研削研磨の情報サイト STKM、機械構造用炭素鋼鋼管の規格と寸法公差、種類と比重について https://www.toishi.info/sozai/stkm/ |
STKM13Aで外径127mmだと、肉厚は4.5mm、5.0mm、6.0mm、7.0mm、…。
肉厚6.0mmで内径が115mmです。おしい。
外径130mmだと、肉厚は5.0mm、6.0mm、7.0mm、8.0mm、…。
肉厚8.0mmで内径が114mmです。ビンゴ。材料、決まりました。図面も後で描きましょう。形状はコアドリルかホールソーですね。いつものように名前を付けます。
命名:ソケットドリル ベタですが分かり易い
材料のお値段は、…。
あー、FAXで見積依頼だわ。面倒い。
感想と構想
肉厚8.0mmはオーバースペックに思えてきました。それに外径130mmだとTSソケットと同じです。太過ぎる。井戸穴の径をその分、拡張する必要があります。インスリーブソケットでなるべく井戸穴の径を細くするつもりでしたが、計画倒れです。
それに良く考えたら、ソケットドリルはケーシングパイプと一緒に井戸底に埋設されます。錆ないようにステンレスにしたほうが良いかも。
もう一度、材料を探し直しましょう。
材料が決まったら、その次は、どのように接合するかです。当然ながら、塩ビボンドは使えません。タップビスかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿