本日の記録
風邪で昨日・今日と二日間沈没してしまいました。
金曜の午後から寒気がするし、全身筋肉痛でしたが、幸いインフルではなかったみたい。
今週予定していた、砂回収器:スクリュードライバー2号の製作は来週に順延です。
スクリュードライバー2号で井戸壁が崩落しても掘り進められれば良いのですが、次善策をベットの中で考えていました。ケーシングパイプで井戸壁の崩落を防ぎながら掘り進める方法です。
道具の検討
曽我部式の井戸掘りをやっている方は、井戸穴にケーシングパイプを入れながら内部を掘り進めているのが多いですね。土砂を掘り揚げながら、ケーシングパイプにブロックなどで荷重を掛けてパイプを押し込んでいくやり方です。人によっては掛矢で引っ叩いて打ち込んでいます。
自分が井戸掘りのきっかけになった、Youtubeの動画も掛矢でケーシングパイプを打ち込んでいました。
2014年11月14日金曜日井戸掘り始めました |
土層が緩い所ならこのやり方でもできると思いますが、自分の井戸掘り現場はN値50超えです。荷重を掛けても井戸壁から石が飛び出ていたら、ケーシングパイプを下げるのは難しいでしょう。オーガに井戸壁の石が引っ掛かった際に梃子を掛けると、ドリルブレードが歪むぐらい固く固着しています。こんな土層に掛矢で打ち込んだら、厚手のVP塩ビパイプでも破損してしまいます。
また、パイプと土層の間には摩擦により抵抗が発生します。
普通に考えて、ケーシングパイプの強度が充分だとしても、打ち込んで行くと、打ち込んだ長さ分、土層とパイプの接触面が増えて一次関数で抵抗が増大します。これは無理!!
径100mmのケーシングパイプの内側に入る道具で、径100mmのパイプの入る穴を穿つ方法が必要です。正確には、
VP100なら、外径:114mm、内径:100mm
VU100なら、外径:114mm、内径:107mm
です。
VU100の方が若干内径が大きいですが、インスリープソケットを使う予定なので、内径は100mmで同じです。
2015年8月3日月曜日インスリーブソケットがイイね |
ケーシングパイプの中をオーガで掘り進めて土砂を排出。次に井戸壁を鏝のような道具で削っていく。そんな手順だと思いますが…。深度30mも地下の井戸壁を上手く処理できるとも思えないです。胸を張って自信がない。(笑)
井戸壁を削るには鏝先が井戸壁に当たらないといけませんが、30mも先で360度処理できるとも思えないです。
感想と構想
ベッドで横になって、スマホで井戸掘り経験者の方のブログを読み直しています。
参考にしたのは、新潟のよたろうさん。DIY井戸掘りで50m以上を掘り下げている方です。
素人の打ち抜き井戸掘り
自分とは掘り方は違いますが、深さを稼ぐため色々と工夫されているのが参考になります。
井戸壁を360度削る道具も実用化されています。やはり、浅い位置でしか効果がないようです。効果測定の無駄を省けました。(笑)
曽我部式ではケーシングパイプ先端にソケットを装着します。これは先端部の保護と、掘削する井戸穴の径を以降に続くパイプ接合部のソケットの径の分だけ確保するためです。このソケット部を鋸刃状に切り欠く方もいますが、柔らかい粘土とかでないと効果はないでしょう。
よたろうさんのケーシングパイプ挿入の特徴は、先端に金属製の刃を付けている所です。これにより、ケーシングパイプを回転させる事で、ケーシングパイプ自体で掘り下げる事ができるようです。
これをベースに考えてみましょう。
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