本日の記録
作業時間 9:00〜17:00
掘削記録 0cm(深度4,077cm) 15cmは下穴です。
開始水位 570cm(水深3,504cm)
最後に井戸掘りを行った2016年10月23日から、本日2018年6月30日まで計615日が経過しました。そしてやっと井戸掘り再開です。パチパチ!!
左の五十肩もだいぶ癒えてきました。井戸掘りに支障はありません。深度50mを目指して頑張ります。
関東、梅雨明けしました。観測史上最速だそうです。暑い!! 今日からクーラーボックス持ち込みです。新造した砂回収器の爪を試してみましょう。現場入りは9時、それから16時まで井戸掘りです。残りの時間で畑地の草刈りをして17時に撤退です。
茹だりました。井戸掘り自体は、今一つでした。
資材の購入
・一般高所作業用安全帯 1本つり専用(ネット注文)
・ステンレス長ボルト 3/8×75 4本(ネット注文)
・ステンレスワッシャー 3/8 1パック35枚(ネット注文)
作業の準備
先週作成した井戸台に木部保護剤を塗装しました。2度塗りが仕様ですが、念のため今日中に3度目を塗装します。
先週作成した井戸台に木部保護剤を 塗装しました、2度目の塗りです |
固定滑車の取り付け位置を調整します。高所作業なので安全帯を用意しました。メットも被りましょう。
泥々のゴム長でヤグラに登り降りしています。その内、絶対に落ちる自信があります。笑
ヤグラは高さ5mなので大した事はないのですが、下には井戸掘り道具の鉄パイプや鉄棒を縦置きしてあります。落ちるとちょっと痛いです。
高所作業なので安全帯を用意しました、 メットも被りましょう |
固定滑車の取り付け位置を調整しました、 持ち手パイプと干渉するか要確認です |
井戸枠の排水枡とソケットをゴムバンドで結束しました。
井戸枠の排水枡とソケットを ゴムバンドで結束しました |
砂回収器に2節ジョイントを接続します。ボルト穴の調整不要で一発で填まりました。
砂回収器に2節ジョイントを接続しました ボルト穴の調整不要で一発で填まりました |
フロートを組み立てました。とりあえず1本で様子を見ます。
フロートを組み立てました、両端は菊座、 内側はアルミバンド2本を巻きました |
既に2時間経過です。身体の動きが鈍いです。色々と準備を進めていましたがまだ足らんかったか。笑
最後に井戸掘りの安全を祈念して井戸掘り再開です。
井戸掘りの安全を祈念して 盛塩を置きました |
道具と材料
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+90cm短尺パイプ=4,070cm
掘削の状況
GWの4/28から始めてきた井戸掘り準備が整いました。井戸掘りを再開します。
準備は整いました、 砂回収器を投入します。 |
楽々井戸掘り用に準備したフロートを持ち手パイプ6セット目に装着して試行してみます。
持ち手パイプ6セット目に フロートを設置しました |
持ち手パイプ7セット、180cmの電線管21本を投入しました。間違えて22本目を繋ぎましたが、これ以上は下がりません。
持ち手パイプ7セットを投入、 180cm定尺パイプを繋いだら これ以上下がりません |
22本目の定尺パイプを外してハンドルを装着しました。ハンドル高さは94cmです。
ここまでに1時間経過です。コネクタの錆とウレタンフォームを封入した際のカスが電線管内側に付着しているため、持ち手パイプ同士の接続に時間が掛かりました。
最後に掘り下げた2016年10月23日は持ち手パイプ7セット目に90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さ84cmまで掘り下げました。そして残り15cmが下穴で残っていました。今日は2節ジョイントでコネクタ1本分20cm高くなっていますので、井戸底の掘りクズは125cm、下穴15cmです。
4/29に井戸の深度を測定したときは掘りクズは残り160cmでした。35cm分は粘土で、そのまま砂回収器に取り込まれたようです。
定尺パイプを外してハンドルを 装着しました、 ハンドル高さは94cmです |
615日振りに砂回収器のハンドルを廻します。重い。井戸底で石に突っ掛かります。掘りクズも締まっています。ちょい上げ作戦で掘り進みます。フロートを装着していますが、効果を感じません。道具がこれほど重いとは…。
ハンドルが30cmほど下がりました。接続部が井戸枠ぎりぎりです。接続部が地上にある内に、45cm短尺パイプを繋ぎました。ハンドル高さは105cmです。
ハンドルが60cmまで下がりました、 接続部が地上にある内に持ち手パイプを 延長します |
持ち手パイプに45cm短尺パイプを 接続しました、 ハンドル高さは105cmです |
更に砂回収器を押し込みますが、ハンドルの回転が突っ掛かります。これは石ですな。ちょい上げ作戦で石を動かして取り込むしかないです。
ハンドル高さが56cmになるとこれ以上下がらなくなりました。こう言うときは逆止弁に詰まった土砂を取り除くポンピングです。ハンドルを引き上げ、エイヤッと押し込みます。うん、また下がり始めました。
持ち手パイプのハンドルが高さ49cmまで下がりましたがまた停滞です。今度は逆回転です。グリグリ。ハンドル高さ44cmまで下がりました。しかし、回転が渋くなりました。これ以上は無理!!
グイッと引き上げ、逆止弁を閉めていったん砂回収器を引き上げましょう。複合滑車で引き抜きです。
ハンドル高さが44cmまで下がりました、 動きが渋いので複合滑車で引き上げます |
45cm短尺パイプを外して、90cm短尺パイプに挿げ替えました。色々と手番をミスしています。複合滑車でハンドルを引き上げると、持ち手パイプの交換はできません。テンションが掛かっていますからね。複合滑車で引き上げて、引き上げロープを手繰って固定しないとダメなのですがすっかり忘れています。複合滑車でハンドルを引き上げたままボルトを緩めて抜こうとしましたが、無理無理。本体の引き上げロープをウインチアームに巻き付けて固定するのを思いだすのが遅いって。笑
短尺パイプを挿げ替えると、ハンドル高さは134cmになりました。40cmほど出戻っています。ハンドルをエイヤッっと持ち上げた積もりでしたが、逆止弁の動作不良なのでしょうか?
45cm短尺パイプを外して、 90cm短尺パイプに挿げ替えました、 ハンドル高さは134cmです、 出戻りました |
だいぶ落胆しています。笑
ハンドルを廻すと最初と同じ様に砂利だか石に突っ掛かります。またちょい上げ作戦ですが、道具か重過ぎます。ハンドル高さが119cmまで下がりました。
良く考えると逆止弁の動作不良だとすると何度やっても無駄です。いったん作業を打ち切って確認しましょう。新たに製作した爪とか2節ジョイントが気になります。フロートもです。
ここまでに取り込んだ土砂は110cm分です。流出していなければの話ですが…。
ハンドル高さが119cmまで 下がりました、色々と限界です |
道具を引き上げます。今回は固定滑車と手巻きウインチを組み合わせました。井戸穴に降ろした引き上げロープはヤグラ上部に設置した固定滑車を経由して手巻きウインチで巻き取ります。と、手巻きウインチが上側に引き上げられます。今までとは力の向きが変わり、ウインチアーム自体が上側に引っ張られています。ロープの巻き取りが上手く出来ません。力の向きが変わり、手巻きウインチも壊れそうです。ダメだこりゃ。固定滑車と手巻きウインチの組み合わせは不採用!!
Wスリングを持ち手パイプのボルトに巻き付け、複合滑車を使って騙し騙し引き上げます。
固定滑車と手巻きウインチの組合せは、 ウインチが引き上げられて ロープの巻き上げができません |
持ち手パイプに設置したフロートが現れました。上部の菊座に土砂が付着していますが、井戸壁と擦れたダメージはないようです。
下部の菊座は開いています。原因不明です。
フロートを引き上げました、 菊座が井戸壁に接触したようです、 少々泥が付着しましたが 問題ありません |
フロートの下部の菊座は開いています、 原因不明です |
1時間掛けて砂回収器を引き上げました。身体がきついです。
逆止弁は動作しています。内部に取り込まれた土砂は高さ1m分程度です。うーん計算どおりです。逆止弁の動作不良ではないのか。
砂回収器を引き上げました |
結構負荷を掛けましたが、2節ジョイントの変形はありません。強度は問題ありませんでした。
2節ジョイントの強度は問題ありません |
しかし、2節ジョイントの運用は難ありです。手巻きウインチでロープを緩めて持ち手パイプを降ろしながら、砂回収器の先端を引き上げます。手が2本では足りません。砂回収器の先端に治具を設置し、ロープを引き廻して砂回収器を逆転させます。持ち手パイプが暴れるので危険です。何とかトップバケツまで誘導しましたが、楽々井戸掘りとは遠い話です。2節ジョイントも不採用!!
2節ジョイントを稼動させましたが、 今一つでした |
逆止弁を確認しました。動作に問題はないようです。
砂回収器から土砂を排出します。プラハンマーで鋼管本体を叩くのですが、排出されません。以前はスルッと抜けたのに…。鋼管内部が錆て摩擦抵抗が大きくなっているようです。面倒くさ!!
結局、砂回収器先端部分の土砂は落ちません。鉄棒で押し込むと鉄棒サイズの穴が開くだけです。砂回収器から2節ジョイントを外して、砂回収器先端部をトップバケツに漬けて、水を追加して土砂を解して排出しました。超~時間が掛かりました。
逆止弁は稼動しているようです |
浚い上げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が少々上がりましたが、土砂の量は通常の半分です。
土砂を笊で篩い分けました、 土砂の量は通常の半分です |
時は16時です。残りの時間は畑地の整備です。エンジン草刈り機を回して、草と竹を刈り取りました。17時
に撤退です。
感想と構想
まあ道具が重い重い。手巻きウインチを操作しますが、身体を持っていかれそうになります。持ち手パイプの水密化でどれほど効果があったのかさっぱり判りません。
道具を引き上げた際に妙に重たい持ち手パイプがありました。水密が破れて水が浸入したようです。ヤバいなー。
道具の投入で1時間、引き上げでやはり1時間掛かりました。井戸掘り自体は1時間半です。道具の投入で体力・気力を奪われ、井戸掘り再開の感動が薄いです。笑
アルバム
2018年6月30日 |
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