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投稿日 2015年10月24日土曜日

井戸壁の掃除がポイントね

本日の記録


作業時間 15:30〜19:00掘削記録 20cm(深度2,840cm)
開始水位 530cm(水深2,290cm)

道具の修理に時間が掛かってしましました。陽が傾いてきてますが、自動車で資材を現場に搬入して、井戸掘り開始です。
先ずは先週の掘りクズを何とかしないと。今日、修理した道具と、新たに製作した道具を実戦投入です。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×15+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=2,925cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×14=2,970cm
・ポンプ式井戸掘り器


掘削の状況


時間がありません。いつもやってる、沈殿した粘土の浚渫は省略です。

先週はハンドル高さ40cmまで掘り下げましたが、土砂浚いに失敗しました。掘りクズが70cm近く溜まっているはずです。径75mmオーガで井戸壁を掃除し直します。
75mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは115cmです。掘りクズが75cm分も溜まっています。
ハンドルを回して掘りクズ部分を掘り下げます。ハンドル高さ85cmから40cmが先週掘り下げた部分です。掘りクズの頂上の115cmから85cmは先々週掘り下げた部分です。そもそも先々週掘り下げた部分が渋い。オーガに砂利が衝突します。掃除が甘かったようです。
10分ほどでハンドル高さが40cmまで下がりました。ここからハンドルを煽って井戸壁を掃除しながら、オーガを引き上げます。

径75mmオーガで井戸壁を掃除します
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは115cmです、
掘りクズが75cm溜まっています
径75mmオーガでハンドル高さ40cmまで
掘りクズを解し直しました

掘りクズを浚います。午前中に製作した、ポンプ式井戸掘り2号の新型スイコを試してみましょう。ドラゴンジョーよりは口径が小さいので、命名「リトルドラゴン」です。
リトルドラゴンを井戸底に降ろしました。掘りクズは75cm分、溜まっています。見当を付けるため、高さ80cm位置に赤テープでマーキングします。
リトルドラゴンを井戸底に押し込みます。何度か井戸底を突くと、赤テープが高さ25cmまで下りました。55cm分の掘りクズを取り込んだはずです。

意気揚々とリトルドラゴンを引き上げましたが、中身が空っぽです。スイコのゴム弁がずっこけました。ぐぬぬ!!

本日製作したポンプ式井戸掘り器2号で
掘りクズを浚います
ポンプ式井戸掘り器2号が着底しました、
掘りクズの高さを想定して
80cm位置に赤テープでマークします 
ポンプ式井戸掘り器2号が帰還しました、
ゴム弁がずっこけました

失敗しました。信頼度の高い旧型のポンプ式井戸掘り1号でやり直しです。
ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に降ろすと、赤テープの位置は高さ55cmです。掘りクズの細砂が水に舞い上がって拡散したか、掘りクズ自体を井戸底に突き固めてしまったようです。
続行です。ポンプ式井戸掘り器1号を井戸底に押し込みます。今度は赤テープ位置が高さ20cmまで下りました。掘りクズの残りは15cmのはずです。
ポンプ式井戸掘り器1号を引き揚げると、粘土と粗砂が揚がりました。井戸壁の砂利が邪魔をしているはずですが、揚がってくる砂利自体は僅かです。

もう一度、ポンプ式井戸掘り1号を井戸底に降ろすと、赤テープ位置は38cmです。拡散した細砂が降り積もっているのでしょうか?
井戸底に押し込んでも、先程と同じ高さ20cm位置までしか下がりません。井戸壁の掃除が足らないのでしょうか? 
揚がってきたのは粘土と粗砂ですが、量が少ないです。

旧型のポンプ式井戸掘り器1号で雪辱戦です
ポンプ式井戸掘り器1号が着底しました、
赤テープ位置は55cmに下がっています
粘土と粗砂が揚がりました、砂利は少々です

掘りクズの残りは15cmほどのはずですが、再度、径75mmオーガで井戸壁を掃除してみましょう。
径75mmオーガを井戸底へ降ろすと、ハンドル高さは50cmです。掘りクズは10cmだけです。何だ、大したことなかった。
しかし、ハンドルを回すとガキガキ、バキバキと砂利に当たります。ハンドルもガクガクとしか回らず、オーガ自体下がりません。
リトルドラゴンで土砂の浚渫に失敗しましたが、土砂の引き上げ中にゴムがずっこけたため、重い砂利がまとまって井戸底に沈下した様です。砂利が単体で井戸底に沈んでいると、ポンプ式の井戸掘り器では取り込むのが難しいです。砂利が砂や粘土に浮かんでいれば、簡単に取り込めるのですが…。

径75mmオーガで井戸壁を掃除しましょう
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは50cmです、
掘りクズは10cmのみですが砂利が沈んでいます

ピコーン!! 思い付きました。

追加で井戸底を掘り下げて、溜まっている砂利だらけの掘りクズに砂を補充してみましょう。
ハンドル高さは40cmで、ぎっくり腰危険ゾーンです。45cm短尺パイプを接続して、ハンドル高さを調整します。

下穴無しで径75mmオーガで掘り進めます。20分程で20cm分を掘り抜きました。下穴無しでも結構掘れます。でも、ハンドルに掛かる負荷は高いです。重いハンドルを全身を使って回しました。石に衝突したら、ハンドルを左右に回して突破です。ハンドル高さは65cmになりました。

径75mmオーガのハンドルを煽ぎながら引き上げます。井戸壁の砂利がキレイに取り切れれば良いのですが。

ハンドル高さが低くて腰をやられそうです、
45cm短尺パイプを繋ぎます
径75mmオーガで20cm分を掘り下げました、
ハンドル高さは65cmです

ポンプ式井戸掘りを井戸底に降ろして、掘りクズを浚います。
赤テープの位置は高さ68cmです。追加で20cm掘り下げたことで、掘りクズの嵩が増しました。
ポンプ式井戸掘り器を井戸底に押し込むと、高さ5cmまで一気に下りました。掘りクズは、ほぼ浚い切ったはずです。
ポンプ式井戸掘り器を引き揚げると、圧力抜き孔まで砂利が詰まっています。大漁です。

ポンプ式井戸掘り器1号の圧力抜き孔まで
土砂が詰まっています
パイプの中は砂利と粗砂でいっぱいです

本日、揚がってきた砂利です。井戸壁の砂利に邪魔されていたはずですが、揚がった砂利は僅かです。納得できんなー。
10/17に井戸底に落としたナットが上がってきました。砂利に洗われて、ピカピカになっています。

本日浚い揚げた砂利です、ナットも揚がってきました


感想と構想


掘りクズに手を焼いています。井戸底を掘削するよりも、掘りクズを浚渫するのに倍以上の時間を掛けています。
深さ30m近い、見えない井戸底を「手探り」でない「パイプ探り」で土砂と対峙しています。井戸掘りを始めて11ヶ月、技は鍛えたつもりですが、まだまだ初心者です。


アルバム


2015年10月24日


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