本日の記録
作業時間 12:30〜17:00
掘削記録 0cm(深度3,200cm)
開始水位 545cm(水深2,655cm)
今日も一日、掘りクズと格闘でした。(泣)
資材の購入
・TS50×25異径ソケット(インクリーザー) 2個
ストックを確認したら、50mmのTSソケットが2個ありましたが、インクリーザはありません。朝一でホームセンターに資材調達です。
道具の製作
今日の作業はインパクトドライバーだけでできるので、井戸掘り現場で道具製作です。
材料一式です、左上から、2mのVU50パイプ、TSソケットで製作した交換式スイコ、TS50×25インクリーザー、HIVP25メタル給水栓ソケット、接着剤(対衝撃硬質塩ビ用)、VP25パイプ切れ端、引廻ノコギリ。
2mのVU50パイプは、スクリュードライバーの砂収納容器を取り合えず流用です。ホールソーで排水孔を空けてありますが、上下逆にして圧力抜き孔にします。
ポンプ式井戸掘り器3号の資材です |
井戸掘り器3号の製作手順です。
・VP25パイプの切れ端から10cm分を切り出し
・インクリーザと給水栓ソケットをボンドで接着
・VU50とインクリーザをタップビスで接合(仮止めです、試作なので接着剤は使いません)
・VU50とインクリーザの接合部にドリルで8mmの穴を貫通
・ドリル穴に保持ロープを設置(インクリーザの脱落防止にもなります)
完成しました。ここまで20分です。
ポンプ式井戸掘り器3号の製作完了 |
スイコはポンプ式井戸の交換式ソケットを流用しました。
ポンプ式井戸掘り器3号のスイコは2号と同じく交換式です、 スイコは2号と共用です |
ポンプ式井戸掘り器3号の完成です。
命名 ポンプ式井戸掘り器3号:V3
ポンプ式井戸掘り器2号の長さ1mに対して、V3は長さ2mです。倍の長さは迫力が違います。
日陰で見難いですが、左が1mの2号で右が2mの新型3号です |
砂回収器:スクリュードライバーの資材を流用していますが、スクリュードライバー自体も見直ししないと、せっかく作った甲斐がありませんね。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×17+90cm短尺パイプ=3,240cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・ポンプ式井戸掘り器
掘削の状況
V3の出撃です。稼動実験で、昨日から沈殿した土砂を浚います。
V3を井戸底に降ろしました。マーキングの位置は175cmです。昨日、ポンプ式井戸掘り器2号を最後に降ろしたときは高さ72cmでした。本体が1m長いので、掘りクズの高さは変わりません。ここから井戸底を突いて高さ115cmまで下がりました。これも昨日とほぼ同じです。
ポンプ式井戸掘り器3号で沈殿した掘りクズを浚います |
ポンプ式井戸掘り器3号が着底しました、 マーキングの位置は175cmでした、 ここから井戸底を突いて高さ115cmまで下がりました |
V3を引上げます。
圧力抜き孔から泥水が見えます。交換式ソケットを流用しましたが、とりあえずゴム弁はズッコケていない様です。
中身は粗砂が多量に揚がりましたが、泥水も一緒に揚がってきました。沈殿した掘りクズはVU50の2m分の容量が一杯になるほどではなかったです。
ポンプ式井戸掘り器3号が帰還しました |
圧力抜き孔から泥水が見えます、 とりあえずゴム弁はズッコケていない様です |
ポンプ式井戸掘り器3号の中身です、 粗砂と砂利が揚がりましたが、 泥水もたくさん揚がりました |
昨日はポンプ式井戸掘り器1号で掘りクズを突き固めてしまいました。突き棒では歯が立ちませんでした。今日は径50mmオーガで突き固めてしまった堀クズを掘り直します。
径50mmオーガを井戸底に降ろしました。ハンドル高さは128cmです。昨日、掘り直したときは高さ104cmだったので20cm以上も出戻っています。ヤマですかね?
ハンドルを回すと、昨日同様で砂利が沈下して固まっています。ハンドルに砂利と衝突したガリガリとして感触が伝わります。
ハンドルが55cmまで下がると、砂利の感触は無くなりました。ここから下は砂層のようです。
径50mmオーガでハンドル高さ20cmまで、約20分ほどで掘り直しました。
径50mmオーガで突き固めてしまった 堀クズを掘り直します |
径50mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは128cmです、 昨日は高さ104cmだったので20cm以上も 出戻っています |
径50mmオーガでハンドル高さ20cmまで 掘り直しました |
径50mmオーガを引上げますが、砂利が沈下した層あたりで、噛んでしまいました。滑車と梃子を掛けて引上げます。この引上げに30分以上掛かりました。
径50mmオーガが井戸底で噛んでしまいました、 滑車と梃子を掛けて引上げます |
径75mmオーガで掘りクズを解し直します。
径75mmオーガを井戸底に降ろします。ハンドル高さは124cmです。なぜか径50mmオーガよりチョッピリ下がりました。
ハンドルを回すと、沈下した砂利でやはり固いです。オーガが弾かれます。やっと下がっても、今度はオーガが噛んでしまうため、梃子で「ギコギコ作戦」で脱出を繰り返しました。
ハンドルが高さ83cmを過ぎると、回転が軽くなりました。砂利はありますが、土層の締りが緩くなったようです。ハンドル高さ60cmほどになると、もう砂利もありません。軽くオーガが下がります。
径75mmオーガでハンドル高さ20cmまで、約20分ほどで掘り直しました。
径75mmオーガで掘りクズを解し直します |
径75mmオーガが着底しました、 ハンドル高さは124cmです、 なぜか径50mmオーガよりチョッピリ下がりました |
径75mmオーガでハンドル高さ20cmまで 掘りクズを解し直しました |
径75mmオーガを引上げますが、同じく井戸底で噛んでしまいました。動滑車も動員して引上げます。この引上げも30分以上掛かりました。
径75mmオーガも噛んでしまいました、 動滑車も動員して引上げます |
V3で掘りクズをザックリ浚います。今回は沈殿した土砂ではなく、1m強の掘りクズです。期待の瞬間です。
V3を井戸底に降ろします。マーキングの位置は高さ122cmです。
ここから井戸底を突いて高さ87cmまで下がりました。取り込めた掘りクズは高さ25cm分です。
朝、沈殿した土砂を浚ったときは、高さ175cmから115cmまで下がりました。少しは進みましたが、掘りクズは1m以上あるはずなので、納得できません。
ポンプ式井戸掘り器3号で掘りクズを ザックリ浚います |
ポンプ式井戸掘り器3号が着底しました、 マーキングの位置は高さ122cmです |
ポンプ式井戸掘り器3号を井戸底に押し込みました、 マーキングの位置は高さ87cmまでしか下がりません、 40cm弱しか下がらないとは期待外れです |
ポンプ式井戸掘り器を引上げます。
圧力抜き孔から泥水が見えます。今回も土砂浚いは成功です。中身は粗砂が溶けたトロトロ泥水でした。
ポンプ式井戸掘り器3号が帰還しました |
圧力抜き孔から泥水が見えます |
粗砂がトロトロになって揚がってきました |
突き棒2号で突き固めてしまった堀クズを解します。昨日は、ポンプ式井戸掘り器1号で土砂を浚うと、掘りクズがガチガチに固まってしまいましたが、今回はいかがでしょうか?
突き棒を井戸底に降ろしました。マーキング位置は高さ102cmです。
ここから突き棒で井戸底を突きます。やはり固い、ジャリも感じます。また突き固めてしまったようです。(泣)
あきらめずに更にガシガシ井戸底を突くと、徐々に突き棒が下がっていきます。20cmほど下がると、ズボッと締まった層を打ち抜いたようです。突き棒のマーキングは高さ23cmまで下がりました。
やりました!!
突き棒を上下させて、砂と砂利をシェイクしてスライム状に解します。効果があるのかどうかは判りません。(笑)
突き棒2号で突き固めてしまった堀クズを解します |
突き棒が着底しました、 マーキング位置は高さ102cmです |
突き棒で井戸底を突きました、 締まった層を打ち抜くとマーキングは 高さ23cmまで下がりました |
V3で掘りクズを三度浚います。
V3を井戸底に降ろします。マーキングの位置は高さ101cmです。
ここから井戸底を突いて高さ85cmまで下がりました。取り込めた掘りクズは高さ16cm分です。
たった16cmですか!! これでは、やってられません。
ポンプ式井戸掘り器3号で掘りクズを三度浚います |
ポンプ式井戸掘り器3号が着底しました、 マーキングの高さは101cmです |
ポンプ式井戸掘り器3号を井戸底に押し込みました、 マーキングの位置はやはり高さ85cmまでしか 下がりません |
V3を引上げます。
圧力抜き孔から泥水が見えます。今回も土砂浚いは成功です。中身は粗砂と泥水でした。
確かに掘りクズが揚がることはあがるのですが、ポンプ式井戸掘り器が下がらないのでは話になりません。
ポンプ式井戸掘り器3号が帰還しました |
圧力抜き孔から泥水が見えます |
粗砂と泥水が揚がってきました |
とりあえず、再度、突き棒2号で突き固めてしまった堀クズを解します。
突き棒を井戸底に降ろしました。マーキング位置は高さ102cmです。高さ変わってない、進捗してないす。
ここから突き棒で井戸底を突きます。やはり固いです。しかし、締まった層を打ち抜くと、前回同様、突き棒のマーキングは高さ23cmまで下がりました。取り合えず、悪化は防ぎました。
再度、突き棒2号で突き固めてしまった 堀クズを解します |
突き棒で井戸底を突きました、 着底時のマーキング位置の高さ102cmから、 高さ23cmまで下がりました |
ポンプ式井戸掘り器ですが、1号、2号、3号:V3もダメです。次はライダーマンかXです。いや違う、頭も混乱してきました。年代がバレるわ。(笑)
スクリュードライバを再起動しましょう。
今日製作した、V3を解体して、VU50の2mパイプを確保します。スクリュードライバー本体のツルは調整済みです。ねじなし電線管にボルト締めします。
スクリュードライバー本体とVU50パイプの接続部のケーシングには、アルミのロング缶を使ってみました。イノシシ避けの鳴子用に、現場にストックがありました。アルミ缶をスクリュードライバに被せて、ホースバンドで締め付けます。キリキリっと!!
完成しました!! パチパチ
しかし、VU50パイプを持ち上げるとすっぽ抜けましたー!! ダメです。アルミ缶の長さが足らないです。また、アルミ缶にシワが寄ってパイプに密着しません。
ここで作業断念。タイムアップです。
砂回収器:スクリュードライバーを投入します、 ツルを調整したので接続部はピッタリ填りました |
接続部のケーシングにアルミ缶を採用しましたが、 残念、長さが足りません、 簡単にすっぽ抜けてしまうため断念 |
本日、V3で浚い上げた砂利です。大物も揚がってきました。
もう少しなんだけどなー。
本日揚がった砂利です、大物の石が増えてきました |
感想と構想
中々、掘りクズが処理できません。
今週は祭日があります。それまでにスクリュードライバーの接続部の対処方法を考えましょう。
ポンプ式井戸掘り器3号:V3 の不調も原因があるはずです。作業中は気が付かなかったのですが、ほぼ同じ位置までしか下がらない。かつ、残った掘りクズが強く締まらないってことは、井戸掘り器が壁の石に引っ掛かっている可能性が高いです。ソケットをロングホーンに交換すれば突破できるかもしれません。
アルバム
2015年12月20日 |
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