ブログランキング・にほんブログ村へ
ポチッと応援願います
初めての方はこちらへ 

投稿日 2015年12月22日火曜日

掘り下げ時の足場の確保方法

井戸掘り道具の紹介


私の井戸掘り方法で、一番汗をかくのがオーガによる掘り下げです。そのための工夫をご報告しまぁす。

オーガの持ち手パイプは、井戸穴を掘り下げながら延長していきます。この持ち手パイプの延長は45cm毎に行います。これは力が入るように、膝上から、臍までの高さでハンドルを回すための調整です。

2015年12月22日火曜日


持ち手パイプの延長方法 ねじなし電線管編



でも本当に力を入れられるのは、ピンポイントで腰の高さです。やはり要ですからね。
オーガを使って、フルパワーで井戸底に立ち向かうには、このピンポイントでハンドルを回すように井戸掘り環境を整えるのがベストです。これにも工夫があります。

どんな工夫かというと、コンクリートブロックの利用です。単純ですね。(笑)
使うのは軽量ブロックです。(L39cm×H19cm×W10cm、6.5kg)
では使用方法をどうじょ。


【注意】
本ブログで記述している「ハンドル高さ」は、排水枡(H15cm)の上辺からの高さです。GLからだと、+15cmになります。





井戸穴のの掘り下げ時に、オーガのハンドル位置が高いと、力が入りません。そこで、ブロックの登場です。ハンドル高さが110cmを超えたら、ブロックを3枚重ねて足場を確保します。

なお、オーガを井戸底に降ろした際に、ハンドル高さ110cmを超えるのは、何らかのトラブル時です。例えば、井戸壁の崩落で井戸底が浅くなったときなどです。

オーガのハンドルが高いと力が入りません、
高さ110cmを超えたら、
ブロック3枚で足場を確保します
(撮影:2015/12/19)

足場が高過ぎても、逆に力が入りません。井戸底を掘り下げて、ハンドルの高さが80cm程度まで下がったら、足場のブロックを2枚に減らします。

ハンドルの高さが80cm程度まで下がったら、
足場のブロックを2枚に減らします
(撮影:2015/12/19)

更に井戸底を掘り下げて、ハンドルが60cm程度まで下がったら、足場のブロックを1枚に減らします。

ハンドルの高さが60cm程度まで下がったら、
足場のブロックを1枚に減らします
(撮影:2015/12/19)

更に更に井戸底を掘り下げて、ハンドルが低くなったら、全てのブロックを外して掘り下げます。
そして、ハンドル高さ40cmまでが掘り下げラインです。

最後のブロックを外し、
径75mmオーガでハンドル高さ40cmまで
下穴を拡張しました
(撮影:2015/12/19)

ハンドル高さ40cm以下まで掘り下げるには、今度は膝を曲げて、腰を屈めてハンドルを回せば可能です。ただし、腰に負担が来ます。私は腰痛持ちなので無理です。

そうです。そこでハンドル高さ40cmまで下がったら、今度は持ち手パイプを45cm延長して、ブロックを2~3枚重ねて、足場を確保して掘り下げます。打ち抜き井戸の掘り方はこの繰り返しなんです。


感想と構想


コンクリートブロックを使う前は、背伸びしてハンドルを回すなど、無理をしていました。それでも足らないときは、現場に転がっていた飲料ケースに板を渡して、足場にしていました。
飲料ケースだと細かい調整が出来ませんし、軽いので不安定です。
コンクリートブロックは10cm単位に高さが調整できます。また、重量があるので安定しています。お勧めです。

【2016/5/13後記】
記事の公開を忘れてました。過去日付で公開します。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

2020年、明けましておめでとうございます

井戸報告 2020年となりました。明けましておめでとうございます。 今年は雲が多くて初日の出は無理。辛うじて層間の隙間からお顔を見せてくれました。陽光の煌きは僅か3分ほどでした。 2020年、日の出が始まりました 雲の層間に一瞬煌めく初日の出です。 ...

人気の投稿

︿
blogisMobileRequest=false, blog.local=ja がんばれ日本!!