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投稿日 2016年1月2日土曜日

杭打ちドリルとやらを調べました

本日の記録


正月2日目です。今日も、井戸掘りはお休み。

恒例の箱根駅伝往路の応援に行ってきました。午後は井戸掘りについて考えを巡らせています。
アンタもスキね。(笑)


道具の検討


井戸掘りがヤマ(井戸壁の崩落)で一月ほど進んでいません。オーガのドリルを曲げるほど固い土層ですが、崩れるときは崩れるようです。1m掘ると、翌日には1m埋まっています。
崩れるのは仕方ないとして、崩れるより早く掘りクズを排出できれば、きっと掘り進められるはず。
人生、常に挑戦です。(笑)

ケーシングパイプを入れて、井戸壁を保護しつつ掘り進める方法もありますが、例えば100mmのケーシングパイプを入れたら、パイプに入れられるオーガは100mm以下です。これでケーシングパイプが下がる穴を穿つのは難しいわな。

ポンプ式井戸掘り器は掘りクズを突いて、内部に掘りクズを取り込む方式です。掘りクズが入ってくれないと掘り進められません。掘りクズをスライム状に解すなど手を尽くしていますが、相手任せで能動的でない。進捗も芳しくありません。

ポンプ式井戸掘り器のパイプの長さは1mでした。これに砂を取り込み切ると、井戸底の掘りクズを突き固めてしまっていると考えました。このため、パイプを2mまで延長しましたが、砂を取り込む過程で詰まっているようです。余り良策ではありませんでした。

本体長1mのポンプ式井戸掘り器1号です
(撮影:2015/12/19)
ポンプ式井戸掘り器1号、お腹いっぱいです
(撮影:2015/12/19)

掘りクズを掻き込む、砂回収器:スクリュードライバーも製作しました。先端に爪を付けて能動的に砂を回収できます。しかし、砂を掻き込むのが爪だけのため、内部に取り込んだ砂が詰まってしまいます。本体のSTK鋼管が短いため、塩ビパイプで砂収納容器を接続しましたが、この部分が抵抗になり、砂が余計に詰まり易い。本体をもっと長くしないとダメです。でも、ポンプ式井戸掘り器同様、本体を長くしてもダメかもしれません。発想を変えなければ…。

STK鋼管と塩ビパイプをで、
砂回収器:スクリュードライバーを製作しました
(撮影:2015/11/21)
スクリュードライバの接続部に
砂がぎっしり詰まっています
(撮影:2015/11/22)




昨年末に友人のよっちゃんと、伊豆に釣行&温泉旅行に行ってきました。よっちゃんには井戸掘りの助け働きをしてもらってます。車中で最近の井戸掘りの状況を会話しました。


儂 「掘っても掘っても、掘りクズが無くならないんよね。絶対、ヤマが来ておるわ。ザックリ、掘りクズを浚う手段がないもんかね。」

よっちゃん 「建築では基礎を打つのに、杭打ちドリルってのがあったけど…。」

儂 「杭打ちドリル? 喰ったことないわー」

よっちゃん 「鉄管の中にドリルが入っていて、土砂を排出して現場打ちのコンクリート杭の穴を開ける重機だよ。」



よっちゃんは、建築関係の経営者です。今は専ら一般住宅と内装をやってますが、若い時は大手の建設会社でビルや倉庫を建てていたらしいです。個人情報漏洩(笑)

杭打ちドリルね…。
その時は聞き流してましたけど、ちょっと調べて見ましょう。良く判らないので、ネットで画像検索です。杭打ち工法を検索しました。

ほー、なるほ、…。
よっちゃんが教えてくれたのは、「中掘り鋼管杭」でしょうか。

中掘り鋼管杭
(引用:一般社団法人 鋼管杭・鋼矢板技術協会)
http://www.jaspp.com/

使えそうです。

今の井戸穴は径75mmオーガで掘り下げています。径76.3mmのSTK鋼管で鞘を作り、中に自作のドリルを入れれば、井戸壁を保護しつつ掘り下げられそうです。鞘は砂を収納する部分なので、長さ1mは欲しい。これなら、ドリルのブレードが鞘の中に掘りクズを押し上げてくれます。イイネ。

井戸穴の径を広げる前に、もう少し足掻いてみますか。

鞘はスクリュードライバーと同じ手順で製作すれば良いです。
自作ドリルは、三角錐:マグマライザーと、径50mmオーガのブレード修理で経験を積んでします。

2015年11月15日日曜日


砂回収器の製作完了


2015年4月10日金曜日


マグマライザー製作開始


2015年10月24日土曜日


宿願の径50mmオーガを修理しました


図面を描いてみましょう。


感想と構想


杭打ちドリルの鞘ですが、井戸穴拡張時に零れ落ちる土砂をキャッチする受け皿にもなりますね。金属製なのでオーガへの接続もボルト締めで対応できます。一度で二度美味しい。

両用できるように考慮して、設計してみます。


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