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投稿日 2016年1月31日日曜日

もう少しで掘りクズを始末できそうです

本日の記録


作業時間 9:30〜17:30
掘削記録  0cm(深度3,315cm) 下穴を全て拡張しました
開始水位 570cm(水深2,745cm)

本日は曇り時々晴れ。風もなく暖かく、井戸掘り好日です。

今日一日で、砂回収器:スクリュードライバー(SD2)を4回、径75mmオーガを1回、径5回も重たい井戸掘り道具を深度33mの井戸底に降ろしました。腰がきついです。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×18+45cm短尺パイプ=3,375cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×16=3,370cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)

掘削の状況


さー、本日も元気良く掘りクズを浚いましょう。

SD2を井戸底に降ろします。今日は最初から180cmの定尺パイプを取り付けました。しかし、SD2を井戸底に降ろしてみると、パイプ位置がハンドルを付けるには高過ぎます。しかも、今日は昨日のようにSD2が沈み込みません。
そこで、持ち手パイプを手で30cmほど引き上げて離すと、ズブズブと沈み始めました。これを3回繰り返すと、持ち手パイプが40cm以上下がりました。これで行ってみましょう。

ハンドルを接続すると高さ172cmです。うー、やはりまだ高過ぎますが、足場ブロックを3枚重ねれば何とかなりそうです。ハンドルの引き上げには複合滑車が使えます。

ヤマ(井戸壁の崩落)で井戸底に積もった土砂なので、緩いです。20分ほどでハンドル高さ80cmまで下がりました。
最初に沈み込んだ分を含めて、1m以上の土砂を取り込みました。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
土砂を浚います
SD2が着底しました、
持ち手パイプを引き上げて離すと
40cm以上沈み込みました、
ハンドル高さは172cmです
SD2がハンドル高さ80cmまで下がりました、
1m以上の土砂を取り込んでいます

SD2を複合滑車を使って引き上げます。SD2が引き上げ途中で何度か噛みます。複合滑車のロープに全体重を掛けて、何とか引き上げました。
SD2の中には土砂が目一杯詰まっています。

SD2が帰還しました、SD2の中に土砂が
目いっぱい詰まっています
SD2を逆様にして土砂を排出しました

浚い揚げた土砂を笊で篩い分けると、砂利が少な目です。それも豆砂利が大半です。これならSD2がズブズブ沈むはずです。逆に、SD2のハンドルを回す際に突っ掛かるのですが、いったい何が邪魔をしているのでしょうか?

土砂は砂が多く、砂利は少なめです

SD2を投入する前には、毎回、始動点検を行っています。爪、ゴム弁、フランジ、ツルが対象ですが、今回はフランジを支えるSUS針金がNGです。1本が破断しています。
まだ10回も使ってないはずですが、構造的な問題で破断してしまいました。

ゴム弁をフランジ毎取り外して、SUS針金を2本共に交換しました。

ゴム弁のフランジを固定するSUS針金が破断しました
ゴム弁を取り外して、SUS針金を交換しました

井戸底に残った土砂を再度、SD2で浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは132cmです。先程よりは40cmほど進捗しましたが、掘り下げた分の内、半分以上が埋まっています。ヤマが追い掛けてきています。ヤマより早く掘り下げないと。(汗)

SD2を井戸底に押し込みます。
SD2が10分ほどで、ハンドル高さ75cmまで下がりました。昨日掘り下げた最深部です。
しかし、ここから石に突っ掛かってハンドルが回りません。ハンドルを右回転、左回転と繰り返しても下がりません。今回も目標まで、残り10cmが届きません。

後述:深度の計算を間違えています。オーガで掘り下げていない位置まで、SD2で無理やり土砂を浚っています。(笑)

再度SD2で土砂を浚います
SD2が着底しました、
ハンドル高さは132cmです、
進捗していますがヤマが追い掛けてきます
SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました、
昨日に掘り下げた最深部です

SD2では無理です。井戸底で砂利がまとまって沈下しているようです。オーガで解し直しましょう。
その前に、SD2を引き上げます。

SD2の中の土砂は少な目ですが、砂は大量に揚がりました。

SD2が帰還しました、
SD2の中に土砂が詰まっています、
今回はやや少なめ
SD2を逆様にして土砂を排出しました

SD2で井戸底から浚い揚げた土砂です。
今回も豆砂利は少なめです。その分、砂が沢山揚がってきています。

今回も土砂は砂が多く、砂利は少なめです

径75mmオーガを投入して掘りクズを解します。下穴もまだ55cmほど残っているはずです。これも一気に拡張してしまいましょう。

径75mmオーガを井戸底に降ろしました。180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを繋いで、ハンドル高さは109cmです。

径75mmオーガを井戸底に押し込みます。ハンドル高さ95cmまでは掘りクズ、それ以下は下穴の拡張ですが、下穴部分の土層が緩くて、境目は判りませんでした。

後述:土層が緩くて当たり前です。深度計算を間違えて、SD2で既に掘り下げた位置ですから…。

ハンドルが高さ50cmから砂利層です。ここまではオーガは簡単に下がりましたが、砂利が超固いです。

40分掛けて、径75mmオーガのハンドルが高さ40cmまで下がりました。掛かった時間の大半は砂利層の突破に費やしました。

径75mmオーガで下穴を拡張します、
対象は高さ55cm分です
径75mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは109cm、
持ち手パイプは180cm定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足してあります
径75mmオーガがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度33.15mまで井戸穴を拡張しました

井戸穴の拡張が終わって、径75mmオーガを引き上げようとすると、井戸底でガッチリ噛んでしまいました。
複合滑車ではパワーが足らず、梃子を掛けて脱出しました。今回は脱出不能かと思えるほど、ガッチリ噛んでました。今までとは、砂利層の質が違うかもしれません。

径75mmオーガが井戸底でガッチリ噛んでしまいました

次に径75mmオーガで掘り下げた土砂を、SD2で浚います。

因みに深さは、どこまで浚えば良いんだっけか?
オーガは全長45cm、SD2は全長1mだから差は55cmです。て事は、45cmパイプを外して10cm分ハンドルが高い位置まで下がればOKのはずです。と言う事は、180cm定尺パイプでハンドル高さ50cmが目標です。
んー、先程まで、ハンドル高さ65cmを目標にしていたのに変です。後で検算してみましょう。

後述:何かおかしいとこの時点で気が付きました。昨日、計算間違いをした45cm分はここでリセットされました。

SD2を井戸底に降ろすと、ハンドル高さは129cmです。先程はSD2はハンドル高さ75cmまで下りましたので、ヤマで50cm以上浅くなっています。

SD2を井戸底に押し込みます。井戸壁が崩れた部分なので締りは緩く、比較的楽に下って行きます。
そして、SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました。ここまでは先程掘り下げています。

新たに土層を掘り下げますが、砂利に突っ掛かります。先程と同様です。ハンドルを右回転、左回転と繰り返しますが中々突破できません。徐々には下がっていきますが…。
ハンドル高さが65cmまで下がりましたが砂利がガチガチで、これ以上は歯が立ちません。

試しに砂利が突っ掛かった位置で、梃子を掛けてましたが、突破できません。何か、余計にハンドルが重くなった気がします。

SD2で井戸底を拡張した土砂を浚います
SD2が着底しました、
ハンドル高さは129cmです、
ヤマで50cm以上浅くなっています
SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました、
ここから下が新たに井戸穴を拡張した部分です
SD2がハンドル高さ65cmまで下がりました、
砂利層のためこれ以上下がりません

井戸穴に対して、SD2のSTK鋼管自体が抵抗になっているのかもしれません。SD2をいったん引き上げてみましょう。
SD2を引き上げて離すと、ハンドル高さ89cmまでしか下がりません。ヤマでまた井戸穴が20cm以上埋まりました。ぐぬぬ。

懲りずにSD2を井戸底にねじ込みます。ハンドルの回転が重いです。
ハンドルが高さ80cmまで下がった所で、また突っ掛かりました。

何かおかしい。なぜ下がらないのでしょうか?
先程、砂利に突っ掛かった際に梃子を掛けましたが、爪が開いてしまったかも。開いた爪が井戸壁に引っ掛かっているとしたら、SD2が回収不能になるかもしれません。ヤバイ!!

SD2をいったん引き上げて手を離すと、
ハンドル高さ89cmまでしか下がりません、
ヤマのようです
SD2を再度井戸底に捩じ込みますが、
ハンドル高さ80cmで井戸底に突っ掛かかります

慌てて、SD2を引き上げました。引き上げも、SD2が何箇所かで噛んでしまって中々上がりません。複合滑車で引き上げ、梃子を掛けて「ギコギコ作戦」を繰り返して、何とか脱出できました。

SD2の中身は土砂が山盛りになっています。砂利が見えます。

SD2が帰還しました、
SD2の中は土砂が山盛りになっていました
SD2を逆様にして土砂を排出しました

SD2で井戸底から浚い揚げた土砂です。
今回も豆砂利は少なめです。大して砂利がないのに、SD2が噛む理由がやはり判りません。

今回も土砂は砂が多く、砂利は少なめです

SD2の爪を点検しました。やや開き気味ですが、井戸壁に引っ掛かるほど重症ではありません。井戸底での動作不良の原因は別です。

砂利層で梃子を掛けましたが、SD2の爪は無事でした

もう一度、浚い残した掘りクズをSD2で浚います。
SD2を井戸底に降ろして、ハンドルを繋ごうとしたら持ち手パイプの位置が結構高いです。先程掘り下げた分が全て埋まってしまった? と思ったら、ストンと40cm以上、持ち手パイプが落ち込みました。井戸壁に引っ掛かっていたようです。

ハンドルを繋ぐと高さは85cmです。先程から20cm浅くなっていますが、大規模なヤマではありません。今の所、ヤマを先行しています。何とか逃げ切りたい。(笑)

SD2を井戸底に押し込みますが、やはり砂利が邪魔をします。ハンドル高さ70cm前後を行ったり来たりで、進みません。

このタイミングでよっちゃんが遊びに来てくれました。予備兵力ですが即投入しました。しかし、よっちゃんの剛力でも突破できません。

ハンドル高さ67cmが限界です。先程は一瞬、高さ65cmまで下りましたが、今日はここまでにします。

SD2で浚い残した土砂を始末します
SD2が着底しました、
ハンドル高さは85cmです、
ヤマを引き離しました
SD2がハンドル高さ67cmまで下がりました、
ハンドル高さ50cm位置が最深部のはずですが
残念ながら届きません

SD2を井戸底から引き上げますが、また途中で噛んでしまいました。複合滑車と梃子を掛けて、大人二人で引き上げます。フルパワーを掛けて何とか脱出できました。自分一人だと相当苦労したはず。よっちゃん、ありがとう。次回はもっと早く来てね。♡

引き上げたSD2の中身は、土砂が溢れていました。

SD2の中は土砂が溢れています、
SD2が下がらないはずです
SD2を逆様にして土砂を排出しました、
土砂の始末は次回にしましょう


感想と構想


久しぶりに、みーちゃんが作業を覗きにきました。16時前です。


みーちゃん 「まーだ、掘ってるんか? おう、エンジンポンプがあるじゃねえか。水は出たか?」

儂 「年末にポンプで吸い上げてみたわ。25リットル/分だったのでまだ足らん。もう4〜5m掘りたいが、井戸壁が崩れて難儀しとるん。」

みーちゃん 「そんなら、パイプを入れて掘りゃあ良いだろ。下水のコンクリ枡を埋める時は、枡の内側を掘って埋めるぞ。

なるほど、沈降工法ですな。

儂 「そうしたいだけんど、掘り難くなるら。んでギリギリまで、粘ってる所なんだわ。」


みーちゃんが作業を覗きにきました、
「おう、エンジンポンプがあるじゃねか、水は出たか」

16時半頃、今度はよっちゃんが遊びに来てくれました。軍手を渡して直ぐに働かせます。


よっちゃん 「到着して直ぐに働かせるのは酷いだろ。正月の挨拶位させろよ。」

儂 「はい、あけおめ、あけおめ。来るの遅いよ。」

よっちゃん 「…」


よっちゃんが遊びに来てくれました、
すかさず軍手を渡して働かせます

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを処置する目処が立ちました。ヤマに追われていますが、もう少しで始末できそうです。

次回はガッツリ、掘り下げたい。深度34mが目標です。


アルバム


2016年1月31日


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