本日の記録
作業時間 10:00〜16:00
掘削記録 0cm(深度4,077cm) 10cm分拡張しました、残り20cmは下穴です。
開始水位 533cm(水深3,544cm)
本日は雲が大目ですが気持ちの良い秋晴れです。暑くも寒くもなく快適、薮蚊も少なくなりました。3週間振りの井戸掘りです。気合を入れて頑張りましょう。
でも、中々掘り進められません。道具の見直しが必要かな?
作業の準備
前回壊れた、巻尺の受け口の金具を修繕しました。スチール製のメジャー部分の穴と手持ちの細ネジの径が合わないため、丸ヤスリで穴を拡張しようとしましたが、硬くてうまくいきません。インパクトドライバーにドリルを装着して穴を拡張したら、割れてしまいました。メジャー部分はスプリングになっているので、高硬度なんですね。ま、いっか。(笑)
巻尺の受け口の金具を修繕しました |
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×22+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=4,190cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+90cm短尺パイプ+45cm短尺パイプ=4,115cm
掘削の状況
砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を投入します。
BFを降ろしているうちに、持ち手パイプ6組3本目残り90cmで引っ掛かりました。9/17と同じ現象ですが、180cmほど下です。柱状図を確認すると、深度33.5m位置です。やはりここも砂利層です。
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは113cmです。前回(9/25)にはハンドル高さ38cmまで下穴を拡張したので、高さ80cm弱の土砂が溜まっています。
砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)を 投入します |
BFが着底しました、 21本目の180cm定尺パイプに 90cm短尺パイプを挿げ足して、 ハンドル高さは113cmです |
BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩く、土質は砂です。
BFがグイグイ下っていきます。良い調子です。
BFがハンドル高さ60cmまで下りました。連結部が地上にある内に延長します。ここまでの作業時間は3分です。良い調子!!
砂収納状況:53cm(+53cm)
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残り:127cm
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BFがハンドル高さ60cmまで下りました、 連結部が地上にある内に延長します |
BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、 ハンドル高さは105cmです |
BFを更に井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いままです。
BFがハンドル高さ85cmまで下りました。ハンドルの回転が粘りだしました。残り2cmで拡張済の最深部40.4m付近です。
BFがハンドル高さ85cmまで下りました、 掘削済の最深部40.4mです |
BFを更に井戸底に押し込みます。
BFがハンドル高さ80cmまで下ると突っ掛かりました。石との衝突です。粘土層の中に石が潜んでいます。掬い上げ作戦の発動です。でも、石がBFの爪に引っ掛かりません。逆回転させてみますが、突っ掛かりは解除できません。フルパワーを掛けても無理です。これ以上やると、道具を壊しそうです。
たぶん、石が土層の中で立っているため、爪が引っ掛からないのでしょう。もっと深くまで爪を差し込まないと引っ掛けられないのだと思います。
ハンドルを左右に回し、井戸底の土砂を削り込みます。BFは徐々に下っていきます。そしてBFがハンドル高さ78cmまで下りました。おっと、ここでハンドルが1回転しました。粘土に埋まっていた石が動きました。やったぜ!!
動いた石をBFの中に取り込めば、完全制覇です。でも、ハンドルの回転が渋くて掘り進められません。いつものようにSTK鋼管と井戸壁の間に土砂が詰まっています。いったんBFを引上げて土砂を落としましょう。ここまでの所要時間は1時間です。
砂収納状況:85cm(+32cm)
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残り:95cm
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BFがハンドル高さ78cmまで下りました、 回転が渋くて掘り進められません |
複合滑車(ダブルタイフーン)でBFを引上げていますが、噛んでしまいました。いつものようにダブルタイフーンのロープを煽るように上下しますが、ウンともスンとも言いません。ガッチリ噛んでいます。ぐぬぬ!!
ハンドルがまだ低いのが救いです。噛んでいるためハンドルも回りませんが、フルパワーを掛けると動きました。何度か左右にハンドルを回して噛みを解します。その後、ロープを上下させて引き抜くことができました。
複合滑車でBFを引上げていますが、 噛んでしまいました |
BFを引き抜いて降ろすと、ハンドル高さは107cmでした。先ほどハンドル高さ78cmまで井戸穴を拡張したので、高さ30cmほど井戸壁が崩れています。
BFを引き抜いて降ろすと、 ハンドル高さは107cmでした、 井戸壁が崩れています |
もう一度、BFを井戸底に押し込みます。するといきなり石と衝突しました。BFが突っ掛かってハンドルが回りません。これは掬い上げ作戦で突破しましたが、BFが妙に重くてハンドルを引上げるのに苦労しました。
BFのハンドルは回るのですが、BF自体が中々下りません。こういうときは掘削面への給水です。ハンドルを何度か上げ下げしながら掘り進めます。
BFが再びハンドル高さ88cmまで下りましたが、これ以上は下りません。ハンドルは回転するのですが下らない。給水してもダメ。残り10cmほどなんですが…。ここまでの所要時間は1時間です。
砂収納状況:106cm(+21cm)
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残り:74cm
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BFが再びハンドル高さ88cmまで下りましたが、 これ以上は下りません |
BFが下らない理由が良く判りません。とりあえずBFを2mほど引き上げ、井戸壁の土砂を落としてみましょう。
30分後、BFを降ろすとハンドル高さは169cmです。井戸壁が高さ80cmほど一気に崩れました。ショックです。
BFを2mほど引き上げ、 井戸壁の土砂を落とします |
30分後、BFを降ろすと ハンドル高さは169cmです、 これでは高過ぎます |
ハンドルが高すぎるので、BFから45cm短尺パイプを取り外しました。ハンドル高さは125cmです。
BFから45cm短尺パイプを取り外しました、 ハンドル高さは125cmです |
崩れた高さ80cmの土砂を始末するため、BFを井戸底に押し込みます。崩れたばかりの土層の締まりは緩いです。
BFがハンドル高さ60cmまで下りました。ここまでの所要時間は10分です。
砂収納状況:171cm(+65cm)
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残り:9cm
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短尺パイプを挿げ足して、更に掘り進めようとしましたが、BFの容量を計算すると、ほぼ満杯です。いったん引き上げましょう。
BFがハンドル高さ60cmまで下りました |
BFを引き上げました。BFの中身は20cmほど下です。まだ余裕がありましたね。
BFから土砂を排出しました。
BFから土砂を排出しました |
浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は少な目です。
浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、砂利は少な目です |
ちょっこし疲れました。今日はここまで!!
感想と構想
今日はミーチャンの友達が現場見学に来られました。この後でもう一名がご来場。ミーチャンが説明員です。無農薬野菜の栽培をされている方ですが、井戸掘りにも興味があるそうです。
作業を見終わって、一言。「安全策がしっかり考慮されている。」
うーん、判る人には判るんだな。
BFを引上げました、 本日のギャラリーの皆さんです |
アルバム
2016年10月16日 |
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