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投稿日 2015年2月20日金曜日

小石浚いを検討中

道具の検討


井戸底の小石を浚う方法を検討中です。ブログを読み返すと、オーガの改造について、以前軽く検討していました。ちょうど、サイドブレードの補修でオーガが手元にありますので、これを具体化しましょう。

2014年12月3日水曜日
オーガ強化型井戸掘り器の検討


(1)外筒式
最初に考えた、オーガの外側に鉄パイプを被せて土砂を保持する方式です。
外筒分、オーガが太くなりますし、サイドブレードは使えなくなります。そのため、大口径のオーガで下穴を開けて、外筒式オーガで内部の土砂を浚う想定でした。今回は掘り下げた穴に溜まっている小石の回収です。井戸穴の径もオーガの出し入れで拡がっているでしょう。外筒を付けても、そのまま井戸穴に挿し込めるかもしれません。
後は材料の探索です。オーガの外径は75mm、内径が75mm超えのパイプが欲しいのですか…。ドットジェイ(dot-J)さんでも、手頃なサイズはありません。はい、次。


(2)外缶式
今回は小石を浚うだけです。外筒式の鉄パイプのように、しっかりした構造は不要なことに気が付きました。薄いブリキ板を巻き付けて、粘りのあるステンレスの針金で結束すれば良いだけです。材料の問題はクリアです。「いいね!!」
後は逆流防止具の取付け方法です。ゴム弁ですかね。

ゴム弁を付けるには二つの構造が必要です。弁の接続部と、弁の脱落を押える保持部です。つまり、何らかの枠が必要なのです。これをドリルのブレードの間、もしくはシャフトに取付けます。小石浚い以外の掘削時には、オーガから外筒とか外缶は取り外さなくてはなりませんので、その考慮も必要です。
オーガの内側に弁枠を取付ける…。なら外缶も内側に取り付けられます。閃きました。


(3)内缶方式
サイドブレードの補修は、帯鉄をオーガのドリルに巻き付けました。今度はブリキ板を細く切って、ドリルのブレードの間、サイドブレードの内側に巻き付けましょう。サイドブレードにステンレス針金で固定すれば良い。これなら掘削時にサイドブレードが有効になります。新たに井戸底を掘下げる際も、取外しは不要です。
ゴム弁の枠はドリルのブレードの間、シャフト、サイドブレードを支点に取付ければ良い。でも、小石を浚うだけなので、そんなにしっかり取付ける必要はない気がしますが…。

ポンプ式井戸掘り器では浚えないサイズの小石を回収するため、オーガの改造を検討しています。しかし、オーガでも限界があります。浚える小石のサイズとしては、5〜6cmまででしょう。
ゴム弁の枠をオーガに取付けると、更に狭くなってしまいます。大きな小石(なんか日本語が変です)が拾えるように枠はなるべく小さく、拾えないサイズの小石が衝突しても壊れないように頑丈な構造に、若しくは柔構造にする。

うーん、アイデア、アイデア。閃きました。

オーガで引き揚げた最大の石(撮影:2014/11/15)

ゴム板を円筒形に巻いて、パッキンを作れば良いです。円筒形ゴムが自立して保持部が不要になります。小石の取入れ口をなるべく広くするため、ゴム板はなるべく薄くする必要があります。でも、あんまり薄くすると腰がなくなりパッキンの役にたたないですね。
ゴム板より丈夫で柔軟な素材が必要です。塩ビとかのプラ板は曲げに弱いのでダメ。ポリバケツとかに使うPP樹脂とかがいいんだけとなー。

閃きました。鉢底ネットです。

植木鉢の鉢穴を塞ぐネットです。ポリエチレン製です。
ネット注文では週末に間に合いません。地元のホームセンターに置いてあるかな?
園芸用鉢底ネット ロール50×100cm
角利産業(KAKURI)

https://www.amazon.co.jp

この素材を見て更に閃きました。内缶の素材はブリキ板を考えていましたが、この樹脂製のネットで充分じゃないですか。ブリキより加工性も良いです。
オーガの直径は75 mm、円周は236mm、ドリルは三段なので70cm分は必要です。パッキン分を忘れないようにしましょう。


(4)籠方式
鉢底ネットを使って、ドリルのブレードの間、サイドブレードの内側に、小砂利を確保する樹脂製のネットを巻き付けて籠を作ります。虫籠のイメージです。逆流防止具も鉢底ネットを巻いて、入口部に取付けます。これで決定ですね。

ネットなので、素材を切り出すための位置取りも簡単です。透けて見えますからね。また、樹脂製なので、鋏等で簡単に切り出せます。オーガへの巻付けも楽チンでしょう。

最後の検討課題は取付方法です。籠やパッキンはサイドブレードにステンレス針金で結束することを考えています。しかし、サイドブレードには土層中の石を砕く刃が付いています。ここに針金を巻きつけると、粘りのあるステンレス針金でも掘削中に切断してしまうでしょう。
また取入れ口部分はしっかり固定しないと、サイドブレードとパッキンの間に砂利が入り込み、取りこぼす気がします。悪くするとパッキンが引き千切れてしまうでしょう。
浚った砂利を簡単に籠から取り出す仕組みも必要です。

うーん、出でよアイデア!!


アイデア切れです。
先ずは実践かな?

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