調査と研究
マグマライザーが持ち帰った地下12.4mの土層は砂混じりの粘土でした。これから柱状図を描いてみますが、この粘土層は「不透水層」の始まりではないでしょうか?
下からみると、この上に礫層、礫混り粗砂層、粗砂層、そして6m位置からは粘土質細砂層です。6m位置で出水しましたので、礫層~粗砂層までが「帯水層」だと思います。
不透水層を打ち抜くと、上部の地下水が水落ちする可能性があるようです。
また、逆に不透水層の下には「第二帯水層」があるとかなんとか…。
地下の構造 (出典:地下水- Wikipedia https://ja.wikipedia.org) 1.帯水層 2.難透水層(不透水層) 3.不飽和帯 4.地下水面 5.被圧地下水 6.不圧地下水 7.深井戸 8.浅井戸 9.自噴井 |
水落ちの危険を回避して掘削をここで打ち止めとするか。それとも足らない湧水量を確保するため、第二帯水層に挑戦すべきか。
考え所ですが、あれだけ道具を作ったのですから、ここで打ち止めはないわな。
今の帯水層から取水するにしても、砂を切り捨てる分の穴の深さは必要ですしね。
感想と構想
今までの経験と道具や掘り方の改良で、本当の岩や人頭サイズの石に当たらなければ、20mぐらいまでなら掘り抜くことはできるでしょう。限界点は道具の重さです。オーガ自体の重さはパイプ含めて、既に10kgを超えています。
・アンテナマストが1.3kg×6本で7.8kg
・オーガ一式が1.9kg
・更にエクテンションが約1.0kg
現在の深度は12mですが、オーガの重量が20kgぐらいで限界です。すなわち深度20m前後が限界。
実は10kgでも上げ下げが結構きついのですが、動滑車を導入しましたので、これからは半分の荷重で操作できます。
それよりも、井戸水が今年の夏に間に合うかどうかが問題です。(笑)
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