本日の記録
作業時間 9:00〜19:00
掘削記録 50cm(深度2,250cm)
開始水位 475cm(水深1,725cm) また水位が上がりました。
台風11号は日本海に抜けて温帯低気圧になりました。当地は南からの湿った大気が流れ込み、台風一過でも不安定な天気です。雨の降る中、井戸掘りを頑張りました。
道具と材料
・オーガ本体+延長パイプ×12+45㎝短尺パイプ=2,295cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×11=2,370cm
・ポンプ式井戸掘り器
掘削の状況
沈殿した粘土と、先週に浚い残した堀クズを片付けます。先週は50cm分を掘り下げましたが、土砂はあまり揚がっていません。たっぷり堀クズが溜まっているはずですが、揚がってくるのは僅かな細砂だけです。4回目には粗砂が揚がってきましたが、量は少しです。納得できません。
沈殿した粘土を浚います |
井戸底浚い2回目、細砂です |
井戸底を4回浚いましたが、2cm程度しか下がりません |
さあ、本日の井戸掘り開始です。径25mmオーガで下穴を開けます。
オーガの持ち手パイプに短尺パイプを繋ぎますが、15Aのコネクターが品切れです。マグマライザーのコネクターを外して流用しようとしたら、砂と錆でガッチリ固まってました。これを外すのに小一時間掛かってしまいました。
準備が整い、オーガを井戸底に降ろすと、ハンドルがいやに高い。115cmもあります。先週はハンドルの高さが30cmまで掘り下げました。45cmの短尺パイプを繋いで、ハンドル高さは75cmのはずです。40cmも堀クズが溜まっていることになります。ポンプ式井戸掘り器の調子が悪いのかな?
堀クズの対策は別途考えることにして、下穴開けを進めましょう。ハンドルをグリグリやると、40cm分は直ぐに下りました。ここから、20cmは砂層の様です。砂利に当たりません。しかし、オーガは中々下がりません。20cmを過ぎると、また砂利層です。小さな豆砂利と時々、大物の砂利の感触がします。これまた、掘り下げるのがきつい。><
結局、50cm分を掘り下げるのに3時間掛かりました。深度22.5mに到達です。ハンドルの高さは25cmです。
後半、土層が非常に固くなり、掘り下げに時間が掛かりました。土層が変わった様です。もう少し掘り下げたかったのですが、体力的に無理でした。
径25mmオーガで下穴を開けます |
径25mmオーガ着底しました、ハンドルの高さは115cmです |
径25mmオーガで50cm掘り下げました、深度22.5m到達です |
次に径50mmオーガで下穴を拡張します。
オーガを井戸底に降ろすと、ハンドルの高さは75cmです。??? 40cm分の堀クズは何処?
最初は持ち手パイプの連結ミスかと思いました。22m下の井戸底を想像しまぁす。先程の40cm分の堀クズは実は井戸穴に緩く詰まっていて、下穴を開けて粘土と細砂が地下水に溶け出し、その空洞に堀クズが落ち込んだのでしょうか? 良く分からん。
僅か20分で、50cm分の下穴を拡張しました。新記録です。
径50mmオーガで下穴を拡張します |
径50mmオーガ着底しました、ハンドルの高さは75cmです |
径50mmオーガで50cm分の下穴を拡張しました |
更に径75mmオーガで下穴を拡張します。
オーガを井戸底に降ろすと、ハンドルの高さは今度は130cmです。??? 本来のハンドル高さは75cmのはずですから、先週掘り下げた50cm分の井戸穴全てに、堀クズが溜まっている事になります。しかし、先程の径50mmオーガは75cmまで、すっぽり降りました。うーん、更に判らなくなった。
砂利と衝突してオーガの回転が止まります。いつもの事ですね。オーガを引き上げて、砂利が外れれば良いですが、ダメなら優しく梃子をかけますが、固いです。
1時間20分ほど掛けて、50cm分の下穴を拡張しました。
径75mmオーガで下穴を拡張します |
径75mmオーガ着底しました、ハンドルの高さは130cmです |
径75mmオーガで50cm分の下穴を拡張しました |
井戸穴の拡張が終わり、径75mmオーガを引き上げると、ハンドル高さ80cmほどの位置で引っ掛かりました。ハンドルを持ち上げるとカツンカツンと石に当る感触があります。どうやら掘り残しの石が井戸壁から飛び出しているようです。ハンドルを何度も持ち上げて、突破しましたが1個だけじゃない。更に引っ掛かります。120cmまで引き上げましたがここで限界です。オーガが上がりません。
手繰ったロープを解き、滑車を使って引き上げますが、中々上がりません。井戸穴を掘り下げるときには通過出来たのに変な話です。持ち手パイプの保持ロープを持ち、何度も引っ張ってやっと通過しました。オーガを井戸底から引上げるだけで、40分も掛かってしまいました。
径75mmオーガを井戸底に降ろした際に、ハンドル高さ130cmになりましたが、これは掘りクズが原因ではなかったようです。井戸壁から飛び出した石に引っ掛かったのです。先週掘り下げ、今日もオーガが通過した位置ですが、掘り方が足らなかったようです。次はオーガをこの位置で上下させ、井戸壁を削らないとダメですね。あー、くたびれた。
先週、ポンプ式井戸掘り器の出し入れが渋かったのも同じ原因でしょう。
もう、掘り下げた堀クズを浚う時間も体力もありません。今日はここまで。
感想と構想
最近、あまり気にしていませんでしたが、道具類にガタが来ています。事故を起こす前に点検が必要です。
オーガのヘッドとパイプを繋ぐボルトが摩耗していました。まだ大丈夫だと思いますが、予防交換しておきます。
オーガのヘッドを固定するボルトが摩耗しています、予防交換します |
径25mmオーガで下穴を開けた後に点検した所、ワイヤーロープが1/3まで擦り切れていました。危ない所でした。掘り残しの砂利が溜まっている様ですが、この中でパイプを回転させたのが原因でしょう。こちらも交換しておきます。
井戸底の砂利で、ロープを繋ぐワイヤーが擦れ切れています |
アルバム
2015年7月18日 |
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