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投稿日 2016年3月5日土曜日

ほぼ深度35メートルまで井戸穴拡張終了

本日の記録


作業時間 10:30〜19:30
掘削記録 35cm(深度3,505cm)  8cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,910cm) 

もう、すっかり春ですね。井戸掘りには絶好なのですが、…。
でも、昨日は呑み過ぎました。朝起きたら、宿酔どころかまだ酔っぱらっています。朝食は何とか押し込んで井戸掘りに出動しましたが、気持ち悪くて昼食は食べられなかった。
身体が重くて動きません。(笑) でも、頑張る!!

先週、深度35mを越えた下穴の拡張が本日の目標です。出来れば新たに掘り下げたい。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


遅くなりましたが、井戸掘りに出動です。
いつものように、掘りクズと一週間で崩落した土砂を、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)

SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは149cmです。前回(2/28)はこれに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さ50cmまで掘り下げています。つまり200cm以上も掘りクズが溜まっています。手強そうです。

SD2を井戸底に押し込みます。
掘り始めの土砂は締まっています。溜まっている土砂の上部は、新たに井戸壁から崩落した土砂のはずですが、塊のまま崩落したのでしょうか。ハンドル高さ103cmあたりで砂利が当たる手応えがありました。
ハンドル高さが70まで下ると、ここからは土砂が緩くなりました。そしてハンドル高さが40cmまで下りました。これで100cm以上の土砂を取り込んだことになります。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)が
着底しました、
45cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは149cmです
SD2がハンドル高さ40cmまで下りました

SD2を引上げました。
SD2の中身は空っぽです。がーん、ゴム弁がずっこけたようです。1時間近く掛けた作業が無駄になりました。とほほ。酔が回ります。

SD2を引上げました、SD2の中身は空っぽです、
ゴム弁がずっこけたようです

確かに、ゴム弁がずっこけています。フランジはしっかりゴム板を銜えており、異常ありません。土砂を取り込み過ぎて、重量オーバを起こしたのでしょうか?
取り敢えず、ボルトを4×10mmから4×15mmに交換しました。取り込める石のサイズが制限されますが仕方ありません。

ゴム弁がずっこけています、フランジは異常ありません
ボルト台座を長さ10mmから15mmに交換しました

SD2でもう一度、土砂を浚い直します。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは90cmほどでした。しかし、トラックロープを手繰っていると、ストンとハンドル高さ66cmまで落下しました。先ほど土砂を浚ったため堀クズがトロトロになっているようです。最初はSD2が井戸壁の石にでも引っ掛かっていたのでしょう。

SD2を井戸底に押し込みます。
ところがSD2が、何故か下りません。ハンドル高さ60cmあたりで、砂利が当たってる訳でもないのにハンドルが下りません。SD2の砂収容部が満杯になったのかな?

良く判らないので、全体重をハンドルに掛けて、SD2を押し込みます。その内、ハンドルが下り始めました。うーん、何だったんだろう。後で考えることにして、このまま続行です。
SD2のハンドルをグイグイ押し込んでいると、何時の間にかハンドル高さ37cmまで下っていました。

SD2で土砂を浚い直します
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを挿げています、
ハンドル高さは最初は90cmほどでしたが、
高さ66cmまで落下しました
SD2がハンドル高さ37cmまで下りました、
最深部には7cm足りませんが、
砂利が突っ掛かって下りません

SD2を引上げました。今回は成功です。
SD2の中身は泥水が見えますが、土砂の頂上は3cm下です。100cm以上、掘りクズを取り込んだにしては、土砂の量が少なめです。

SD2を引上げました、今回は成功です、
SD2の中身は泥水が見えますが、
頂上は3cm下です
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。砂利が少なめです。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂利は少なめです

SD2で残りの土砂を浚います。(SD2を降ろす前の撮影は忘れました)

SD2を井戸底に降ろしました。45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えたら高過ぎました。先ほど土砂を浚ったのに、井戸底が浅いままです。ヤマ(井戸壁の崩落)が起きているのか、…。

これではハンドルが高くて回せません。仕方ないので持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました。SD2のハンドル高さは118cmになりました。

ところが、SD2を井戸底に押し込もうとしたら、ハンドル高さ36cmまでストンと落下しました。また井戸壁から飛び出た石に引っ掛かっていたようです。

SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに
挿げ替えましたが、高過ぎました
SD2の持ち手パイプを45cm短尺パイプに戻しました、
ハンドル高さは118cmです
SD2を井戸底に押し込もうとしたら、
ハンドル高さ36cmまで落下しました

SD2をいったん引き上げ、45cm短尺パイプを、90cm短尺パイプに挿げ替えました。時間の無駄です。SD2のハンドル高さは119cmになりました。

SD2を井戸底に押し込みます。
土砂は緩いままです。SD2がグイグイ下っていきます。そして、SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました。連結部が地上にある内に延長します

SD2をいったん引き上げ、
90cm短尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは119cmになりました
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に延長します

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。
更にSD2を井戸底に押し込みます。
そして、SD2がハンドル高さ33cmまで下りました。ハンドル高さ30cmが最深部ですが、後3cmが砂利に突っ掛かって下りません。無理をすると、先端の爪が曲がってしまいます。いったんここで引上げましょう。

SD2に45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです
SD2がハンドル高さ33cmまで下りました、
後3cmが下りません

SD2を30cmほど引き上げると、井戸底で噛んでしまいました。
ハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。しかし2~3cm引上げると、また噛んでしまいます。またハンドルを左右に回して噛んでいる部分を緩めて、複合滑車でSD2を引き上げます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。
途中で45cm短尺パイプを取り外して、ハンドル高さ123cmまで引上げて、やっと抜き取ることができました。100cm近く引き抜くのに、30分以上掛かりました。疲れたー。

SD2を引上げると噛んでしまいました
SD2から45cm短尺パイプを外して、
ハンドル高さ123cmまで引上げて、
やっと抜けました

SD2を引上げました。
SD2の中身は土砂が盛り盛りでした。130cm以上、掘りクズを取り込んだはずなので、掘り過ぎでしたかね。

後述:3/6のトラブルを予見できたはずなのに、気が付いていませんでした。

SD2を引上げました、
SD2の中身は土砂が盛り盛りでした
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚った土砂を笊で篩い分けました。今回は砂利が多量に上がりました。

SD2で浚い揚げた土砂です、今回は砂利が多量に上がりました

SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは108cmです。

SD2を井戸底に押し込みます。
先ほど土砂を浚った箇所ですが、何故か土砂が締まっています。なんだこれ?
締まった土砂ですが、SD2は何とか下っていきます。そして先ほど砂利が噛んだ、ハンドル高さ30cmまで下りました。最深部です。

SD2で残りの土砂を浚います
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプと90cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは108cmです
SD2がハンドル高さ30cmまで下りました、
最深部です

SD2を引上げました。
今回は引上げ時にSD2は噛みませんでした。SD2の中身は土砂が目一杯です。
時間がないので、浚った土砂の始末は明日送りです。

SD2を引上げました、SD2の中身は土砂がいっぱいでした

もう17時半を過ぎています。陽は長くなりましたが、もう暗いです。いつもなら道具を片付けて、引き上げタイミングです。しかし、まだ掘りクズを浚ったのみで、井戸穴の拡張に手を付けていません。このまま、明日に伸ばすと、またヤマで井戸穴が埋まってしまうでしょう。
酒も抜けてきましたので、もう一頑張りします。

径75mmオーガで、55cm分の下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろしました。19本目の180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは145cmです。土砂が浚いきれていません。ハンドル高さ40cmより下が、下穴部分なので、100cm以上の掘りクズが浚い残っています。

うーん、この時間でもう一度、SD2で掘りクズを浚うのは無理です。径75mmオーガでやれる所まで、やってみましょう。続行です。

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。掘りクズは緩く、オーガがグイグイ下っていきます。
そして、ハンドル高さが60cmまで下りました。連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
19本目の180cm定尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは145cmです
径75mmオーガがハンドル高さ60cmまで下りました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します

径75mmオーガに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さはは110cmです。(延長した所の撮影は忘れました)
更に径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。ハンドル高さ85cmからが新たに井戸穴を拡張する部分です。しかし、土層が緩くて気が付かないうちに通過していました。

そして、径75mmオーガのハンドルが高さ38cmまで下りました。砂利層です。オーガが砂利に衝突して回りません。下穴の最深部まで残り8cmですが、体力が尽きました。時間も既に18時半近い。今日はここで撤収です。

径75mmオーガがハンドル高さ38cmまで下りました、
残り8cmが砂利層で下りません

径75mmオーガを20cmほど引上げると、井戸底で噛んでしまいました。まただよー!!
梃子を掛けても上がりません。ぐぬぬ。

径75mmオーガを複合滑車で引き上げられるところまで引き上げ、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。そこで複合滑車で引上げると2~3cm上がります。また、噛んだオーガを左回転(後退)で緩めます。これの繰り返しで少しずつ引上げていきます。

径75mmオーガをハンドル高さ125cmまで引上げると、井戸底に噛む事はなくなりましたが、まだ抜けません。複合滑車で引上げても途中で止まってしまいます。複合滑車のパワーが足りません。その度にオーガを回転させて、緩めていきます。

途中で45cm短尺パイプを取り外して、やっと抜き取ることができました。180cm近く引き抜くのに、30分ほど掛かりました。

径75mmオーガを引上げる途中で噛んでしまいました
径75mmオーガから45cm短尺パイプを外して、
高さ185cmまで持ち上げてやっと抜けました

時間は19時半で真っ暗です。
周囲では動物(イノシシ?)が動き回っています。とっとと、撤収しましょう。


感想と構想


オーガもSD2も井戸底で噛んでしまい苦労しています。たぶん、掘り下げているうちにヤマが起きて、道具の上に井戸壁の土砂が崩落しているのが原因だと思います。

崩落した土砂はグズグズのはずなので、複合滑車にもう少しパワーがあれば、ズルズルと引き上げられたかもしれません。明日は新兵器を試して見ます。


アルバム


2016年3月5日

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