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投稿日 2016年3月25日金曜日

砂利が手強い、井戸穴が拡張できませぬ

本日の記録


作業時間 13:00〜20:00
掘削記録 0cm(深度3,540cm)  20cm分は下穴です。
開始水位 547cm(水深2,958cm)

有給、取ったった。
午前中に私用を片付け、ついでにホームセンターで資材を調達。井戸掘りは午後から出動です。

午前中は晴れていたのに、午後からは曇りです。時たま、小雨がサッーと通り過ぎます。


資材の購入


・リングキャッチ 2個
・W1/2 90mmボルト 1本
複合滑車用です。

・M4×20mmボルト 1袋
砂回収器のゴム弁の修理用です。

・道具収納バッグ
衝動買いしました。(笑)


作業の準備


前回に引き続き、複合滑車(ダブルタイフーン)の調整です。

アイナットと滑車はナスカン(スプリングフック)で接続していました。こちらの耐久荷重は85kgです。非力で話になりません。今まで良く持ったものです。
これを耐久荷重250kgのカラビナ(リングキャッチ)に交換しました。二つで500kgまで耐えられます。

複合滑車のスプリングフックをリングキャッチに交換しました

前回、寸法を間違えた冶具も組み直しました。これでダブルタイフーンの操作も楽になるでしょう。

引上げ用の冶具を90mmのW1/2ボルトで組み直しました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+90cm短尺パイプ=3,600cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは134cmです。前回(3/21)はハンドル高さ105cmで掘りクズの厚さは86cmでした。今日のハンドル高さだと掘りクズの厚さは115cmです。30cm近く厚くなっています。ヤマは崩れ止まっていない?

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
土砂を浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは134cmです

SD2を井戸底に押し込みますが、いきなり突っ掛かりました。石があるようです。
SD2をダブルターフーンで引き上げ、ロープにテンションを掛けながら吊下回転作戦で突破します。
ハンドル高さが113cmまで下がって、突っ掛かりはなくなりました。SD2で石を取り込めたようです。

ここから下はハンドルを回すと粘る感触があります。何だろこれ?
当然、ハンドルは重く、体力を消耗します。

更にハンドルが高さ70cmまで下りました。粘る感触は無くなり、土層の締まりが緩くなりました。SD2がグイグイと下り、ハンドル高さ60cmに達しました。これで70cm分以上の土砂を取り込んだことになります。いったんここで引上げましょう。

SD2を降ろした直後から石に突っ掛かりました、
吊下回転作戦で突破します
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました

SD2を引き上げました。
SD2の中身の土砂は1cm程下です。ほぼ満杯になっています。

SD2を引き上げました、
SD2の中身の土砂は1cm程下です、
ほぼ満杯
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が大盛りです。
4~5cmの小判のような大き目の石がありますが、これが最初に突っ掛かった石ですね。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂利が大盛りです

SD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げて、ハンドル高さは80cmほどでした。ハンドル高さを測る前にロープを始末していると、ハンドルがガクッと下りました。これでハンドル高さは63cmになりました。SD2が井戸壁の石に引っ掛かっていたのか、掘りクズが緩くて、自重だけで取り込めたのかは不明です。

SD2を井戸底に押し込みます。
ハンドル高さが40cmまで下ると、砂利の感触です。突っ掛かるほどではありませんが、ハンドルが重い。チョイ上げ作戦で砂利層を突破します。

そして、SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました。
ハンドルが低すぎます。持ち手パイプの延長が必要です。

SD2で残りの土砂を浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは63cmです
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました

SD2の持ち手パイプを延長するため、いったん引上げました。
ハンドルから手を離すと、ハンドル高さ104cmで止まりました。ハンドル高さ30cmまで土砂を取り込んだはずですが、井戸壁が崩れて井戸底に砂が降り積もっているようです。

再度、SD2を井戸底に押し込み、砂を回収します。
土砂の締まりは緩く、SD2はグイグイと下りますが、ハンドル高さ43cmで突っ掛かりました。ハンドルが低くて力が入らないので、持ち手パイプを延長します。

SD2をいったん引き上げて手を離すと、
ハンドル高さ104cmで止まりました、
ヤマで井戸底に砂が降り積もっているようです
SD2を再度井戸底に捩じ込み、
ハンドル高さ43cmまで下りました

SD2を引き上げ、90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外し、180cm定尺パイプに挿げ替えました。ハンドル高さは117cmになりました。

SD2を三度、井戸底に押し込みます。ハンドルに力を入れて回転させると一気に30cmほど下りました。ハンドル高さを測ると、95cmです。また井戸壁の石にでも引っ掛かっていたのですかね?

ハンドル高さが70cmまで下りました。これで33cm+61cm+25cmで120cm近くの土砂を取り込んだことになります。やりすぎました。当然、後部から零れています。SD2がまた噛んでしまいます。

ダブルタイフーンで慌ててSD2を引上げますが、やはり噛んでしまいました。幸いハンドルを回して緩めると、一度で引上げることができました。

SD2から90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外し、
180cm定尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは117cmになりました
SD2がハンドル高さ70cmまで下りました

SD2を引き上げました。
SD2の中身の土砂は3cm程下です。120cm近い土砂を取り込んだため、山盛りになっていると思いましたが、まだ余裕があります。変なの。

SD2を引き上げました
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。小粒の砂利が大量に揚がりました。

SD2で浚い揚げた土砂です、
砂利は小粒が大量に揚がりました

更にSD2で残りの土砂を浚います。
SD2を井戸底に降ろすと、180cm定尺パイプを挿げて、ハンドル高さは104cmです。中々進みません。

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは中程度です。
ハンドル高さ70cm付近に砂利が固まっていましたが、チョイ上げ作戦で突破しました。
そしてSD2がハンドル高さ50cmまで下りました。径75mmオーガで拡張済みの最深部です。

更にSD2で残りの土砂を浚います
SD2が着底しました、
180cm定尺パイプを挿げて、
ハンドル高さは104cmです
SD2がハンドル高さ50cmまで下がりました

SD2を引き上げました。
SD2の中身の土砂は7cm程下です。掘りクズを50cm分程度しか回収していないので、まだ余裕があります。

SD2を引き上げました、
SD2の中身の土砂は7cm程下です
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が大盛りです。

SD2で浚い揚げた土砂です、豆砂利が大盛りです

やっと掘りクズの始末ができました。径50mmオーガで3/21に穿った35cm分の下穴を拡張します。
径75mmオーガを井戸底に降ろすと、19本目の180cm定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して、ハンドル高さは95cmです。下穴は35cmなので本来のハンドル高さは75cmのはず。掘りクズが20cm分ほど溜まっていますが、これくらいならいけるでしょう。

径75mmオーガを井戸底に捩じ込みます。
掘りクズの20cm分はほぼ砂です。簡単に下っていきます。そしてハンドル高さ77cmから砂利層です。直にハンドルが1回転しなくなりました。井戸壁から石が飛び出して、サイドブレードと衝突しているようです。ハンドルを左右に回してフルパワーを掛けますが突破できません。手強い。

とにかくこの石を突破しないと先に進みません。右回し、左回し、右回し、左回し、・・・。突破できません。

径75mmオーガで下穴を拡張します
径75mmオーガが着底しました、
19本目の180cm定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して、
ハンドル高さは95cmです

ハンドル高さを測ると、高さ70cmより下っています。ハンドル高さ77cm辺りで、壁の石に阻まれましたが、オーガ自体は無理やり下っているようです。でも、相変わらずハンドルは1回転できません。
更にハンドルを左右に回して井戸底を攻めます。右回し、左回し、右回し、左回し、・・・。

径75mmオーガがハンドル高さ65cmまで下りましたが、ここで完全に噛んでしまいました。砂利があるようです。既に18時過ぎです。本日はここまでにします。

径75mmオーガがハンドル高さ65cmまで下りました、
砂利でこれ以上進みません

径75mmオーガを引上げると、ハンドル高さ78cmで噛んでしまいました。ぐぬぬ!!
ダブルタイフーンで引上げて、ハンドルを回転させて緩めれば脱出できるはず。

しかし、井戸壁の石が邪魔をして、ハンドルが回転しません。ハンドルを回転させないと、噛んだオーガを緩めることができないじゃん!! ピーンチ

径75mmオーガを引上げるとハンドル高さ78cmで
噛んでしまいました

先ほど、ハンドルを左右に少しずつ回して掘り下げましたが、今度は逆です。
僅かな範囲でハンドルを回転させ、ダブルタイフーンでフルパワーをかけます。1cmも上がりません。数mmずつ引上げるしかないのか…。とほほ。

いったんハンドル高さ98cmまで引き抜いたら、ハンドルが1回転するようになりました。やれやれ、これで楽になります。と思ったら、ハンドル高さ105cmでまた噛んで、1回転しなくなりました。厳しー!!

ダブルタイフーンの引き上げを続けます。ハンドル高さが119cmを過ぎると、噛んでもハンドルに力を込めれば、1回転できるようになりました。ここからは1回の引上げで数cmずつ上がるようになりました。あと少しのはず。

結局、1時間かけてハンドル高さ180cmまで引上げると、やっと噛んでいたオーガが引き抜けました。疲れたー!!

1時間掛けて噛んだ径75mmオーガを引上げました、
ハンドル高さ180cmでやっと抜けました


感想と構想


ホームセンターのレジ横に並んでいた、道具の収納バックを衝動買いしました。
普段はテロテロになったコンビニ袋に、当日必要な材料や食料を入れて移動していました。格好を気にするほうではないので、コンビニ袋でも良いのですが、重量物のバッテリや割り箸などを入れていると直ぐに破れてしまいます。その内、大事なモノをなくしそう。

今回購入した収納バックは、防水仕様で急な雨でも大丈夫です。口が完全に開くことができるので、中身の確認も簡単です。さすが、職人仕様!!

職人さんの道具の収納バックを購入しました、防水仕様です
収納バックは完全に開くことができます、
何が何処にあるか一目瞭然です


アルバム


2016年3月25日


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