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投稿日 2016年6月26日日曜日

また井戸壁崩落の連続です

本日の記録


作業時間 9:00〜17:30
掘削記録 0cm(深度3,820cm) 
開始水位 577cm(水深3,243cm)

本日は梅雨の晴れ間、午前中は30度近くまで気温が上がりました。暑い!! 
午後からは曇りで過ごし易くなりました。
昨日の掘り下げ作業と、オーガの引き上げ作業で、身体中筋肉痛です。でも頑張ります。

昨日は改造した砂回収器だけで井戸底を掘削しました。35cmだけですが、久しぶりの進捗でした。今日はもう少し掘り下げたいと思いましたが、井戸壁の崩落で実績が上がりません。辛いのう。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×21=3,870cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


作業の準備


昨日、SD2で浚い揚げた土​砂を始末しました。これで大きな石が揚がりました。石のサイズは6.3×4.5×2.8cmです。昨日井戸壁から打ち抜いた石ですね。石の表面は老化していて砂が固着しています。砂利層で団結していた石です。写真の石の下側は表面の砂が剥がれて摩滅しています。井戸掘り道具が接触した痕跡です。

昨日、SD2で浚い揚げた土​砂です、
大きな石が揚がりました
大きな石は6.3×4.5×2.8cmでした、
昨日井戸壁から打ち抜いた石です


掘削の状況


今日の報告は、何時にも増して長いです。(笑)

改造した砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で掘りクズを浚います。

SD2を井戸底に降ろすと​、下りきりません。20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプを挿げ足して​、地上に出ているパイプ高さは155cmです。井戸壁から崩れた土砂が、井戸底に溜まって浅くなっています。これにハンドルを繋いだら、ハンドル高さは200cmを超えます。持ち手パイプの長さを調整して、この土砂を浚い直すとは、げんなりします。
持ち手パイプを抱えて上げ下げしてみました。するとズルズルと下っていきます。SD2が自重で井戸底の土砂を取り込んでいます。そして高さ50cmほど沈下しました。
ハンドルを取り付けると、高さは151cmです。

先端の爪部を交換式に改造した
砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で
掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプを挿げ足して​、
パイプ高さは155cmです
持ち手パイプを上げ下げしたら
高さ50cmほど沈下しました、
ハンドル高さは151cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層は締まっていて、砂利混じりのようです。
ハンドルに力を入れて、砂利を突破します。
次は砂層のようです。ハンドルに力を込めます。ここで急に、ズボッとSD2がハンドル高さ52cmまで1m近く落下しました。井戸底に緩く沈殿した粘土の上に、砂利が降り積もっていたようです。

SD2が下ったのはありがたいですが、150㎝以上の土砂を取り込んだ計算です。これでは、SD2終端の土砂排出孔から土砂が溢れて、噛んでしまいます。ヤバイヤバイ!!

SD2がハンドル高さ52cmまで
1m近く落下しました

複合滑車(ダブルタイフーン)でゆっくりと井戸底からSD2を引上げます。「お願い、噛まないで!!」 
SD2の引き上げが重いです。井戸壁に隙間が無くて粘着しているようです。そして、何とかハンドル高さ170cmまで噛まずに引上げられました。良かったー!!

SD2を地上まで引上げました、SD2の中身は10cmほど下です。
SD2から土砂を排出​しましたが、粘土分が多くてトロトロです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は10cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が少々揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利が少々揚がりました



2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは95cmです。


2回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを
挿げ足して​、ハンドル高さは95cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。ハンドル高さ69cm辺りから砂利の感触がしました。掘り下げた最深部辺りに、砂利がまとまって沈下しているようです。

そして、SD2がハンドル高さ50cmまで下りました。最深部です。ここからは昨日同様、粘土層のようです。土層が粘ります。新たに2cmほど掘り下げ、ハンドル高さは48cmになりました。これで高さ45cm分の土砂を取り込みました。まだ余裕がありますが、これでは大して掘り進められません。いったん引上げて、土砂を排出しましょう。

SD2がハンドル高さ50cmまで下りました

SD2を引き上げると、ハンドル高さ66cmで噛んでしまいました。ぐぬぬ!! まだ余裕があるはずなのに…。

ハンドルを回して噛みを解します。噛みはそれほどきつくなく、ハンドルが回るようになりました。しかし、噛みを解しても複合滑車(ダブルタイフーン)で引き上げられません。
ダブルタイフーンのロープを煽るように上げ下げして、騙し騙し引き上げます。何とか揚がり始めました。ハンドル高さ154cmまで引き上げて、引き抜くことができました。引上げに掛かった時間は10分ちょっとです。軽くて良かった。

SD2を引き上げるとハンドル高さ66cmで
噛んでしまいました
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、
ハンドル高さ154cmまで引き上げて、
引き抜くことができました

SD2を引上げました、SD2の中身は目いっぱいです。
土砂は高さ45cm分しか取り込んでいなかったつもりですが、SD2を降ろした際に、井戸底に溜まっていた土砂を自重で取り込んでいたのですかね?

SD2を引上げました、
SD2の中身は目いっぱいです
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は豆砂利です。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は豆砂利です



3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。

SD2に20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して、井戸底に降ろしました。持ち手パイプが下りきらず地上に1mほど残っています。持ち手パイプをガチャガチャやっていると、一気に50cm以上落下しました。

ハンドルが低くなったので、持ち手パイプを延長しましょう。SD2をいったん引き上げます。渋くてダブルタイフーンでないと引上げられません。
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外し、180㎝定尺パイプに挿げ替えました、ハンドル高さは119cmです。

3回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2に20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを
挿げ足して井戸底に降ろすと下がりが悪い​、
ガチャガチャやっている
と一気に50cm以上落下しました
SD2をいったん引き上げ、
90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外し、
180㎝定尺パイプに挿げ替えました、
ハンドル高さは119cmです

SD2をハンドル高さ111cmまで押し込みました。土層は締まっています。
何かハンドルの回転がぎこちないです。ガッコンガッコンと少々噛んでいる感じです。
待てよ。先ほど50cmほどSD2が落下しましたが、自重で土砂を取り込んだんじゃね?
このままSD2を押し込むと、また終端の土砂排出孔から土砂が溢れて、噛んでしまいます。

落下が井戸壁に引っ掛かっていて落下したのか、土砂を自重で取り込んで下がったのか判別がつきません。少しSD2を引上げてみましょう。


SD2をハンドル高さ111cmまで
押し込みました、
何かハンドルの回転がぎこちないです

SD2を試しに引き上げるとハンドル高さ136cmで噛んでしまいました。ぐぬぬ!!
やはり、井戸底に溜まった土砂を自重で取り込んでいたようです。失敗しました。

ダブルタイフーンで、ロープを煽るように上下させると、ズルズルと上がり始めました。噛みはあまりきつくないようです。ハンドル高さ173cmまで引き上げて、引き抜くことができました。所要時間は5分も掛かりませんでした。早めに気がついて良かった。

SD2を試しに引き上げると
ハンドル高さ136cmで噛んでしまいました
SD2を複合滑車(ダブルタイフーン)で、
ハンドル高さ173cmまで引き上げて、
引き抜くことができました

SD2を引上げました。SD2の中身は1cmほど下です。
SD2から土砂を排出​しました。粘土質でトロトロです。

SD2を引上げました、
SD2の中身は1cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利は僅かです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、砂利は僅かです



4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2に21本目の180cm定尺パイプを挿げて井戸底に降ろすと、土砂が崩れて浅くなっています。持ち手パイプがほぼ一本分、下がりません。

4回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2に21本目の180cm定尺パイプを挿げて
井戸底に降ろすと、
土砂が崩れて浅くなっています、
ほぼ一本分が下がりません

SD2の持ち手パイプを上げ下げしたら、自重で120cm近く下がりました。パイプ頭は高さ60cmになりました。つまり、高さ120cm分の土砂を取り込んでいます。このままだと、また終端の土砂排出孔から土砂が溢れて、噛んでしまいます。

慌てず急いで、噛まないように慎重に引き上げます。手巻きウインチでは重くてSD2は引上げられません。井戸壁とSD2の間に掘りクズが詰まっているのでしょう。ダブルタイフーンで、ゆっくりと引上げます。やはり渋いです。

SD2の持ち手パイプを上げ下げしたら、
120cm近く下がりました、
パイプ頭は高さ60cmです

SD2を引上げました。SD2の中身は1cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は1cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。今回も砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、今回も砂利は少なめです



5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろすと​、また土砂が崩れて浅くなっています。持ち手パイプの頭の高さは106cmです。パイプを上下させましたが、パイプの頭の高さが91cmまで下がった所で限界でした。ハンドルを繋ぎましょう。

21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは144cmです。

5回目、SD2で残りの掘りクズを浚います
SD2が着底しました​、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは144cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。砂利の感触もありません。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ95cmまで下りました。掘削済の最深部です。これで高さ64cm分の土砂を取り込みました。引上げます。

SD2がハンドル高さ95cmまで下りました、
掘削済の最深部です

SD2を引上げました。SD2の中身は1cmほど下です。

SD2を引上げました、
SD2の中身は1cmほど下です
SD2から土砂を排出​しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。今回も砂利は少なめです。

SD2で浚い揚げた土​砂です、今回も砂利は少なめです



6回目、SD2で残りの掘りクズを浚います。SD2を降ろす際の撮影は忘れました。

SD2を井戸底に降ろすと​、21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは150cmです。井戸壁が崩れて、高さ55cm分浅くなりました。これでは何時まで経っても、新たな掘り下げはできません。辛いのう。

SD2が着底しました​、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは150cmです

SD2を井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。砂利の感触もありません。
チョイ上げ作戦でSD2が下っていきます。

SD2がハンドル高さ95cmまで下りました、掘削済の最深部です。これで高さ55cm分の土砂を取り込みました。引上げます。

SD2がハンドル高さ95cmまで下りました、
掘削済の最深部です

SD2を引上げました。SD2の中身は5cmほど下です。SD2を引上げた際の撮影は忘れました。
SD2から土砂を排出​しました。粘土分でトロトロです。

SD2から土砂を排出​しました、トロトロです

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が少し揚がりました。

SD2で浚い揚げた土​砂です、豆砂利が少し揚がりました

時間は17時を過ぎました。昨日の筋肉痛と、今日はSD2を6回も上げ下げして全身疲労です。
明日の本業に差し支えますので、今日はここまでにします。


感想と構想


井戸底の土砂を浚っても浚っても、井戸壁が崩れます。きびしー!!
崩れる土砂のせいで、新たな掘り下げができません。
(2回目にSD2を降ろした際に、辛うじて2cm分を新たに掘り下げましたが、5cm以下なのでノーカンです。)


アルバム


2016年6月26日


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