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投稿日 2016年8月16日火曜日

巨石、引き揚げました

本日の記録


作業時間 11:30〜18:00
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 6cmは下穴です。
開始水位 558cm(水深3,449cm)

本日は曇り、台風7号の影響で風が強いです。

井戸底に巨石が転がっています。作戦は考えてあります。
砂回収器で井戸底の土砂を浚い揚げます。たぶん、2回ほど降ろせばきれいになりでしょう。3回目の投入で、砂回収器が空っぽの状態で巨石を確保する作戦です。これなら、逆止弁の中に巨石を取り込むことができるでしょう。

作業を開始したところ、タイミングよく砂回収器が下がり、1回目の投入で巨石を確保できました。
良か良か!!


作業の準備


前回(8/14)浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂も砂利も少なめです。

前回(8/14)浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、
砂も砂利も少なめです


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
 ・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,025cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します

また事故発生です。保持ロープが切れました。今回も手巻きウインチのハンドルを固定していたため、幸い大事には至りませんでした。良かった!!
8/13に全ての保持ロープを点検したのですが、見落としていました。結び目の外側のロープが擦り切れて、結び目がすっぽ抜けました。

保持ロープを交換して、作業続行です。

また事故発生です、保持ロープが切れました

BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げていますが、高過ぎます。中一日で井戸壁から崩れた土砂で、1m以上も浅くなっています。

45cm短尺パイプを外しました。21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは110cmです。

BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げていますが
高過ぎます
45cm短尺パイプを外しました、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは110cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層のしまりは緩いです。溜まっているので砂だけのようです。BFがグイグイと下っていきます。

そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ここまでの所要時間は20分です。
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

砂収納状況:50cm(+50cm)
残り:130cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層のしまりは中位に変わりました。
ハンドル高さが80cmまで下ると、砂利と当たりました。井戸壁から崩れた砂利がこの地点にまとまって沈下しているようです。

BFがハンドル高さ58cmまで下りました。ここで巨石の感触です。今日で3日目。
前回の救い上げ作戦で、掘りクズの中で横たわっていた洋梨型の巨石は立ち上がったようです。多少、爪部と接触しましたが、ハンドルを回すとBFが下っていきます。ハンドルが回転しますので、巨石自体は爪の内側に取り込めたようです。ここまでは前回(8/14)に経験済みです。

そして、BFがハンドル高さ55cmまで下がりました。
巨石は完全に突破しましたが、これ以上下がりません。前回同様、逆支弁部分に巨石が引っ掛かっているようです。

砂収納状況:100cm(+50cm)
残り:80cm

この時点で砂収容部に高さ50cm分の土砂を取り込んでいます。これが巨石の取り込みを邪魔しているのです。いったん、BFを引上げて土砂を排出すべきなのですが、もう少しやってみましょう。

BFがハンドル高さ55cmまで下がりました、
巨石は完全に突破しましたが、
これ以上下がりません

巨石をBFの砂収容部まで取り込まないと、引上げることはできません。逆支弁部分は砂と巨石で詰まっているはずです。砂に流動性を与えれば、一緒に巨石を取り込めるでしょう。

BFを20cmほど引上げます。掘削面に給水して砂に流動性を高めます。
BFのハンドル高さは70cmになりました。先ほどハンドル高さ55cmまで掘り下げましたが、井戸壁から土砂が崩れて、高さ15cm分だけ浅くなりました。
ここから、BFを井戸底に押し込みます。すると簡単にハンドル高さ51cmまで下りました。イイネ!!
天候が悪化、風が強くなり大粒の雨が降り出しました。ここで止める訳にはいきません。
更にBFを井戸底に押し込むと、BFがハンドル高さ44cmまで下がりました。拡張済の最深部まで残り2cmですが、また下がらなくなりました。

砂収納状況:126cm(+26cm)
残り:54cm

BFがハンドル高さ44cmまで下がりました、
拡張済の最深部まで残り2cmですが、
また下がらなくなりました

もう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは51cmでした。

更にBFを井戸底に押し込みます。
BFがハンドル高さ40cmまで下がりました。深度40m到達です。これで、ハンドル高さ58cmにあった巨石を砂収容部に18cm分まで取り込んでいます。もう一息です。ですが、これ以上下りません。
それに砂利層に再度突入したようです。ハンドルに砂利が噛み合う感触が伝わります。

BFを20cmほど引き上げて降ろすと、
ハンドル高さは51cmでした
BFがハンドル高さ40cmまで下がりました、
深度40m到達です

もう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは45cmでした。
引上げた際の撮影は忘れました。

更に更にBFを井戸底に押し込みます。土層は豆砂利です。チョイ上げ作戦で砂利を引き剥がします。
BFがハンドル高さ39cmまで下がりました。僅か1cmですが、深度40m突破です。これ以上下りません。

BFがハンドル高さ39cmまで下がりました、
深度40m突破です

更にもう一度給水します。BFを20cmほど引き上げて降ろすと、ハンドル高さは42cmでした。

更に更にBFを井戸底に押し込みます。すると途中でハンドルが回らなくなりました。石に突っ掛かっています。一瞬、取り込んだ巨石を取り落としたかと思いましたが、砂利層が強固なようです。

BFがハンドル高さ37cmまで下がりました。これから下は本格的な砂利層です、BFでは無理っぽい。雨も更に強くなってきました。ここまでか、・・・無念!!

またBFを20cmほど引き上げて降ろすと、
ハンドル高さは42cmでした
BFがハンドル高さ37cmまで下がりました、
これから下は砂利層です、
BFでは無理っぽい

BFを引き上げました。BFの中身は37cmほど下です。
逆止弁は完全に閉じています。ここに巨石が引っ掛かっていると思いましたが、取りこぼしたかもしれません。ぐぬぬ!!

BFを引き上げました、
BFの中身は37cmほど下です
逆止弁は完全に閉じています、
巨石が引っ掛かっていると思いましたが、
取りこぼしたかもしれません
BFから土砂を排出しました、水が多いです

BFで浚い揚げた土砂です。やりました!! 巨石を確保していました。
石のサイズは7.5×5.0×4.0の洋梨型でした。過去最大級ではないですが、それなりです。

BFで浚い揚げた土砂です、巨石を確保していました
石のサイズは7.5×5.0×4.0の洋梨型でした、
過去最大級ではないですが、それなりです

台風の低気圧のせいで、体調が良くないです。本日はここまで!!


感想と構想


3日間、手を焼いた井戸底の石をやっと始末できました。BFで引上げた石は、横倒しではBFに取り込めないサイズです。縦にしても逆止弁をギリギリ通過できるサイズでした。

横倒しではBFに取り込めないサイズです
縦にしても逆止弁をギリギリ通過できるサイズでした


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2016年8月16日

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