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投稿日 2016年2月27日土曜日

クー、15cmしか掘り下げられません

本日の記録


作業時間 10:00〜18:00
掘削記録 15cm(深度3,470cm)  20cm分は下穴です。
開始水位 560cm(水深2,895cm) 

本日は晴れ、風も無く井戸掘り好日ですが、気温はあまり上がりません。寒みー。

本日こそ、深度35mを突破したい。目標まで残り45cmです。
でも、ちょっと体調が芳しくなく、出動が遅れました。宿酔いではないです。(笑)


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×19+45cm短尺パイプ=3,555cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm
・砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)


掘削の状況


先ずは道具の修理です。先週ずっこけた砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)のゴム弁です。
ゴム板とアルミ板のフランジをSUS針金で結束していましたが、取り込んだ土砂の重量でゴム板が引き摺り出されています。もっとしっかり圧着しないとダメです。そこで、フランジの穴をドリルで拡張して、4×15mmのボルトで締め付けました。本体のSTK鋼管との接続には、ボルトどおしをSUS針金で結束しました。更にフランジに穴を開けて、SUS針金を通してボルトにSUS針金で結束しました。

本当はゴム弁を締め付けるボルトを長くして、台座のボルトと直接結束するつもりでした。しかし、ストックのボルトは長さ15mmまでしかありません。仕方がないので、ワイヤリングで結束しましたが、これだとフランジがSTK鋼管に密着しません。そこで、急遽、ドリルでフランジに穴を開けて、追加でボルトと結束しました。

試行錯誤を繰り返したため、修理だけて1時間半も掛かってしまいました。

砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)の
ゴム弁とフランジを修理しました

もう一点、道具の見直しです。ねじなし電線管を引き上げるワイヤーの位置が低すぎるかもしれません。現在はオーガを接続して高さ90cm位置ですので、今のように土砂が井戸底に溜まると、この部分まで掘りクズの中に突入してしまいます。
アンテナステイを高さ120cm位置に引上げました。

ねじなし電線管を引き上げるワイヤーの位置が
低すぎるかもしれません、
修正前はオーガを接続して高さ90cmです
ねじなし電線管を引き上げるワイヤーの位置を
高さ120cm位置に補正しました

道具の修理と調整が終了しました。井戸底の掘りクズを、砂回収器:スクリュードライバー2号(SD2)で浚います。
SD2を井戸底に降ろしました。45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは133cmです。前回(2/21)は90cm短尺パイプを挿げてハンドル高さ30cmまで掘り下げたはずです。つまり、高さ150cm近く掘りクズが溜まっています。

SD2を井戸底に押し込みます。
結構、土砂が締まっています。所々で砂利の感触がして、SD2が井戸底に突っ掛かりますが、ハンドルを引き上げて「ちょい上げ作戦」で突破します。

SD2がハンドル高さ30cmまで下りました。これで高さ100cm以上の掘りクズを取り込んだことになります。SD2は土砂で満杯のはずです。

SD2で沈殿した掘りクズを浚います
SD2が着底しました、
45cm短尺パイプを挿げてハンドル高さは133cmです。
前回(2/21)掘り下げた深度に対して
高さ150cm近く掘りクズが溜まっています
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました、
高さ100cm以上の掘りクズを取り込んでいます

SD2を引き上げます。
SD2に取り込んだ土砂の頂上は3cmほど下です。ほぼ満杯ですが、高さ100cm分の土砂を取り込んだはずなのに少な目な気がします。少なくとも満杯、本当なら土砂が山盛りのはずなのですが…。

SD2が帰還しました、
SD2の中身の土砂の頂上は3cmほど下です、
ほぼ満杯ですが、高さ100cm分の土砂を
取り込んだはずなのに少な目な気がします
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。砂利が超少なめです。SD2で掘り下げているときは、砂利の感触がしたのですが、これだけなの?
何か変です。

SD2で浚い揚げた土砂です、砂利が超少なめです

SD2で残りの掘りクズを浚います。
SD2を井戸底に降ろしました。持ち手パイプの45cm短尺パイプを90cm短尺パイプに挿げ替えて、ハンドル高さは100cmです。

SD2を井戸底に押し込みます。今回も所々で砂利の感触がしますが、途中から土層が緩くなりました。
SD2を更に押し込み、ハンドル高さが30cmになりました。ギックリ腰の危険ゾーンです。

SD2で残った堀クズを浚います
SD2が着底しました、
90cm短尺パイプに挿げ替えハンドル高さ100cmです
SD2がハンドル高さ30cmまで下がりました

ハンドルが低過ぎます。いったん、SD2を引き上げて、45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは111cmです。

再び、SD2を井戸底に押し込みます。そして、ハンドル高さが75cmまで下りました。ここまでは前回(2/21)で掘り下げ済みです。
ここからは新たにSD2で掘り下げる事になります。土層は固く、ハンドルの回転が重くなり、井戸底に突っ掛かかります。「ちょい上げ作戦」で突破です。

SD2がハンドル高さ65cmまで下りました。残り5cmですが、ここで井戸底に噛んでしまいました。複合滑車に体重を掛けて、いったん引き抜きます。井戸底に石があるようです。ハンドルを右回し(前進)、左回し(後退)を繰り返す事で、石を突破できました。石を突破した所で、SD2がハンドル高さ60cmまで下りました。前回(2/21)、径75mmオーガで井戸穴を拡張した最深部まで下りました。

SD2をいったん引き上げて、
45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは111cmです
SD2がハンドル高さ75cmまで下がりました、
前回(2/21)に掘り下げた位置です、
ここから土層が固くなりました
SD2がハンドル高さ60cmまで下がりました、
井戸穴を拡張した最深部まで下がりました

SD2を引き上げます。
SD2に取り込んだ土砂は、今回は満杯です。
今回、取り込んだのは高さ85cm分の土砂です。先程よりは少なかったのですが…。良く判らん。

SD2が帰還しました、
泥水が見えますが、SD2には
ぎりぎりまで土砂が詰まっていました
SD2から土砂を排出しました

SD2で浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。今回は砂利が多めです。井戸壁が崩落して、重い砂利が先に沈下した感じでしょうか。

SD2で浚い揚げた土砂です、
今回は砂利が多量に上がりました

掘りクズは始末できました。ここから新たな掘削です。現在の深度は35.5mです。前回(2/21)、径50mmと径75mmオーガで掘り下げた感触では、ここから下は砂利層のようでした。砂利層なら、砂利突破器:径25mmオーガに換装が必要です。
径25mmオーガなら砂利層をバキバキ突破できます。しかし、ブレードが無いので、砂層にはめっちゃ弱い。砂層に径25mmオーガを降ろすと、ワンペナルティです。

SD2で掘り下げた感触や、浚い上げた土砂を見ると、完全な砂利層では無いようです。前回はたまたま、ブレードに砂利が連続で当ったけど、「砂利混じり砂層」なのではないかと思います。思案のしどころです。

えい、径50mmオーガで新たに下穴を穿ちましょう。勝負勝負!!
径50mmオーガを井戸底に降ろすと、ハンドル高さは100cmです。19本目の180cm定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足してあります。掘りクズの残りは15cmです。先程、SD2で掘りクズを浚いましたが、その後にヤマ(井戸壁の崩落)は起きていません。良かった!!

径50mmオーガを井戸底に捩じ込みます。新たな掘削です。井戸掘りは楽しいなっと!!

ハンドル高さ85cmまでは掘りクズです。グイグイ下がります。
そして、径50mmオーガがハンドル高さ85cmまで下りました。前回、砂利と衝突した位置です。ここから先はまだ土砂を浚っていません。ハンドルに伝わる感触から、確かに砂利があります。ですが、前回と違い、オーガの上に堆積した掘りクズは除去してありますので、ハンドルの回転に問題はありません。フルパワーを掛けて砂利層を突破できました。ここから下は砂層です。

土層の締りが緩くなりました。径25mmオーガを投入しなくて正解でした。井戸掘りって楽しいなっと!!

径50mmオーガで下穴を穿ちます
径50mmオーガが着底しました、
ハンドル高さは100cmです

ハンドル高さが65cmまで下りました。何か回転が渋いと言うか、粘って重い。この感触は、井戸底の土層にオーガがめり込んで、水分が足らない状態です。掘削した土砂が切り取れていないのだと思います。

いったんオーガを引上げて、掘削中の部分に水を流し込めばOKなはず。
オーガのハンドルを持ち上げますが、上がりません。複合滑車も無理。そこで梃子で「ギコギコ作戦」を敢行します。ところが、10cmほどハンドルが上がると、ガッチリ噛んでしまいました。ハンドルも回転しません。なんだこりゃ?

径50mmオーガがハンドル高さ65cmまで
下がりましたが、回転が渋いです、
いったん梃子で引き上げます

噛んでしまったオーガのハンドルをフルパワーで左右に回して脱出を試みますがダメです。複合滑車で引き上げているロープを少し緩めて、ハンドルを回転させると、ゴリゴリした感触と共にハンドルが回り始めました。どうやら、径50mmの下穴の中で、穴掘りクズの大き目の石が、オーガに絡み付いているようです。深度34.5m辺りの砂利層を突破しましたが、その部分の石だと思います。

オーガの回転が緩くなったので、梃子で「ギコギコ作戦」を繰り返します。しかし、5cmも上がらず、またガッチリ噛んでしまいました。ロープを緩めてハンドルを回して、絡み付いている石を動かします。そして、梃子を掛けるも5cmしか上がりません。ぐぬぬ。

絡み付いている石を取り除けません。5cmずつハンドルを引上げて、ハンドル高さが130cmまで上がりました。ここは深度34m5cm位置で、井戸穴は径75mmオーガで拡張済みです。オーガに絡み付いている石も外れるはずですが状態に変化はありません。ここでも径50mmオーガが噛むということは、サイドブレードに石が挟まっているのかもしれません。

更に梃子で「ギコギコ作戦」を5cmずつ繰り返します。ハンドルが高くなったので、90cm短尺パイプを45cm短尺パイプに挿げ替えました。
そして、ハンドル高さ101cmでやっと抜けました。最深部はハンドル高さ65cmですから、84cm分噛み続けた訳です。引き抜くのに1時間半近く掛かりました。

このまま掘り下げてても良いのですが、また大きめの石を井戸底に押し込む可能性があります。いったん、オーガを引き抜いて、SD2で石を取り除きましょう。
15cmしか掘り下げていませんが、仕方ありません。急がば回れ。

径50mmオーガをハンドル高さ130cmまで
引き上げましたが、まだ噛んでいます、
掘りクズなのにおかしい

径50mmオーガが帰還しました。サイドブレードに石は挟まっていません。

径50mmオーガが帰還しました、
石は挟まっていません

もう17時過ぎです。径50mmオーガを引き抜くのに、体力を完全に消耗しました。
今日は早仕舞いです。やれやれ。


感想と構想


結局、深さ15cm分しか、掘り進められませんでした。努力が成果に結び付かず辛い。(泣)

井戸底を掘り進めるにしても、最初に溜まった150cm以上の土砂を始末するだけで、体力と気力の大半を消費してしまいます。井戸穴が深くなる事で、道具が重くなったためです。また、持ち手パイプの連結部が増えて、ボルトの締め付け回数が増えた事も、影響しています。

それでも、グイグイ掘り進められたら、気分も違うのですが、今日みたいな日は、凹みます。

まー、それでも明日があるさ。


アルバム


2016年2月27日

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