本日の記録
作業時間 9:00〜18:00
掘削記録 40cm(深度1,160cm)
開始水位 540cm(水深580cm)
作業の準備
径50mmのオーガが届きました。開封したら、サイドブレードが付いています。写真と違うやん!!
溶接の箇所も少なく、華奢な感じです。大丈夫かな?
径50mmのオーガが届きました |
道具と材料
・オーガ本体+エクステンション×2+延長パイプ×5=1,192cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×6=1,360cm
・ブルポイント型アースクラッシャー
掘削の状況
径50mmのオーガを投入しました。実力を見てみましょう。
土層が固いので、グイグイ掘削するとはいきませんでしたが、1時間頑張って50cm以上も掘り進めることができました。ハンドルに体重を掛けて、45度ほど左右に回転させてオーガを井戸底に食い込ませる。その後、フルパワーで右回転させて掘り進める手順です。ハンドルが下がったら、ハンドルの上に腰を下ろしてクイック、クイック。
粗砂層だとは思いますが、度々砂利と衝突して、ガリガリとオーガが悲鳴をあげます。そして、写真の位置で大きめの石に衝突したようで、びくとも動かなくなりました。限界です。
径50mmオーガ、初投入 |
ハンドルの高さは腰ぐらいです |
50cm以上、沈みました |
径50mmのオーガを引き上げました。ぱっと見はサイドブレードが若干歪んだのみで無事のようです。しかし、良く見るとブレードの先端が曲がっています。あちゃー。
径50mmオーガ、無事帰還? |
ブレードの刃先がペロッと曲がっています |
次は径75mmのオーガで井戸穴を拡張します。
が、オーガが回転しません。下穴にオーガが食い込み、抵抗が大きくなっている上に石があるようです。ここはハンドルに体重を掛けずに騙し騙しオーガを回転させます。そしてやっと、径50mmのオーガの掘削位置のちょい上まで下がりました。しかしここで回転が止まりました。大きな石と衝突したか、砕いた砂利が詰っているのでしょうか。いったん井戸掘り器で井戸底を浚ってみましょう。
穴拡大のため、径75mmオーガ投入 |
この位置でやはり石に衝突しました |
ここでお昼です。しばし休憩。
休憩後、ポンプ式井戸掘り器で浚ってみますが、さっぱり土砂があがりません。50cmも掘削していますので、どっさり土砂が揚がるはずですが、…。休憩の間に解した土砂が沈殿して再度固まってしまったのでしょうか?
オーガ掘削後、一回目の井戸底浚い、 土砂が揚がりません |
オーガ掘削後二回目、粗砂と砂利 |
それでは、突き棒2号で井戸底を解してみましょう。
やっと粗砂が揚がってきました。二度手間です。
突き棒2号で井戸底を解してみます |
突き棒後二回目、粗砂が大量です |
ここで、径75mmのオーガを再度投入しました。砕いた砂利が詰ってオーガの回転を邪魔しているのなら、井戸浚いで解消したはずです。
でもダメでした!! 同じ位置でオーガの回転が止まりました。
では、ブルポイント型アースクラッシャーの投入です。滑車を使ってドッスンドッスン打ち込みました。
ポンプ式井戸掘り器で浚うと、まずは粗砂、そして砕けた砂利が揚がりました。
ブルポイント型アースクラッシャー投入 |
アースクラッシャー投入後四回目、 やっと砂利が揚りました |
感想と構想
径50mmのオーガは使えます。一日で40cmの掘削量は久しぶりです。砂利層を抜けて掘り易くなった訳ではありません。砂利もしっかり揚がってきました。
左が本日掘り揚げた砂利、右は前回分です |
50mmのオーガで下穴を開ける→75mmのオーガで拡張する→砂利層はブルポイントで崩す→大きな石はチゼルで粉砕する。ゴールデンパターンの完成です。
10m以上の地下、そしてN値50超えの団結した「砂利混じり粗砂層」を掘り進める方法が整いました。
ちょっと気になるのはブルポイントです。時々、井戸底に刺さって抜けなくなりました。回収不能にはなりませんよね?
アルバム
2015年3月14日 |